こんにちは、武藤です。

「ブログが書けない!」と悩む人は多いです。
僕は、今まで200人以上からブログに関する相談を受けてきました。
すると、一言で「ブログが書けない」といっても、それにはさまざまな要因があることが分かりました。
この記事では、ブログが書けない原因と、具体的な対処法をお話しします。
もくじ
文章を書くのが苦手でブログが書けない
ブログが書けないパターンとして、とにかく筆が進まないということがあります。ここからは、その解決策を紹介していきます。
記事作成を2つのステップに分ける
ブログは、多くのことを考えるほど書けなくなります。これは、僕も同じでした。
例えば、「この説明では分かりにくいのではないか」「この接続詞の使い方はおかしいのではないか」などと考えていました。
そして、そのたびに手が止まっていました。
これを解決する方法は、記事作成を2つのステップに分けることです。
具体的には、「文章を書く」「修正する」という2つのステップに分けることです。
雑に全体を完成させる
まずは、とにかく文章を書きます。このとき、
・文法や接続詞の使い方
・文章の読みやすさ
・説明の分かりやすさ
などは、徹底的に無視をするようにします。
とにかく、手を動かすことだけを考えてください。そして、雑に全体を完成させるようにします。
書き上げたものを修正する
その後に、修正を試みていきます。
雑誌の編集者は、ライターが書いた文章を添削します。あなたも、編集者になったつもりで、自分の文章を添削していくのです。
ただ、修正をする際、どのような点に注意すべきか分からないと思います。
そこで、以下の記事で文章のポイントを解説しました。ぜひ、活用してみてください。
書けない人はブログを書く順番を工夫する
突然ですが、学校のテストを考えます。高得点を取るためには、どのような順番で問題を解いていけば良いでしょうか?
答えは、「解ける問題から解く」です。
多くの人は、設問1から順番に回答しようとします。しかし、テストの問題は、簡単なものから並んでいるわけではありません。
最初の方に難しい問題があった場合、そこに時間を取られてしまいます。
そして、後半に簡単な問題があったとしても、回答できずに終わってしまいます。
ブログ記事を書くときも、これと全く同じです。
多くの人は、上から下まで順番に書こうとします。
図にすると、次のような感じです。
これだと、序盤で行き詰まってしまった場合、そこで筆が止まってしまいます。
そうではなく、「書ける部分から書く」ということを意識してください。
例えば、いきなり文章の終わりに来る「まとめ」から書き始めても良いのです。
このように、書けるところから書いていきます。すると、いつの間にか記事が完成へと近づきます。
文章が書けないなら声を使う
文章を書くのが苦手な人は多いです。それでも、会話で用件を伝えることはできますよね。
そうであれば、黙って文章を書くのをやめてみてください。
そして、記事で伝えたいことを、声に出して話してみてください。
そして、それを文字に起こしていくようにします。このように、声を出すことで、筆が進むようになります。
焦りを感じてブログが書けない
ブログの記事が書けないと、焦りを感じてしまう人は多いです。
その焦りから、さらに記事が書けない状態になります。僕も、これを経験したことがあります。
ただ、あなたに知ってほしいことがあります。
それは、「過去の努力は無駄にならない」ということです。
ブログというと、毎日更新し続けなければいけないと考える人が多いです。
そのような考え方だと、「また今日も更新できなかった」という焦りが生じてしまいます。
しかし、実際には毎日更新する必要はありません。
過去に書いた記事は、ずっとそこに残り続けます。そして、何年経ってもアクセスを集め続けます。
例えば、僕は音楽関係のブログを運営しています。
今ではほとんど更新していませんが、数年前に書いた記事が未だにアクセスを集め続けてくれます。
以下の図は、僕のブログのアクセス推移です。更新を止めても、アクセスは右肩上がりになっていることが分かります。
また、月130万円以上の利益を、安定してもたらしてくれています。
このため、ブログが書けないからといって、焦る必要はありません。
更新が滞っても、今までに書いた記事が無駄になることはないからです。
反応が気になってブログが書けない
ブログを書けない人には、他人の目を気にしている人も多いです。
自分のブログはどのような反応をされるのだろうか。誰かに批判をされてしまうことはないだろうか。
ここからは、そのような感情への対処法を紹介します。
始めたばかりのブログは誰も見ていない
ブログを書くことを、超満員のステージに立つことのように考えている人は多いです。
しかし、実際にはそうではありません。ブログを書き始めたばかりの頃は、ほとんど誰からも見られることはありません。
僕も、今ではブログを基盤にして生計を立てています。しかし、そのブログも開始してから半年はアクセスがゼロでした。
まとまったアクセスが集まるのは、どんなに早くても半年後になります。
しかし、初心者はそんなことを知りません。このため、たくさんの人に見られることを恐れます。
しかし、「誰も見ていないんだ」と考えれば、気が楽になるはずです。ぜひ、このことを頭に入れておいてください。
知人の目が気になる場合の対処法
ブログを書けない人には、知り合いの反応を恐れている人も多いです。
このような記事を書いて、家族にどう思われるか。友達にどう思われるか。
このようなことを考えていると、ブログが書けないのも無理はありません。
もし知人の目が気になるなら、匿名で書くようにしてください。
こうすれば、知人にブログを発見される確率はほとんど無くなります。
年齢や学歴など、個人を特定できるような情報を書かないようにすれば、ほぼ100%安全になります。
なお、ブログを匿名で書くことのメリット・デメリットについては、以下の記事で解説をしています。
完璧主義に陥ってブログが書けない
ブログを書いていると、「このような記事で読まれるだろうか」と心配になることはありますよね。
特に、ブログを始めたばかりの頃は、誰かに読まれた経験がありません。よって、自信を持てないのは当然です。
ブログは投稿しても完成ではない
例えば、あなたがコンクールに作文を応募するとします。
このとき、必ず作品を完成させてから提出しなければなりません。
提出した後に、「あの部分はもっとこうするべきだった」と後悔したとします。
それでも、提出した作文を後から修正することはできません。
ブログを投稿するのも、これと同じように考えている人が多いです。
しかし、実際には違います。投稿した記事は、後からいくらでも修正をすることができます。
さらに、修正をして内容を改善することで、記事のアクセスが伸びます。
内容を向上させると、あなたのブログが検索結果の目立つところに表示されやすくなります。
この結果、より多くの人があなたのブログを見つけてくれます。そして、記事のアクセスはさらに伸びていきます。
投稿しないことこそが唯一の失敗
率直に言うと、初心者の記事はレベルが低いです。文章は読みにくく、説明も分かりにくいことが多いです。
これは、過去の僕も同じでした。数年前に書いた記事を読み返すと、恥ずかしくなることばかりです。
ただ、レベルの低い記事でも、100人が読んだら1人は良いと思ってくれる可能性は十分にあります。
逆に、完璧を求めるあまり、記事を投稿しなければどうでしょうか。
記事を投稿しなければ、誰からも読んでもらうことができません。すなわち、良いと思ってくれる人は0人です。
つまり、完璧を求めて投稿をしないことで、レベルの低い記事を投稿するよりも悪い結果が生まれるのです。
レベルの低い記事を投稿することが失敗なのではありません。それを恐れるあまり、投稿をしないことが失敗なのです。
ブログで早く成果を出す人の共通点
僕は、今まで200人以上のブログをアドバイスしてきました。そして、アクセスや収入を得るのが早い人の共通点を発見しました。
それは、記事に完璧を求めない人です。書きかけや、納得が行かない記事もどんどん投稿していく人です。
そのような記事でも、評価してくれる人はゼロではありません。だからこそ、結果が出るのも早いです。
逆に、完璧を求めて投稿が遅い人ほど、成果が出るのも遅くなります。
完成度は、あなたの理想の5割ほどで構いません。早く成果を出したいなら、どんどん投稿を進めていってください。
ネタを見つけてから時間が経過しすぎている
ブログの書きやすさを大きく左右するのは、ネタを見つけてから書くまでの時間です。
これが、すぐであればあるほど、ブログは書きやすくなります。逆に、時間が経過するほど、書きにくくなります。
例えば、あなたが「婚活」をテーマにしたブログを書いているとします。そして、デートの体験記を投稿する場合を考えます。
このとき、デートをした直後が最もブログを書きやすいです。なぜなら、記憶が鮮明だからです。
帰り道にブログを書き始め、その日のうちに書き上げるくらいが理想的です。
しかし、このデートのことを半年後に書く場合はどうでしょうか。
「相手はどんな人だっけ?」「どこでデートしたんだっけ?」と、記憶が曖昧になってしまいます。思い出せないこともたくさんあります。
よって、ブログが書けない状態になりやすいです。
このようなことを避けるためにも、ネタを見つけたらすぐに書く癖をつけてください。
偉そうに言っていますが、僕はかなり怠け者です。以前はネタを見つけても、「今度書けばいいや」と後回しにすることが多かったです。
しかし、ネタを見つけてから書くまでの時間が長いほど、ブログを書けなくなりました。そして、後回しにしたことを何度も後悔しました。
あなたは、僕と同じような失敗を犯さないでくださいね。
ネタが見つからなくてブログが書けない
ブログを書けないパターンとしては、「ネタが見つからない」というケースが多いです。
ブログでビジネスをしようとする場合、ネタがないなら探すという姿勢が大切です。
例えば、あなたが寿司屋を経営しているとします。このとき、「今日は出せるネタ(食材)がありません」とは言いませんよね。
ネタがないなら、仕入れなければいけません。仕事である以上、当たり前です。
ただ、このように言うと「どのようにネタを探せば良いか分からない」と感じる人は多いと思います。
その方法は、以下の記事で紹介しています。
モチベーションが上がらずブログが書けない
ブログを書くとき、モチベーションが上がらない人は多いですよね。
もちろん、「文章を書くのが楽しくてたまらない!」という人は問題ありません。
しかし、多くの人はそうではありません。
ブログのモチベーションを維持する方法については、以下の記事で解説しています。
→ブログのモチベーション・やる気を維持して300記事書いた方法
三日坊主になってブログが書けない
ブログを書けない人の多くは、「続かない」という悩みを持っています。
この問題にも、僕はずっと悩んできました。この解決策は、ブログを習慣化することです。
例えば、歯を磨くのは決して楽しい作業ではないですよね。
それにも関わらず、多くの人は毎日それを行います。しかも、歯を磨かないことが不快に思えてきます。
僕も、歯を磨くのと全く同じ感覚でブログを書き続けています。
ブログを習慣化する方法については、以下の記事で紹介しています。
何から書けば良いか分からないから書けない
ブログが書けない人のパターンとして、「何から書き始めれば良いのか分からない」という人は多いです。
この解決策は、読みやすいブログに共通する文章の構成を頭に入れることです。
僕は今まで、自分が読みやすいと思うブログをいくつも研究してきました。
あるとき、それらのほとんどが、ある共通する文章の構成に基づいていることに気づいたのです。
これを理解すれば、「まずはこれを書いて、次にこれを書いて・・・」というようにスムーズに書けるようになります。
ブログの文章構成については、以下の記事で紹介をしています。
ブログが書けない原因と解決法:まとめ
ここまで、ブログが書けない原因と、悩みに対する解決法を紹介してきました。
行き詰まったときは、ぜひこの記事を読み返してみてください。
そして、そこに書かれた解決策を、1つずつ試してみてください。
これにより、あなたは少しずつブログを書けない悩みから解放されていきます。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
あなたのブログを応援しています!