ブログのネタ切れを防ぐ!300記事以上書いたネタの探し方

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こんにちは、武藤です。

tccfmswt

ブログのネタ切れに悩む人は多い。ネタ探しに苦労する人も多い。

僕も2013年にブログを始めて、軽く300を超える記事を書いてきた。

その間、「もうネタ切れだ…」と思ったことが何度もあった。だが、さまざまな方法を試して、何とか今日まで記事を書き続けることができた。

この記事では、僕が今まで培ってきた、ブログのネタを探す方法を解説していく。

ちなみに、僕は何年もブログを元に生計を立てているので、記事の内容は信頼してくださいね!

記事の内容を動画でも話しました。中央の再生ボタンを押してご覧ください。

書いても絶対に読まれないブログネタとは

ブログのネタを考えるとき、たくさんの人が陥る落とし穴がある。それは、「ブログに日記を書いてしまうこと」である。

・子どもと公園で遊びました

・今朝はパンケーキを食べました

・両親の結婚記念日をお祝いしました

このような日記を書き続けていても、永久にアクセスは集まらない。

もちろん、親しい友達の何人かが読んでくれるかもしれない。しかし、そこから読者が広がっていくことは全く期待できない。

なぜなら、人間は自分が知らない人の行動に興味がないからだ。

あなたは毎朝、通勤や通学の途中に色々な人とすれ違うと思う。

でも、その人が「今朝何を食べたか」に興味はあるだろうか?あるいは、「いまどこにいるか」に興味はあるだろうか?

絶対にないし、考えたことすらないはずだ。

無名の人間がブログに日記を書き連ねても、一切読まれない理由もここにある。

ちなみに、芸能人は例外である。ブログに日記を書いてもファンが読んでくれるため、大量にアクセスが集まる。

しかし、一般人である僕らが同じことをしても全く読まれないので要注意。

無名な人が読んでもらうためのブログネタとは

無名な人でも、ブログを読んでもらう方法は1つしかない。

それは、読者に得をさせることだ。

この答えは、あなた自身の経験を振り返るとよく分かる。

あなたは、知らない人の書いたブログを読むことはあるだろうか?そして、それはどんなときだろうか?

例えば、いまあなたは見ず知らずの人間である僕の記事を読んでいる。なぜあなたは、そんなことをしているのだろうか?

それは、「ブログのネタ選びに参考になりそうだから」である。

つまり、読むことで自分が得するから。

そう、これが答えだ。

ブログを誰かに読んでもらいたいなら、この逆をやればいい。つまり、読者が得をするようなネタをたくさん書けばいいのだ。

これができれば、無名の人間でも人気のブログを作り上げることができる。

読者にとって有益なブログネタの2タイプ

じゃあ、どんなネタを書けば、読者を得させることができるのだろうか。これには、主に2つのタイプが存在する。

知識や経験を伝える

誰しも、インターネットで知りたいことを検索する。

例えば、ブログのネタ選びに困ったら「ブログ ネタ」などと検索する。新宿で夜景が綺麗なバーを探すなら、「新宿 バー 夜景」などと検索する。

そして、検索に表示される記事を読む。そこで、自分にはない知識や経験を持つ人から情報を得る。

ということは、あなたが知識や経験をネタにブログを書けば、それを求める人から読んでもらえるということ。

主張や感想を述べる

ある題材を決めて、それに関する主張や感想をブログのネタにする。

例えば、ある映画をブログのネタにするとする。この場合、「この部分が面白かった」「この配役は合っていない」などと感想を書くことができる。

映画以外にも、書籍、音楽、旅館、政治、お菓子、スポーツ、レストランなど、対象にできるものはたくさんある。

ニュースのコメント欄や、「食べログ」や「Amazon」のレビューが読まれるのも、

「自分が関心のあるものごとについて、他の人はどう思っているのか」

これが気になる人が多いからに他ならない。

よって、あなたが自分の主張や感想をネタにすれば、多くの人から読んでもらえる。

ブログのネタは絶対に自分の中から探すべき理由

初心者がブログのネタを探す上で、絶対に守るべきことがある。それは、「自分の中からネタを探すこと」だ。

ブログのネタがないとき、多くの人はネタを外から仕入れようとする。例えば、ネタを作るために本を読む。旅行する。映画を観に行く。など。

だが、こういうことはやめた方がいい。そうではなく、ネタは自分の頭の中から探すべきだ。

今までの人生で、得てきた過去の知識や経験。あるいは、普段考えていること。絶対にこれらをネタにすべきだ。

なぜなら、ネタを外から仕入れようとすると、余計に時間とお金を消費する羽目になるから。

ただでさえ、ブログで収入を得られるようになるには時間がかかる。それなのに、さらに時間をかけてネタを仕入れている場合ではない。

僕は今まで、300を超える記事を書いてきた。だが、ブログのネタを仕入れるためだけに、わざわざ新しい行動を起こしたことは一度もない

そもそも、あなたはすでに何年も生きてきている。それなのに、他人に伝えられるようなネタがないというのは、絶対にあり得ないことだ。

だが、こう言われても「自分にはネタがない」と思う人は多いだろう。

それは、自分の中に眠っているネタに気づいていないだけだ。ここからは、自分の中からネタを探していく方法を解説する。

この記事を読み終わる頃には、「自分、意外とネタあるじゃん!」と思えるようになるはずだ。

自分にはネタとなる知識や経験がないと思う人へ

「ブログのネタは自分の中から探しましょう」と言うと、必ず返ってくる言葉がある。

それは、「自分には他人に伝えられるような知識や経験がありません」という言葉だ。

僕もブログを始めたばかりの頃、同じことを考えていた。なので、この気持ちはよく分かる。

あなたにとっての当たり前は、他の人にとっての当たり前ではない

そんな人に、僕が伝えたいことは

「あなたにとって当たり前の知識や経験は、他の人にとっては当たり前ではない」

ということ。

例えば、僕が運営する音楽系サイトの人気記事に、「ライブハウスに出演する方法」というものがある。

だが、ライブハウスに出演する方法など、僕のようにバンドをやっていた人間からすると当たり前の知識だ。

僕も記事を書いた時は、「こんな当たり前のネタが読まれるんだろうか?」と疑っていた。

だが、今ではこれからライブハウスに出たいというバンドマンから、大量のアクセスを集めている。

さらに、「すごく分かりやすかったです!」と感謝のメールまで頂くことがある。

少しイメージが湧いてきただろうか?

現在のあなたが当たり前のように持っている知識や経験も、生まれたときは1つも知らなかったはずだ。それどころか、つい数年前には知らなかったこともたくさんあるはずだ。

過去のあなたと同じように、現在のあなたが持っている知識を必要としている人はたくさんいる。

その人たちのために、あなたが当たり前に持っている知識や経験をネタにしよう。すると、それが当たり前ではない人たちが読んでくれる。

世の中には未経験者と初心者が1番多い

例えば、あなたが趣味でギターをやっているとしよう。そして、ギターについてのブログを書くとしよう。

だがこのとき、多くの人は

「自分はプロのギタリストでもないし、他人に教えられることなんてない」

と考えてしまう。

しかし、この考え方は大間違いだ。あなたがどんな発信をする場合でも、必ず覚えておくべきことがある。

それは、「世の中には未経験者が1番多い」ということだ。

ギターに関する記事を書けば、ギターに興味がある人たちが読者になる。それでは、世の中に多いのは、次のうちどのような層の人だろうか?

1:ギターに興味があり、始めたいと思っている人(未経験者)

2:ギターを初めてから少し経過した人(初心者)

3:ギターをある程度続けている人(中級者)

4:ギターを何年も続けている人(上級者)

当然、「1」の未経験者が1番多い。3年も続けている人はかなり少ない。10年も弾いている人なんてほとんどいない。

これは、ギターだけではない。料理でも、ナンパでも、サッカーでも、どんなジャンルでも全部同じなのだ。

世の中における人口は、必ず 未経験者 >  初心者 >  中級者 >  上級者  である。

つまり、未経験者や初心者に伝えられる知識さえあれば、多くの読者から読まれるブログになる。

なのに、多くの人は中級者や上級者まで納得させる記事を書こうとする。そして、「自分にはネタになるような知識や経験はない」と絶望する。

その気持ちはよくわかる。

だが、中級者や上級者向けに書けたとしても、彼らの数は世の中にとても少ない。そもそも、彼らはすでに十分な知識があるから、あなたのブログを読んで勉強することもない。

よって、彼らをターゲットにしても、あまりアクセスが増えることはない。

未経験者や初心者に向けたネタを発信できれば、それで十分に読まれるブログになる。そして、たくさんの人から感謝されるブログになる。

世の中に多いのは、未経験者と初心者であるということを忘れないこと。そして、彼らより一歩でも先を行く知識や経験を披露すれば、たくさんの人から喜ばれるブログが完成する。

このように考えれば、今のあなたでも書けるネタはたくさんあるはずだ。

絶対に古くならないネタだけを扱う

僕は、「音楽活動のヒント」というブログを運営している。「ライブ MC」と検索すると、僕の記事が1番上に出てくる。

(*MCとは、ミュージシャンがライブ中にするトークのこと)

だが、この記事は2014年に書いたものだ。それにもかかわらず、現在までずっとアクセスを集め続けている。

このように、一度投稿した記事がずっとアクセスを集め続けるのが、ブログの大きな特徴である。

記事を増やせば増やすほど、完全放置でも読者が増えていく。そして、それに比例して自動的に収入が上がっていく。

しかし、これには条件がある。それは、絶対に古くならないネタだけを記事にすること。

僕の音楽ブログには、「歌の上達方法」「ライブハウスに出演する方法」「ボイストレーニング教室の選び方」などのネタがある。

だが、「今年流行のミュージシャン」や「◯◯年に発売するCDについて」などのネタは一切書いていない

その理由は簡単で、時間とともに読まれなくからである。

例えば、今売れているミュージシャンをネタにすれば、大量のアクセスが集まるかもしれない。

でも、数年後にそのミュージシャンが売れなくなったらどうだろうか。おそらく、誰も読まない記事になるだろう。

しかし、「歌の練習方法」や「ライブハウスに出演する方法」はどうだろうか。10年前・20年前からほとんど変わらないし、今後も変わらないと予想される。

つまり、ずっと需要があり続けるのだ。

このように、ブログはずっと古くならないネタを扱わなければならない

あなたが「野球」をテーマにするとしよう。選手の成績や年俸情報といったネタは、すぐに古くなる。

だが、素振りの方法や、フライの捕り方をネタにすればどうだろうか。これらのネタは、基本的に何十年も変わらない。だから、古くならない記事が書ける。

この原則を守ることで、完全放置でアクセスが集まるブログが完成する。

検索エンジンのある機能を使ってネタを考える

ここまでの話を理解しても、すぐにネタは浮かばないと思う。

そこで、ネタ選びの感想になるものがある。それが、検索エンジンの「サジェストキーワード」だ。

サジェストキーワードとは何か?

「サジェストキーワード」と言われても、ピンとこないと思う。だが、あなたも一度は見たことがあるはずだ。

この下の図の、赤い四角形で囲った部分だ。

あなたが、検索窓に「ギター」と入力したとする。すると、その下に勝手に「ギター コード」「ギター 初心者」「ギター コード 曲」…などのキーワードが表示される。

これが、「サジェストキーワード」と呼ばれるもの。

サジェスト(=suggest)とは、「提案する」という意味。

表示されるサジェストキーワードは、「あなたが検索したいのは、この単語ではありませんか?」という提案だ。

検索エンジンは、勝手にキーワードを提案しているわけではない。実際に多くの利用者が検索しているキーワードを、あなたにも提案しているのだ。

例えば、「ギター」と入力する人の多くが、「ギター コード」「ギター 初心者」などと検索している。だからこそ、これらがサジェストキーワードとして表示される。

サジェストキーワードからネタを発想する

このサジェストキーワードは、ブログのネタを発想する時にとても役立つ。

例えば、検索エンジンの検索窓に、「ギター あ」と入力すると、次のように表示される。

(ギターという単語はあくまで一例なので、あなたが書きたいテーマに関連する言葉を入力してみてほしい)

このサジェストキーワードを見ると、記事のネタが浮かんでくる。

例えば、「ギター アンプ 小型」というキーワードを見て、「小型のギターアンプを紹介する記事を書いたらどうだろうか」という発想が得られる。

「ギター え」と入力すると、次のように表示される。

すると、「ギター 選び方」というキーワードが表示されるので、「ギターの選び方をネタに記事を書いたらどうか」というアイデアが生まれる。

このようにすると、ネタのアイデアをほぼ無限に発想することができる。

すベてのサジェストキーワードを一瞬で表示する方法

だが、このサジェストキーワードは、最大で同時に8個前後しか表示されない。

「ギター あ」「ギター い」「ギター う」…などと手作業で入力していては、日が暮れてしまう。

だが、これらのキーワードを一括で表示してくれるツールが存在する。それが、「関連キーワード取得ツール(β版)だ」。

関連キーワード取得ツール(β版)

見た目はシンプルなサイトだが、機能は非常に強力だ。なんと、すべてのサジェストキーワードを一括で表示してくれる

例えば、「ギター」と入力して「取得開始」ボタンを押す。

すると、「ギター あ」から「ギター ん」、さらに「ギター A」から「ギター Z」と入れた時に表示されるサジェストキーワードを、一瞬にしてすべて表示してくれる。

これらはすべて、あなたがブログに書くネタのヒントを与えてくれる。

そして、ここに表示されているということは、実際にそのようなキーワードで検索している人が多数いるということ。したがって、確実に需要が存在するブログネタなのだ。

僕がこのツールを知ったのは、ブログを書き始めてから3年半以上経過してからだ。

もしあなたがブログ初心者なら、このタイミングでこれを知ることができることがとても羨ましい。

まあ、お礼は要らないですよ。笑

ブログのネタは何を書けばいい?まとめ

ここまで、ブログのネタとして何を書けばいいのかを解説してきた。

まとめると、次の通り。

・ブログでは、日記を書いても絶対に読まれない

・無名の人でも、相手を得させる記事を書けば人気ブログが作れる

・知識や経験、主張や感想が読まれやすい記事のネタである

・未経験者よりほんの少しでも知識があれば良い

・「サジェストキーワード」を使うことで、記事のネタを発想できる

ここに書いたことを意識すれば、無名の人でもたくさんの人から読まれるブログが作れる。

あなたが人気ブログを作ったら、ぜひ僕に報告してほしい。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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