こんにちは、武藤です。

ブログの文章を書き始めたばかりの時って、何から書けば良いか分からないですよね。
以前の僕も、同じ悩みを抱えていました。
そこで、あらゆる人気ブログの文章構成を研究しました。
すると、彼らの記事構成は、ほとんど同じテンプレートに基づいていることが分かりました。
このテンプレートを使うようにしたところ、ブログがとても書きやすくなりました。
そして、1つの記事を完成させるまでの時間が約1/4まで激減しました。
あなたも、このテンプレートを知ることで、記事が劇的に書きやすくなります。
この記事では、ブログが書きやすくなる文章構成のテンプレートを紹介します。
記事の内容を動画でも話しました。中央の再生ボタンを押してご覧ください。
もくじ
まずはブログを大きく3つの部分に分ける
まずは、ブログの記事を3つの部分に分けて考えてみよう。それは、導入・本文・結論である。
記事の書き始めから、最初の見出しより前を「導入」。
最後の見出しと、それ以降の文章を「結論」。
それ以外の真ん中の部分を「本文」と呼ぶことにする。
ここからは、それぞれの部分における文章の書き方を解説する。
導入部分のテンプレート
読者の興味を惹きつけて、続きを読んでもらうための導入部分。
導入部分は、「記事のタイトル」と「本文」から構成される。
記事のタイトルのテンプレート
タイトルの付け方については、別の記事「ブログ記事のタイトルを工夫してアクセスを倍増させる方法」を参考にして欲しい。
本文のテンプレート
導入部分における本文は、「話者の宣言」「問題提起」「解決策」「メリット」「概要」という5つの要素から構成される。
これらを使うことで、読者を惹きつける文章を書くことができる。
これら5つの要素の順番は、必ずしもこの通りである必要はない。だが、初心者はこの順番で書いていくと良いだろう。
導入本文の例(全体)
こんにちは、武藤です。(話者の宣言)
あなたは、勉強や仕事などの作業に集中できず、悩んでいませんか?(問題提起)
この悩みを解決するために、「ポモドーロテクニック」と呼ばれる方法があります。(解決策)
これを使うことで、誰でも集中力を飛躍的に高めることができます。(メリット)
今回の記事では、「ポモドーロテクニック」の効果や使い方、注意点について解説します。(概要)
ここからは、それぞれの要素について詳しく解説する。
話者の宣言
例
・こんにちは、武藤です。
・こんにちは、経営コンサルタントの田中一郎と申します。
・どうもー!◯◯ブロガーのXXでーす!!!
ブログ導入部分の本文は、「話者の宣言」からスタートする。
話をする人(=者)のことを、「話者(わしゃ)」という。話者の宣言とは、「こういう人が書いていますよ」ということを宣言する部分だ。
ブログの記事を読む人には、投稿者の顔は見えない。「どんな人が書いているのだろうか」と、意識をすることすら少ないだろう。
そこで、話者の宣言を入れることで「こういう人が書いていますよ」ということをアピールできる。
ちなみに、僕は顔写真も入れている。より強く印象に残すためだ。
ただ、この話者の宣言は、必須ではない。
ブログビジネスの中でも、広告を掲載したり、他人の商品を紹介したりして収入を得る場合は、自分という存在をアピールする必要がない。
このような場合は、話者の宣言をスキップしても良い。
逆に、ブログを使って自分の商品やサービスを販売したい場合には、ブロガーの人物像をアピールする必要がある。
あなたがどのようなブログビジネスをしたいかによって、話者の宣言の必要性は変わってくることを覚えておいてほしい。
問題提起
例
・あなたは、受験勉強に集中できずに悩んでいませんか?
・毎日ブログを書いているのに、アクセスが伸びなくて悩んでいる人は多いですよね。
・初めてギターを買うときって、どうやって選んだら良いか分からないですよね。
ターゲットとなる読者が抱えているであろう、問題や悩みを表現する。
「あなたの悩みってこういうことですよね?」と言われると、「そうそう!そうなんだよ!」と人は惹きつけられる。
解決策
先ほど提起した問題に対して、「このような解決策がありますよ」と言うことをアピールする。
例
・勉強に集中するポイントは、部屋作りにあります。
・ブログのアクセスを増やすために必要な、3つのテクニックが存在します。
・初心者がギターを選ぶ際には、注意すべき3つのポイントがあります。
これにより、読者は「この記事を読めば解決策が得られるかもしれない」と考えるようになる。そして、あなたの書いた記事を読む意志を固める。
メリット
先ほど紹介した「解決策」を知ることで、読者が得られるメリットをアピールする。
例
・部屋作りを意識することで、一人でも勉強に集中できるようになります。
・このテクニックを使えば、ブログを更新しなくても安定したアクセスが集まるようになります。
・このポイントを意識することで、あなたに合った最高のギターを見つけることができます。
このパートを読むことで、「自分もそうなりたい!」と強く思ってもらえる。そして、読者はさらに記事を読む意志を強くする。
なお、メリットの代わりに「解決策を知らないとこんなデメリットがあるよ」ということをアピールしても良い。
例
・この方法を知らないと、いつまで経っても勉強が前に進んでいきません。
・このテクニックを使わないと、書き続けてもアクセスが集まらなくなってしまいます。
・これを知らないと、自分の弾きたい曲と合わないギターを買ってしまうことになりかねません。
デメリットをアピールすると、「そうはなりたくない!」と強く思ってもらえる。これによっても、読者は記事を読む意志を強くする。
概要
概要は、導入部分の最後に来る要素になる。「これからこんな話をしますよ」という概要を書いてください。
例
・この記事では、ブログが書きやすくなる文章構成のテンプレートを紹介します。
・それでは、ブログにアクセスを集める3つのテクニックを順番に書いていきます。
・ここから、初めてのギターを選ぶ際の3つのポイントを紹介していきます。
本編のテンプレート
本編は、「見出し」とそれに付随する内容から構成される。
見出しの重要性
本編の文章は、導入や結論よりも長くなる。このため、「読む気がしないな・・・」と思われてしまう可能性が高い。
そこで、見出しを使う。これにより、長い文章を短いかたまりに切ることができ、読みやすくなる。
見出しの書き方には、「リスト型」と「ステップ型」の2種類が存在する。
2種類の見出しの書き方
リスト型
例えば、記事のタイトルが「人前でスピーチをするときに緊張しない方法」だとする。
すると、見出しは「緊張しない方法」をリストにして並べていくことになる。
記事タイトル:「人前でスピーチをするときに緊張しない方法」
見出し1:スピーチの台本を作る
見出し2:会場を事前に見学する
見出し3:スピーチの前に他人と積極的に会話する
・・・。
あるいは、記事のタイトルが「セミナーで懇親会を行うべき理由」だとする。
すると、見出しは「懇親会を行うべき理由」をリストにして並べていくことになる。
記事タイトル:「セミナーで懇親会を行うべき理由」
見出し1:参加者の満足度が高まる
見出し2:参加者の素直な感想が聞ける
見出し3:商品開発のヒントが得られる
・・・。
このように、「◯◯する方法」「◯◯である理由」などを伝えたい記事において、リスト型の見出しがよく採用される。
ステップ型
「◯◯する方法」「◯◯のやり方」などを伝えたい記事においては、その具体的なステップが、時系列ごとに見出しにされることが多い。
記事タイトル:「おばあちゃんから教わった世界一美味しいハンバーグの作り方」
見出し1:材料を準備する
見出し2:混ぜる・成形する
見出し3:フライパンで焼く
見出し4:盛り付ける
・・・。
記事タイトル:「ネットスーパーで買い物をする方法」
見出し1:専用サイトに会員登録する
見出し2:ログインする
見出し3:品物を選ぶ
見出し4:注文ボタンを押す
このように、見出しとしては「リスト型」と「ステップ型」のいずれかを採用してほしい。
結論のテンプレート
結論部分は、記事のまとめとなる部分になる。本編で述べた内容を、要約して書く。そして、読者が必要な行動を取れるようにする。
結論部分は、冒頭の見出しと、それに付随する本文から構成される。
見出し
結論部分も、見出しからスタートする。だが、その内容は「まとめ」「おわりに」など、シンプルで良い。
結論本文の書き方
例
ここまで、ポモドーロテクニックについて解説してきました。まとめると、次の通りです。
・ポモドーロテクニックとは、25分の作業と5分の休憩を繰り返す時間の使い方
・専用のポモドーロタイマーを使うことで、さらに作業を効率化できる
・25分の作業中に、作業を中断させるものを遠ざけることが重要
ポモドーロテクニックを使うことで、勉強や仕事などで、集中力を発揮しやすくなります。
そして、短い時間で最大の成果を作り出すことができます。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
結論の本文におけるポイントとしては、次の通りとなる。
・記事における重要なポイントを、再度箇条書きにする
・記事で紹介した情報を使うことで、得られるメリットを再度記述する
・記事を読んでくれたことへのお礼を言う
ブログ文章の書き方テンプレート:まとめ
ここまで、ブログ文章の構成・書き方のテンプレートを紹介してきました。まとめると、次の通りとなります。
・ブログの文章は、「導入」「本編」「結論」の3つに分かれる
・「導入」部分は、「話者の宣言」「問題提起」「解決策」「メリット」「概論」から構成される
・「本編」部分における見出しの付け方には、「リスト型」と「ステップ型」が存在する
・「結論」部分では、記事の内容を簡潔にまとめる
僕は、この構成のテンプレートを意識することで、文章が非常に書きやすくなりました。
そして、記事を書くスピードが速くなりました。ぜひ、あなたも試してみてください。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。