ひとり起業!一人で起業できる仕事・ビジネス・成功パターンを解説!

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こんにちは、武藤です。

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起業を考える際に、一人でできる仕事を探す人は多いです。ただ、ほとんどの人が「本当にひとりでビジネスができるのか」「誰かと一緒に起業した方が成功するのでは」などと不安を感じます。

僕も、同じような不安を抱えながら、一人で起業をしました。その経験を通じて、起業はひとりでした方が良いということが分かりました。また、ひとり起業には、いくつかの成功パターンがあることも見えてきました。

そこで今回は、一人で起業することについて、メリットやおすすめの仕事、成功パターンなどを解説していきます。

記事の内容を動画でも話しました。中央の再生ボタンを押してご覧ください。

ひとり起業自体が成功パターンである

一人で起業した方が、ビジネスは成功しやすいです。最初から誰かと組もうとすると、失敗に終わる可能性が高まります。

この理由は、「起業では同じレベルの人としか組めない」ことにあります。なぜなら、高いビジネススキル(能力)を持っている人と組もうとしても、確実に断られてしまうからです。

これは、相手の立場になって考えれば分かります。例えば、あなたがすでに成功している起業家だとします。このとき、起業したばかりの人から「一緒にビジネスをやりませんか?」と言われても、100%断るはずです。なぜなら、メリットがないからです。

したがって、起業したばかりの人が組む相手は、必然的に起業したばかりの人となります。

ただ、起業したばかりの人は、ビジネススキルが低いです。これは、過去の僕も含め、ほぼ全員がそうです。まだ経験が少ないため、仕方のないことです。

そのような人同士で組んでも、成功には繋がりません。これは、ビジネススキルを数字で表すと分かりやすいです。

起業したばかりの人は、スキルが「1」です。組むことによる成果は、掛け算によって表されます。「1」の人同士が組むと、次のような成果になります。

このように、組んだところで結果は「1」のままです。

さらに悪いことに、1人でやるよりも、ひとりひとりの年収は下がります。なぜなら、「1」という結果を、2人で分け合うことになるからです。半分ずつ分け合えば、あなたが受け取るのは「0.5」になります。

僕も、誰かと一緒に起業する人をたくさん見てきました。しかし、成功した人をほとんど見たことがありません。この原因は、まさにここにあります。

よって、最初は一人で起業した方が良いです。さまざまな経験を通じて、スキルが上がっていきます。すると、少しずつレベルの高い人とも組めるようになります。

例えば、あなたのビジネススキルが「3」になったとします。すると、同じ「3」の人とも組めるようになります。次の図のように、二人で「9」の成果を出すことができます。山分けしても、あなたは「4.5」の成果を受け取ることができます。

一人でビジネスをするのと比べると、2倍の結果を得ることができるのです。誰かと組むことを考えるのは、こうなってからでも遅くありません。

このように、最初は同じレベルの人としか組めず、デメリットの方が大きいです。したがって、最初は一人で起業することをオススメします。

一人で起業できる仕事・ビジネスとは

とはいえ、一人の力はごく小さなものです。このため、どんな起業でも一人でできるわけではありません。ひとり起業に合ったビジネスを、きちんと選ぶ必要があります。

それでは、一人で起業できる仕事とは、どのようなものなのでしょうか。

一言で答えをいうと、集客から販売までインターネットで完結する仕事です。これに当てはまるビジネスなら、業種に関係なく、一人起業が可能です。

僕は、最初に「音楽」という分野で、ひとり起業をしました。僕がアドバイスした人たちも、「英語」「恋愛」「スポーツ」など、さまざまなジャンルで成功例を示しています。一人であっても、高い年収を稼ぎ出しています。

それではなぜ、インターネットとひとり起業は相性が良いのでしょうか。これには、主に2つの理由があります。

自分の「分身」を生み出すことができる

1つめの理由は、インターネットを使うことで、自分の分身(コピー)を生み出せることです。一人で起業したとしても、数十人で力を合わせるのと同じ結果を生み出すことが可能です。

分身の一例として、イメージやすいのが「動画」です。

僕は集客のために、ネットに動画を投稿しています。自分が話す様子を撮影し、YouTubeに掲載しています。例えば、次のようなものです。

確かに、動画を撮影するには手間がかかります。しかし、一度投稿してしまえば、50回・100回・1000回と再生されるようになります。僕が寝ている間や、食事をしている間にも、動画が分身となって、代わりに集客をしてくれるのです。

なお、分身になるのは動画だけではありません。ネット上では、あらゆる投稿が分身となり、あなたの代わりに働いてくれます。

・ブログの記事

・SNSへの投稿

・ネット広告

このような投稿を、50・100・200と増やしていけばどうでしょうか。起業をするのは一人でも、何十人・何百人という分身と共に、ビジネスを動かしている状態になるのです。よって、一人では絶対に実現できないような、大きな成果や年収を実現することができます。

このように、自分の分身を生み出せることが、ひとり起業とネットの相性が良い理由の1つです。

日本全国からお客さんを獲得できる

2つめの理由は、一人で全国を相手にできることです。インターネットを使えば、ひとり起業でも日本中にお客さんを獲得できます。

僕が行なっているビジネスの1つに、音楽家を対象としたスクール(塾)の運営があります。

塾というと、教室に通ってもらうことが一般的です。これだと、近くに住んでいる人しか通えません。そこで、僕はネットを使い、一人で全国の生徒を指導しています。

例えば、無料で使えるテレビ電話サービスを使い、全国に向けて授業を行なっています。お互いの顔を見ながら、電話で指導を行うのです。次の画像は、実際の指導風景となります。

また、自宅で撮影した授業動画を、生徒専用のサイトで公開しています。生徒はパソコンやスマートフォンで、これを再生して学習を進められます。お互いがどこに住んでいても、全く関係ありません。

このような工夫をすれば、ひとり起業でも全国展開が可能です。僕も、北海道や沖縄はもちろん、イギリス在住の生徒に教えた経験すらあります。

一方で、インターネットを使わない起業では、近くに住んでいるお客さんしか相手にできません。なぜなら、相手と直接会う必要があるからです。教室やショップ、レストランなど、お店を出すビジネスはその典型です。

これでは、起業を成功させることは難しいです。集客できるエリアが限定され、売り上げが伸びにくいからです。そもそも、「田舎に住んでいて近くに人がほとんどいない」という場合もあります。

全国展開しようとすれば、日本中にスタッフを雇う必要があります。これでは、一人で起業することはできません。

しかし、インターネットを使うことで、一人でも日本全国を相手にすることができます。売り上げが伸びやすいのはもちろん、遠くに住んでいるお客さんからとても感謝されます。

このように、全国展開が可能になることも、ひとり起業とネットの相性が良い理由の1つです。

一人起業の成功パターンや種類とは?

それでは、このひとり起業を、どのように進めていけば良いでしょうか。このとき、以下のステップに従うことで、成功パターンへと乗せることができます。

起業する分野を決める

まずは、ひとり起業をする分野を決めます。分野とは、次のようなものです。

・英語

・作曲

・恋愛

・テニス

このとき、最も大切なのは、興味や情熱を持てる分野を選ぶことです。起業は、成功までにかなりの時間を要するものです。よって、それ以外のジャンルを選ぶと、モチベーションを維持しにくいです。

分野を選ぶ際のさらなるヒントは、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひとも、参考にしてください。

あなたにピッタリの起業分野(ジャンル)を見つける方法

ターゲットを決める

次に、決めた分野の中で「ターゲット」を設定します。

このときのコツは、相手の「欲求」や「悩み」を意識することです。なぜなら、お客様はこれらを解決するために、お金を払うからです。

例えば、あなたが「恋愛」という分野を選択したとします。同じ「恋愛」でも、さまざまな欲求や悩みを持つ人がいます。

・フラれた彼氏と復縁をしたい女性

・片思い中の相手と付き合いたい学生

・デートの会話が続かず悩んでいる男性

彼らは、それぞれ解決したいことが異なります。よって、提案すべき商品も異なります。このため、どのような人をターゲットにするかを明確にしてください。

また、ターゲットを絞ることは、後の集客でも役立ちます。例えば、あなたが「昔の彼氏と復縁したい女性」だとします。もし次のような2人がいたら、どちらに相談したいと思うでしょうか。

Aさん「元彼との復縁ならお任せください!」

Bさん「恋愛のことならなんでもお任せください!」

このとき、明らかにAさんを選ぶはずです。なぜなら、「元彼と復縁したい」という、自分の悩みをピンポイントで解決してくれそうだからです。逆に、Bさんのターゲットは広すぎるため、お客様に深く刺さることがありません。

このように、ターゲットを絞ることは非常に大切です。あなたが解決したいのは、どのような悩みや欲求なのかを考えてみてください。

情報発信をして集客する

ターゲットを決めたら、いよいよ集客をしていきます。具体的には、その人たちが興味を持つ情報をネットで発信していきます

個人的には、ブログやYouTubeを使うことをオススメします。ただ、SNSを使っても良いです。

例えば、僕がひとり起業した際のターゲットは「音楽を演奏する人」でした。そこで、楽器の上達法や、人前で演奏する際のコツなどを投稿していきました。

この結果、たくさんの演奏家を集客できました。役に立つ情報を無料で提供するため、感謝の言葉もたくさんもらえるようになりました。例えば、次のようなメッセージが頻繁に届きます。

あなたも、ターゲットとする人たちが興味を持ちそうな情報を発信していってください。こうすることで、感謝されながら集客をすることができます。

商品を販売する

集客ができてきたら、いよいよ商品を販売します。このとき、無理に売り込む必要は一切ありません。すでにターゲットが集まっているため、商品を軽く提案するだけで売れていきます。

商品の一例としては、次のようなものがあります。

・個別指導や相談

・コンサルティング

・ウェブセミナー

・オンラインスクール

・テキストや動画教材 など

また、必ずしもネットで完結できる商品だけを扱う必要はありません。形のある商品や、お客様と実際に会うタイプの商品を交ぜても良いです。

僕も、音楽イベントやセミナーなどを販売することもあります。以下の画像は、実際の様子です。

このように、ターゲットの欲求や悩みを解決する商品を販売することで、ひとり起業を成功させることができます。

まとめ:ひとり起業の成功パターン

今回は、一人で起業することについて、メリットやおすすめの仕事、成功パターンなどを解説してきました。

最初は、一人で起業することをオススメします。なぜなら、最初はスキルの低い相手としか組めないからです。すると、ビジネスが成功するどころか、マイナスの方が大きくなります。

一人で起業できる仕事は、集客から販売までがインターネットで完結するものです。これなら、ネット上に分身を作り出し、働かせることができます。また、一人で全国からお客さんを獲得でき、たくさんの人を相手にできます。このため、ひとり起業とインターネットは、非常に相性が良いです。

一人起業の成功パターンは、「ジャンルの決定」→「ターゲットの選定」→「情報発信による集客」→「商品の販売」です。決して楽な道のりではありませんが、ぜひ地道に挑戦していってください。

ぜひとも、インターネットを使ったひとり起業に挑戦してみてください。これこそが、一人起業の成功パターンです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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