YouTubeで顔出しするメリットやデメリットを実体験で語る

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こんにちは、武藤です。

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YouTubeに動画を投稿するとき、顔出しするかどうかは迷いますよね。

僕は、2016年から動画の投稿を始めました。顔出しするものとしないもの、両方を投稿してきました。その経験を通じて、顔出しのメリットやデメリットが見えてきました。

今回の記事では、YouTubeに顔出しをするメリットとデメリットを、実体験をもとに語ります。

YouTubeで顔出しするメリット

まずは、YouTubeで顔出しをして分かった、メリットから解説します。

YouTubeで顔出しすると印象に残る

YouTubeで顔出しをすると、印象に残りやすくなります。なぜなら、人の顔は一人一人違うからです。

顔を出さない場合、風景やスライドのみの動画になります。例えば、次のような感じです。

これだと、投稿者による違いが生まれにくいです。声を出したとしても、よほどそれが個性的でない限り、覚えてもらうことはできません。

しかし、顔を出せば「◯◯さんの動画」と意識してもらえます。このことが、名前を検索されたり、チャンネル登録されたりすることに繋がるのです。

このように、印象に残りやすくファンが増えることも、YouTubeで顔出しするメリットです。

YouTubeの顔出しは長時間見てもらえる

YouTubeで顔出しをすると、動画を長い時間見てくれる人が増えます。これは、実際のデータでも明らかになっています。

これが分かるのが、YouTubeの「視聴者維持率(しちょうしゃいじりつ)」と呼ばれる指標です。これは、1本の動画を見続けてくれる視聴者の割合を表します。

例えば、僕の動画の1つにおける視聴者維持率は、次のような感じです。

この数値が高い動画は、長く見る視聴者が多いということです。よって、YouTubeの運営側から「質が高い」と判断されます。

そして、検索の目立つところや、関連動画・おすすめ動画に表示されやすくなるのです。この結果、より多くの人が動画を見てくれるようになります。

このように、YouTubeで顔出しをすると、動画を長い時間見る人の割合が増えます。そして、検索や関連動画などに表示されやすくなり、さらに再生回数が増えるのです。

YouTubeの顔出しは信頼されやすい

YouTubeで顔出しをすると、信頼されやすくなります。

単に再生回数を伸ばしたいだけなら、これはあまり重要ではありません。なぜなら、信頼してもらえなくても、動画を見てもらうことはできるからです。

しかし、あなたが何かの商品を販売する場合、信頼は極めて重要になります。信頼できない相手から、商品を買う人はいないからです。

僕も、YouTubeをビジネスに活用しています。そして、次のように顔を出しています。

商品を販売した際、次のように言われたことは何度もあります。

管理人:武藤
管理人:武藤
どうして僕の商品を買ってくださったんですか?
動画でお顔が見えたので、この人の商品ならと思い、安心して購入できました!

このことから、商品を販売する人には、顔出しをすることを強くおすすめします。

YouTubeの顔出しで動画作成時間が減る

YouTubeで顔出しをすると、動画を作る時間を減らせます。

顔出しをしない場合、代わりに「何か」を映す必要があります。例えば僕の場合、以下のような説明用のスライドを映していたこともありました。

ただ、こうしたスライドを作るには、とても時間がかかります。しかも、その後に声を録音する必要もあるのです。

しかし、顔出しをする動画であれば、カメラを設置して話せば完成します。このため、圧倒的に制作時間を短縮できるのです。

このように、動画を作る時間が減ることも、顔出しをするメリットです。

YouTubeの顔出しは差別化できる

YouTubeで顔出しをすると、ライバルと差別化できます。なぜなら、顔を出す人より、出さない人の方が圧倒的に多いからです。

顔出しについては、次のように感じる人がいます。

・恥ずかしい

・知り合いにバレるのが怖い

・知らない人に顔を見られるのが怖い

もしかしたら、あなたもこんなことを考えたことがあるかもしれませんね。しかし、そこであなたが「あえて」顔出しをするからこそ、違いを生み出すことができます。

学校では、周りと同じことをするように教えられます。しかしYouTubeでは、「いかに周りと違うことをするか」が大切です。

つまり、ルールが全く正反対なのです。この意識を持つことで、注目される投稿者になることができます。

このように、周りと差別化をすることができるのも、YouTubeで顔出しをするメリットです。

YouTubeで顔出しするデメリット

ただ、YouTubeで顔出しをするのには、デメリットも存在します。

最初は恥ずかしいと感じる人が多い

YouTubeで顔出しをすることを、恥ずかしいと感じる人は多いです。

これは、投稿を始めた頃の僕もそうでした。動画で話している自分の姿を見て、頭を掻きむしりたくなったものです。特に、自分の声を聴くのは恥ずかしかったですね。

これを解決するには、慣れるしかありません。

例えば僕の場合、食事中に自分の動画を見たり、移動中に声を聴いたりしていました。すると、少しずつ感覚が麻痺していきました。開始から1ヶ月もすると、全く恥ずかしいとは思わなくなりました。

そもそも日常生活では、自分の顔と声で生きているわけです。それを他人から見られることは、恥ずかしいことでもなんでもありません。

多くの人は「恥ずかしい」という感情に負け、顔出しを選択しません。だからこそ、「恥ずかしいと思うのは最初だけだ」という考えで顔出しをするだけで、他の投稿者と差をつけることが可能です。

このように、最初は恥ずかしいと感じてしまうことも、動画で顔出しをするデメリットです。

顔出しは知り合いにバレる可能性がある

また、顔出しをすることで、知り合いにバレる可能性が出てきます。

僕の場合、知り合いにバレても全く問題ありません。なぜなら、隠す理由がないからです。

しかし、バレたくない事情がある人には、デメリットだと言えるでしょう。事情としては、次のようなものがあります。

・会社で副業が禁止されている

・お世話になった人を批判している

・他人に言えないようなジャンルの動画を投稿している

動画は顔だけではなく、声や表情まで伝わります。このため、知り合いに「これあなたですよね?」と言われたら、言い逃れができません。

ただ、多くの人はバレる可能性を過大に見積もっています。なぜなら、投稿を始めて1年ほどは、ほとんど見られることがないからです。

人気Youtuberの場合、「100万人」以上のチャンネル登録者がいます。しかし、これから始める人の場合、わずか「100人」に達するまでにも相当な時間が必要です。

YouTubeの視聴者は、日本中に散らばっています。わずかな人しか見ない段階で、その中に知り合いがいる可能性は極めて低いのです。

僕はビジネスにYouTubeを投稿している関係上、同じように動画を投稿している人と話す機会がよくあります。

このとき、登録者が1万人を超える人さえ、知り合いにバレた経験を持つ人は少ないです。もしバレたとしても、投稿開始からの1ー2年でバレたという話はほぼ聞きません。

それにもかかわらず、多くの人は「バレるのではないか」と過剰に恐れます。そして、顔出しを選択しません。だからこそ、「バレる確率は極めて低い」という現実を認識し、顔出しすることで差別化が可能です。

このように、顔出しをすると知り合いにバレる可能性が出てくるのも、動画で顔出しをするデメリットの1つです。

まとめ:YouTubeで顔出しするメリット・デメリット

今回は、YouTubeに顔出しをするメリットとデメリットを、実体験をもとにお伝えしました。

まとめると、次の通りです。

YouTubeに顔出しするメリット

・印象に残りやすくなり、ファンが増えやすくなる

・動画を長時間見てくれる人が増え、検索やおすすめ動画に表示されやすくなる

・信頼されやすくなり、商品が売れやすくなる

・自分の顔を映せば良いため、動画作成にかかる時間が減る

・顔出しを選択しない人の方が多いため、差別化ができる

YouTubeに顔出しするデメリット

・最初は恥ずかしいと感じる

・リアルの知り合いにバレる可能性がある

これらを勘案すると、絶対に顔出しすることをオススメします。恥ずかしいと感じるのは最初だけですし、知り合いにバレる可能性は極めて低いです。

多くの人は、デメリットを過度に恐れて顔出しをしません。だからこそ、そこをあえて顔出しすることで、簡単に差別化することが可能です。

僕の発信が、ほんの少しでも役に立てば嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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