こんにちは、武藤です。
「YouTubeで顔出しなしで収益を得たい」と考える人がいます。ただ、顔出しせずに稼ぐのは難しいのではないかと、不安に思う人も多いです。
ただ、安心してください。実際には、顔出しなしで収益を稼ぐことは十分に可能です。僕がアドバイスした人も、しっかりと結果を出しています。
とはいえ、どのような動画を作れば良いのか、分からない人も多いと思います。そこで今回は、顔出しなしで稼ぐ動画の種類を、実例を交えて解説します。
もくじ
顔出しなしYouTubeで収益を稼ぐには
まずは、顔出しせずに収益を稼ぐには、どんな動画が良いのかを紹介します。あなたの投稿したいジャンルや、テーマに合うものを選んでください。
顔出しせずに手元を映すYouTube動画
手元を映す動画を作ることで、顔出しなしで収入を得ることができます。これは、何かを作ったり、紹介したりする内容と相性が良いです。
例えば、料理の作り方を解説する場合は、このタイプの動画がピッタリです。以下の再生ボタンを押して、その一例をご覧ください。
こうして手元を映す動画は、料理以外にも、次のような動画と相性が良いです。
・工作
・イラスト
・商品のレビュー
このように、手元を映してそこに声で解説を加えることで、収益を稼ぐことができます。
顔出しせずに画面を映すYouTube動画
スマホやパソコンの画面を映すことでも、顔出しせずに収益を稼ぐことがが可能です。ここからは、いくつかの事例を紹介していきます。
操作方法を解説する動画
例えば、パソコンやスマホの操作方法を解説することできます。実際の操作を見せながら、「次はここをクリックしてください」などと解説できます。
以下の動画は、僕が画面を操作しながら「ブログの作り方」を紹介したものです。再生ボタンを押してご覧ください。
スライドを動かすプレゼン動画
また、スライドを作成し、動かしながら声を吹き込む動画も効果的です。スライドとは、以下のようなものです。
下の再生ボタンを押すと、実際の動画をご覧いただけます。
ちょうど、プレゼンをするようなイメージですね。
こうしたスライドは、「Google スライド」と呼ばれる無料のサービスを使うことで作成できます。パソコンはもちろん、スマホだけでも使用が可能です。
そして、画面収録ができる無料のソフトやアプリを使います。スライドを動かしながら、声を録音するわけです。
画面を黒板のように使う解説動画
さらに、パソコンを黒板のように使い、授業形式で解説する動画も効果的です。例えば、次のようなものです。
以下の再生ボタンを押すと、実際の動画の一例を見られます。
このように、スマホやパソコンの画面を映すことで、顔出しなしで収益を稼ぐことが可能です。
顔出しせずにホワイトボードを映す動画
ホワイトボードを映すこと動画でも、顔出しなしで収益を稼ぐことができます。先生が授業をするのと同じように、書きながら解説をするわけです。
例えば、次のようなものがあります。
僕も、ホワイトボードを所有しています。これは、大手通販サイトのAmazonで購入することができます。Amazonのサイトへ行き、「ホワイトボード」などと検索してみてください。
小さいものなら値段も安く、あまり場所も取らないのでオススメです。
このように、顔出しなしでホワイトボードを映すことでも、YouTubeで収益を稼ぐことができます。
顔を隠す・首から下だけのYouTube動画
顔の一部を隠したり、首から下だけの動画を投稿することでも、顔出しなしで収益を稼ぐことができます。
例えば、覆面・マスク・被り物・サングラスなどを使う人がいます。
これなら、顔出しありの投稿者と同じように、全身を映しても問題なくなります。
あるいは、次のように首から下だけを映す投稿者もいます。
この場合、わざわざ覆面やサングラスなどを使わなくても、顔を隠せます。以下の再生ボタンを押すと、実際の動画を見ることが可能です。
このように、顔を隠す動画であっても、YouTubeで収益を稼ぐことが可能です。
顔出しせずに漫画を映すYouTube動画
漫画を描いてそれを映し、そこに声を吹き込むことでも、顔出しなしで収益を稼ぐことが可能です。
以下の再生ボタンを押すと、実際の動画を再生できます。
この形式のデメリットは、誰でも漫画を描けるわけではないということです。また、色をつけたり、台詞を入れたりするのも大変です。ただ、こうした経験があるのなら、楽しみながら作業を進められます。
このように、漫画を描いてそこに声を吹き込むことでも、顔出しせずにお金を稼ぐことが可能です。
顔出しなし・顔出しせずに収益を稼ぐのは損?
ここまで解説した通り、顔出しなしで収益を稼ぐことは十分にできます。
ただし、「顔出しありの方が稼げる金額は伸びやすい」というのも事実です。これには、次のような理由があります。
顔出しなしだとファンが増えにくい
YouTubeで顔を出さないデメリットとして、ファンが増えにくいことがあります。これだと、稼ぐ収益も伸びにくいです。
手元や画面、ホワイトボードを映した動画は、誰が作っても似たものになりやすいです。このため、他の動画と違う印象を残しにくくなります。
また、視聴者に「投稿者(あなた)の存在」を意識させにくいです。このため、動画自体を楽しんでもらえても、作り手のファンになってもらいにくくなります。
一方で、顔出しありにすると、それだけで「この人が作っている」と意識させることができます。
このように、顔出しなしの場合、ファンが増える速度が遅くなりやすいです。そのぶん、稼ぐ収益も伸びにくくなります。
顔出しなしだと長時間見てもらいにくい
また、顔出しなしの場合、動画を見てもらえる時間が短くなりやすいです。
YouTubeには、「視聴者維持率」と呼ばれる指標があります。これは、どれくらいの割合の視聴者が、動画を見続けてくれたかを表すものです。
投稿した動画の視聴者維持率は、YouTubeの管理画面から確認できます。例えば、次のようなものです。
この数値が高い動画ほど、長く見る視聴者が多いということです。
僕はこれまで、顔出しなし・あり両方の動画をアップしてきました。このデータを見ると、顔出しなしの動画の方が、視聴者維持率が低い傾向がありました。
YouTubeの運営は、この数値が低い動画を「質が低い」と判断します。すると、視聴者の検索結果や関連動画、「あなたへのおすすめ」などに表示されにくくなるのです。
こうなると、あなたの動画が目に留まりにくくなります。当然、視聴者や収益も伸びにくくなるのです。
このように、顔出しせずに動画を投稿する場合、視聴者維持率が低くなりやすいです。YouTubeの仕組み上、こうした動画の収益は増えにくくなります。
顔出しなしだと信頼されにくい
また、顔出しせずに動画を投稿すると、視聴者から信頼されにくくなります。
YouTubeで収益を稼ぐというと、広告収入ばかりを考える人が多いです。しかし実際には、自分の商品を売る方が圧倒的に稼げます。
広告収入だけを得るのに比べると、収益が100倍以上になるのも普通です。このため、あなたにもぜひ自分の商品を作り、売って欲しいと思います。
ただ、視聴者からすると、顔が見えない相手から商品を買うのは不安です。もちろん、全く売れないわけではありません。しかし、顔出ししないことで売れにくくなるのは明確です。
このように、顔出しなしの動画では、視聴者から信頼されにくいです。すると、自分の商品を売る場合は不利になります。よって、収益が伸びにくくなるのです。
まとめ:顔出しなしでYouTube収益を得るには
今回は、顔出しなしで収益を得られる動画について解説しました。
以下のような動画を投稿すれば、顔出しせずに稼ぐことが可能です。
・手元を映す動画
・画面を映す動画
・ホワイトボードを映す動画
・漫画を映す動画
ただ、顔出しなしよりもありの方が、大きな収益を稼ぎやすいのも事実です。なぜなら、顔を出さない場合、以下のような点で不利になるためです。
・他の動画と違う印象を与えにくい
・視聴者が「動画を投稿した人」のファンになりにくい
・視聴者維持率が低下しやすく、検索や関連動画などに表示されにくい
・商品を販売する場合、不安を感じられやすい
このため、なるべく顔出しありの動画を投稿することをオススメします。しかし、人によってはそれができない事情があると思います。短所を認識した上でなら、顔出しなしの動画でもOKです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。