YouTubeで稼げないし儲からない99%の人の特徴とは?

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こんにちは、武藤です。

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YouTuberという言葉が定着し、動画でお金を稼げることが知られるようになりました。この結果、YouTubeに興味を持ったり、投稿を始めたりする人が増えています。

ただ、「実際には稼げないのでは?」と不安な人は多いです。また、「動画を投稿しているが全く儲からない」と嘆く投稿者も少なくありません。

実際のところ、動画を投稿しても稼げない人がほとんどです。僕も、今ではYouTubeから収入を得られていますが、最初は全く上手くいきませんでした。

今回は、2016年からYouTubeに取り組んできた僕が、稼げない・儲からない人の特徴を紹介します。そして、どうすればそこから抜け出せるのかも教えます。

YouTube広告で稼ごうとする人は稼げない

YouTubeで稼げない人の特徴の1つは、広告収入を狙うことです。

広告収入は、動画に以下のような広告を挿入する手法になります。再生された回数に比例して、収益を得ることが可能です。

この広告収入は、YouTubeで稼ぐ代表的な手段です。よって、多くの人が馴染みのあるものになります。

しかし、広告はYouTubeで稼ぐ方法のうち、最も儲からないものです。僕も、広告収入は1円も受け取っていません。ここからは、その理由について詳しく解説します。

1再生あたりの収入が低くて儲からない

1つ目の理由は、再生数のわりに稼げる金額が少ないことです。

受け取れる金額は、1回再生されるごとに、約0.1円が目安となります。1万円を稼ぐためには、10万回の再生が求められます。

投稿をしてみると分かりますが、そこまでの再生数を稼ぐのは大変です。始めたばかりの頃は、100回再生してもらうまでも一苦労です。

また、仕様の変更や経済状況によって、広告収入は大きく変動します。例えば、2020年に新型コロナウィルスが流行した際には、広告収入が半減したことが伝えられました。

人々が自宅で過ごす時間が伸び、YouTubeが視聴される回数自体は増えました。それにもかかわらず、広告収入が激減したのです。

このように、YouTubeの広告収入は極めて低いです。また、常に変動するリスクがあることも、儲からない実態に拍車をかけています。

広告を停止されると儲からない

2つ目の理由は、広告を停止されるリスクがあることです。そうなれば、収入もいきなりゼロになります。

動画に広告を掲載するには、YouTubeが定めた規約を守る必要があります。ただ、これが急に変更となり、ストップをかけられてしまうことがあるのです。

このとき、運営から以下のようなメールが届きます。

もちろん、悪意のある投稿をしていたなら文句は言えません。しかし、そうでない場合も、理不尽に止められてしまうことが多いのです。

広告で稼ぐことに成功しても、停止されればすぐに売り上げが消えます。このように、唐突に収入がストップすることがあるのです。

自分の商品を売らないと儲からない

それでは、広告以外の方法で稼ぐには、どうすれば良いのでしょうか。

その答えは、視聴者に自分の商品を販売することです。これなら、同じ再生数でも、広告収入の50倍以上を稼げるようになります。ここからは、その理由を解説します。

広告よりも圧倒的に単価が高くなる

自分の商品を売る場合、広告よりも圧倒的に単価が高くなります。

広告だと、1再生あたり0.1円しか稼げません。しかし、商品を売れば、1人の視聴者から数千円・数万円を頂く事が可能です。

ここで、1つ僕の事例を紹介したいと思います。学生時代にバンドをやっていたことがキッカケで、以下のような音楽系のチャンネルを運営しています。

これは、「音楽を演奏する人」を対象としたチャンネルです。そして、視聴者に対して「ライブハウスでのイベント」や「音楽の動画教材」などを販売しています。

販売する商品の価格は、安くても3000円、高いと100万円以上になります。登録者は少ないものの、1人が買ってくれるだけで大きな収益を得られるのです。

このように、広告ではなく商品を売ることで、圧倒的に高い収入を得られるようになります。

スマホかパソコン1台あれば商品は作れる

ただ、「自分の商品を作ってください」と言われると、ハードルが高いと感じると思います。僕も同じだったので、その気持ちはよく分かります。

しかし実際には、スマホかパソコンさえあれば、お客様に喜ばれるものを作れます。なぜなら、以下のようなものでも商品として十分だからです。

テキスト

音声

動画

例えば、僕が販売している商品に「音楽系の動画教材」があります。以下のようなものです。

こうした動画教材は、すべてスマホ一台で完成させています。撮影業者などは使わず、自宅で自分を映しただけのものです。それにもかかわらず、大きな売り上げを叩き出しています。

他にも、「簡単な時短レシピ集」や、「独自のダイエット方法」などをまとめて、テキストや動画で販売している人が増えていきています。

このように、スマホやパソコンが1台あれば、自分の商品を作ることは十分に可能です。

商品と動画の内容がズレていると稼げない

YouTubeで稼げない人の特徴に、売る商品と動画の内容がズレていることがあります。

例えば、「野球の上達法」に関する動画を投稿するとします。このとき、視聴者に対して「バスケットボールの教材」は売れませんよね。

このように、動画の内容と販売する商品がズレていると、全く儲からないのです。

よって、これを防ぐ必要があります。「どんな商品を売るのか」を最初に考え、それに合わせた動画だけを投稿することが大切です。

例えば僕の場合、音楽のスクールや教材を販売しています。このため、歌や楽器を演奏する人に役立つ動画だけを投稿しています。

あなたも、自分が将来販売する商品をイメージしてください。そして、それに合った動画だけを投稿していきましょう。

ここで紹介した通り、商品と動画の内容がズレていることも、YouTubeで稼げない人の特徴です。

動画の内容を自分で考える人は稼げない

ほとんどの人は、「こんな動画なら見てもらえるだろう」と想像して投稿します。しかし、その予想は高確率で外れ、稼げない状態に陥ります。

そうではなく、「どんな動画に需要があるのか」をあらかじめ調べる必要があります。そして、それに合わせて内容を決めるのです。

需要のある内容を知るには、「サジェストキーワード機能」が有効です。これは、「あなたが検索したいキーワードはこれではないですか?」と提案してくれる機能のことです。

ちょうど、以下の赤く囲んだ部分のようなものです。

ここに表示されるキーワードは、多くの人が実際に検索しているものです。つまり、需要がある動画の内容そのものです。

サジェストキーワードをまとめて知るには、こちらのサイトが便利です。

このサイトに飛び、以下の「1」の部分に「サジェストキーワードを知りたい言葉」を入力します。例えば、「ダイエット」という単語のサジェストキーワードを知りたい場合、「ダイエット」と入力します。

そして、「2」の「検索」をクリックします。

すると、「ダイエットサプリ」「ダイエット レシピ」「ダイエット お菓子」など、「ダイエット」のサジェストキーワードがすべて表示されます。以下のような感じです。

これを見ながら内容を考えることで、確実に需要がある動画を作れます。そして、再生数が増えやすくなるのです。

以上で説明した通り、動画の内容を自分で考える人は稼げないです。サジェストキーワードを頼りに、需要を調べた上で投稿を進めましょう。

YouTubeは開始1年は稼げない・儲からない

また、どんなに正しいやり方をしても、開始から1年は稼げないと考えた方が良いです。

YouTubeはその仕組み上、投稿を始めたばかりの時点では、以下のような部分に動画が表示されません。

・検索結果

・関連動画

・あなたへのおすすめ

このため、最初は全く視聴者が増えていきません。

そんな中でも地道に投稿を続けているうちに、急に表示されるようになります。その後で、ようやく稼げない状況を脱却できるのです。ここまでに、半年から1年はかかると思ってください。

それにもかかわらず、以下のようなことを言う人がたくさんいます。

・開始1ヶ月で10万円稼いだ

・3ヶ月で月収30万円を達成した

ただ、これらは100%の確率で嘘です。騙されてしまうと、成果の出ない教材やセミナーに大金を奪われることになります。

以上の通り、YouTubeを開始してから1年は、稼げない・儲からないと考えるべきです。長期戦を覚悟した上で、取り組むようにしましょう。

YouTubeはもう稼げないと煽る人たちの正体

なお、「YouTubeではもう稼げない」と言う人たちがいます。ただ、これは嘘なので安心してください。

彼らの目的は、危機感を煽って商品を売ることです。まず、「YouTubeはもう稼げない」と言い、多くの人を不安な気持ちにさせます。

その上で、「これからの時代は◯◯で稼ぎましょう!」と、YouTube以外の稼ぎ方を教える教材やセミナーを売ろうとします。

このようなやり方は、YouTubeに限らずよくあることです。今までにも、以下のような光景が繰り返されてきました。

・「ブログは稼げない!」と煽り、YouTube教材を売る人

・「メルマガは稼げない!」と煽り、LINEの教材を売る人

・「Facebookは稼げない!」と煽り、Instagramの教材を売る人

よって、「◯◯は稼げない」と言う人を見たら、「この人は別の何かを売りたいだけなのでは?」と考えたほうがいいです。

このように、「YouTubeでは稼げない」と煽る人は、別の商品を売りたいだけです。正しいノウハウに取り組めば、稼ぐことは可能なので安心してください。

まとめ:YouTubeは稼げない・儲からない?

今回は、YouTubeで稼げない・儲からない人の特徴を紹介しました。まとめると、次の通りです。

・広告収入で稼ごうとしている

・売る商品と動画の内容がズレている

・思いつきで動画をアップしている

・YouTube開始から1年以内である

また、「YouTubeはもう稼げない」と煽る人たちがいます。ただ、彼らの目的は、危機感を煽って別の「稼ぎ方」を売ることにあります。よって、真に受ける必要はありません。

簡単ではないものの、正しい努力を重ねれば稼げない状況を脱却できます。ぜひ、活用してみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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