こんにちは、武藤です。

YouTube(ユーチューブ)に動画を投稿していると、低評価がつくことがある。
ちょうど、下の画像で赤く囲った部分が「低評価」。
これ、ショックですよね・・・。しかも、原因が分からないから、余計に不安になる人が多い。
この記事では、低評価の原因と対処法について話そうと思う。
記事の内容を動画でも話しました。中央の再生ボタンを押してご覧ください。
もくじ
視聴者が低評価をつける原因
まずは、視聴者が低評価をつける原因をリストアップしてみた。そして、それに対する対処法も説明してみた。
「自分のYouTube動画に当てはまるのはどれだろうか」と、考えながら読んでほしい。
タイトルやサムネイルと内容が違う
視聴者は、タイトルやサムネイルを参考にして動画を見るか決める。
例えば、動画のタイトルが「歌手になる方法」だったとする。あるいは、サムネイルにも「歌手になる方法」という文字が書かれているとする。
すると、視聴者は「この動画を見れば歌手になる方法が分かるかも!」と期待する。
だが、もしその動画の内容が「ピアニストになる方法」だったらどうだろうか。
視聴者は「自分の期待していた内容と違う」と不満になる。そして、低評価ボタンを押す。
これは、商品を買う場合と同じだ。
例えば、ネットショップで「シャンプー」を購入したとする。しかし、箱を開けたら中身が「ボディーソープ」だったらどうだろうか。当然、不満を感じる。
したがって、タイトルやサムネイルは、動画の内容に忠実でなければならない。
また、動画を見てもらいたいあまり、大げさなタイトルをつけてしまう投稿者は多い。
例えば、「1年で10kg痩せる方法」を紹介するYouTube動画に、「3日で10kg痩せる方法」などいうタイトルをつけてしまう。
あなたが歌っているYouTube動画に、「有名歌手本人が歌っています!」というタイトルをつけてしまう。
このようなことをすると、視聴回数自体は増えるかもしれない。だが、視聴者は不満を感じる。そして、低評価ボタンを山のように押されてしまうことになる。
あるいは、あなたの動画を信用しなくなり、二度と見てくれなくなる。
タイトルやサムネイルは、動画の内容ときちんと合わせるようにしよう。
内容が薄い、見づらい、分かりにくい
タイトルやサムネイルと、動画の内容が合致しているとする。それでも、内容が薄い、見にくい、分かりにくいなどと感じた視聴者は、低評価を押すことがある。
これを防ぐには、再生数や高評価が多い他のYouTube動画を研究すること。そして、良い点・悪い点を分析すること。
悪い点は自分に取り入れず、良い点は積極的に真似をする。これを意識しながら動画を投稿すれば、少しずつあなたの動画は磨かれていく。
音量が小さくて聞き取りにくい
低評価がつく動画の多くは、音声に問題がある場合がある。具体的に言うと、音量が小さいものが多い。
YouTubeに投稿する動画は、自分のパソコンやスマートフォンでも再生をしてみよう。そして、きちんと聞き取れるかをチェックしてみよう。
また、動画の中で急に音が大きくなったり、小さくなったりという音量差が生まれないように注意しよう。特に、複数の曲や場面を繋ぎ合わせるような動画は要注意。
意見に対する反論
YouTube動画では、意見を述べることもある。もちろん、あなたの意見に賛同をしてくれる人もいる。
だが、「そうじゃないでしょ」と反感を覚える人もいる。そして、あなたの動画に低評価をつけることがある。
この種の低評価は、防ぎようがない。なぜなら、全員から共感される意見など存在しないからだ。したがって、諦めるべき。
最悪なのは、低評価を怖がって当たり障りのない動画になってしまうことだ。
例えば、今まではハッキリと自分の意見を述べていたのに、低評価を怖がって何も言わなくなってしまう投稿者は多い。
これでは、面白みのない動画になってしまう。今まで共感してくれていた人たちも、離れていってしまう。
ぜひ低評価を恐れず、堂々と自分の意見を言うようにしよう。
自分の好みではない
例えば、あなたがYouTube動画の中で何か歌を歌うとする。同じ歌声でも、それを好きな人と、嫌いな人に分かれる。
例えば、あなたがYouTube動画の中で笑える話をするとする。同じ話でも、爆笑する人と、何が面白いのかが分からないという人に分かれる。
このように、「自分の好みではない」と感じた視聴者は、低評価ボタンを押すことがある。
このタイプの低評価も、防ぎようがないと言っていい。なぜなら、全員から好かれる歌声や、全員が面白いと感じる話など存在しないからだ。
投稿者のことが嫌い
あなたのYouTube動画を視聴する人が増えるほど、あなたのことを嫌う人も登場する。いわゆる、「アンチ」と呼ばれる人たちである。
あなたのことを嫌いな人は、動画の内容など気にしていない。ただ「あなたが投稿したYouTube動画である」という理由で、低評価を押している。
そして、これを防ぐ方法は存在しない。なぜなら、全員から好かれることなどできないからだ。
「好きな芸能人ランキング」のトップに入っている人は、「嫌いな芸能人ランキング」にも入っている。
ぜひとも、人気YouTuberの動画を見てほしい。彼らも、かなりの低評価を押されていることがわかる。
アンチが生まれる頃には、あなたの動画を待ち望むファンもたくさんいる。ぜひとも、低評価に負けることなく、応援してくれる人たちに向けて動画を投稿し続けてほしい。
そのうち低評価は気にならなくなる
YouTubeに低評価がつくと、かなりショックを受けると思う。だが、このショックはだんだんと麻痺してくる。そして、最終的には何も思わなくなる。
僕も、初めて低評価がついたときはとてもガッカリした。
だが今では、評価自体をチェックすることもなくなった。たまに見ても、「また低評価が増えているのか」くらいの感触である。
これは、僕がYouTubeの活用を指導しているクライアントも同じだ。
彼らも、最初に低評価がついたときは、かなりショックを受ける。だが、しばらくすると「もう何も思わなくなりました」と言うようになる。
ということで、もしあなたががっかりしていても「そのうち慣れますよ」とお伝えしたい。
YouTubeの低評価に関する4つの知識
ここからは、YouTube動画の低評価に関する4つの知識を紹介する。
評価機能自体をオフにする方法もある
低評価がどうしても気になる場合は、評価機能自体をオフにしてしまおう。
まずは、ご自身がアップしているYouTube動画一覧のページを開こう。
そして、評価機能をオフにしたい動画にチェックをつける。
「操作」をクリックして「その他の操作」をクリックする。
「ユーザーの評価」をクリックする。
「ユーザーの評価を表示しない」にチェックをつけて、「送信」をクリックする。
「動画が更新されました」と表示されると、その動画は視聴者からの評価を受け付けなくなります。
低評価をつけた人は特定できない
低評価をつけられると、「誰がつけたのだろう」と特定したくなる人は多い。
だが、これを特定することはできない。このため、特定をすることは諦めよう。
低評価を消すことはできない
たまに、「YouTube動画に対する低評価を消すことはできますか」と質問をされる。
だが、低評価自体を消してしまう方法は、残念ながら存在しない。
動画に悪影響はない
低評価を受けることは、YouTubeの動画に悪影響は及ぼさない。
低評価が多いという理由で、動画が削除をされてしまうことはない。また、検索をされたときに表示されにくくなることもない。
YouTubeで低評価がつく原因と対処法:まとめ
ここまで、YouTubeの動画に低評価がつく原因と対処法を解説してきた。
低評価の原因には、防げるものと防げないものが存在する。
防げるものは、積極的に改善をしていってほしい。逆に、低評価をゼロにすることは不可能であるため、そこは割り切ることが重要だ。
また、動画に低評価をつけた人を特定することはできない。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。