こんにちは、武藤です。
ブログを始めるとき、必要な記事数は気になりますよね。最初は1記事を完成させるのもやっとなので、いったい何記事書けばいいのか…と思うものです。
そこで今回は、
・ブログに必要な記事数の考え方
・初心者が目標とすべき記事数
・記事数を増やす上での危険な落とし穴
について、すでに7年以上ブログで生計を立てている僕が分かりやすく解説します。
もくじ
ブログの記事数は何記事が必要?
まず、ブログの記事数は何記事あれば良いのでしょうか。これは、「基本的には多ければ多いほど良い」というのが答えになります。
ブログというのは、「◯記事書けば◯万円の収入になる」と決まっているものではありません。しかし、多い方が読者も収入も増えやすいことは確実です。
また、初心者が目標とすべき記事数としては、「100」をおすすめします。現在の僕は複数のブログから収入がありますが、いずれも100記事を超えています。
ここからは、なぜ記事数が多い方がいいのか、その3つのメリットを紹介します。
記事数が多いほど読者を集めやすい
記事数が多い1つ目のメリットは、読者を集めやすいことです。
ブログに読者が集まると、広告がクリックされたり、商品が売れたりしやすくなります。よって、大きな収入が生まれるようになるのです。
ブログの読者は、1つ1つの記事が少しずつ集めるものです。例えば僕の場合、月5万人が訪れる音楽ブログを運営しています。以下が実際のものです。
ただ、1つの記事だけで5万人を集めているわけではありません。100以上の記事があり、それぞれが集める読者の合計が5万人なのです。
以下は、僕が運営するブログにおける、記事ごとのアクセス数を見たものです。
画面には入りきりませんが、実際にはもっと大量の記事にあります。「たくさんの記事が少しずつ読者を集めているのだな」というイメージが伝われば嬉しいです。
何事も、1人で頑張るよりも10人、10人で頑張るよりも100人で力を合わせた方が、大きな結果を出せますよね。
ブログの記事数も、これと同じです。記事数が多いほど、集まる合計の読者数が増えます。このことで、より大きな収入が生まれるようになるのです。
このように、より多くの読者を集められることも、ブログの記事数を増やすメリットです。
記事数が多いと質も上がりやすい
また、記事数を増やすにつれて、記事の質も上がっていきます。これにより、さらに読まれるブログになります。
ブログの質とは、以下のようなものです。
・読者の需要とマッチしているか
・文章は読みやすいか
・説明は分かりやすいか
ほとんどの人は、量(記事数)よりも先に質を求めようとします。しかし、量をこなさない限り、質を上げるのは難しいです。
これは、スポーツで考えると分かりやすいです。一流の指導者の本を読んでも、実際に練習をしなければできるようにはなりません。実際に汗を流すことで、少しずつ上達していくわけです。
ブログも、これと全く同じです。例えば50記事を書いたあと、最初に書いた記事を見ると「なんて質が低いのだろう」と思います。数を重ねるからこそ、質も高まるのです。
ここで解説したように、量をこなすにつれて質が上がっていくことも、ブログの記事数を増やすメリットです。
記事数が多いと信頼されやすくなる
さらに、読者から信頼されやすくなることも、記事数を増やすメリットです。これにより、商品が売れやすくなり、高い収入が生まれるブログになります。
これは、記事を増やすことで情報量が増え、読者から「この分野に詳しい人なんだ」と思われやすくなるからです。
例えば、ダイエットに関する商品を紹介するブログがあるとします。このとき、次のうちどちらがよく売れていくでしょうか。
A:ダイエットに関する記事が3記事しかないブログ
B:ダイエットに関する記事が150記事あるブログ
このとき、確実に「B」となります。なぜなら、「ダイエットに詳しいこの人がおすすめするなら信頼できる」と感じてもらえるからです。
このように、読者から信頼されやすくなることも、ブログの記事数を増やすメリットです。
記事数が多くてもマイナスになる落とし穴
ただし、「記事数が多ければなんでもいい」というわけではありません。
無意味どころか、マイナスになってしまう場合すらあるのです。ここからは、そんな落とし穴を3つ紹介します。
需要のない内容の記事数が多くてもダメ
需要がない内容の記事数を増やしても、読まれず無意味に終わります。
読者は、自分が読みたい内容の記事しか読みません。あなたがこの記事をここまで読んでくださっているのも、知りたい情報が書かれているからですよね。
僕も、ブログ初心者時代に、この落とし穴にハマった人間です。1年かけて207記事を書いたものの、内容に需要がなく、全く読者を集められませんでした。
以下の画像は、当時のブログの読者数推移になります。
このように、1日に10人も訪れないブログを作ってしまったのです。ここで、「内容に需要がなければ記事数を増やしても無意味だ」ということを痛感したわけです。
あなたも同じ失敗をしないよう、需要を意識しながら記事数を増やしてください。その方法は、以下の記事で詳しく解説しています。
質を犠牲にして記事数を増やしてもダメ
記事数を増やすとき、質を犠牲にしてしまうと無意味です。なぜなら、質の低い記事に読者は集まらないからです。
「人気ブロガー」と呼ばれる人たちには、以下のようなことを言う人がいます。
・とにかく記事を書け
・毎日記事を更新しろ
ただ、僕はこれらを正しいとは思いません。なぜなら、初心者が毎日記事を書こうとすると、高確率で低品質な記事が完成するからです。
例えば、次のような状態になります。
・読者の知りたいこととズレている
・情報量が少なすぎる
・文章が散らばって読みにくい
先ほど、「記事数を増やすうちに質も上がる」と書きました。これは、質を意識しながら丁寧に量をこなすことが前提です。雑に記事数だけを稼いでも、努力は水の泡と化します。
このように、質を意識せずに記事数を増やしても、無意味に終わります。
商品とマッチしない記事数が多くてもダメ
記事数によって読者を集めても、販売する商品のターゲットとずれていたら無意味です。なぜなら、ほとんど売れないからです。
例えば、野球の上達に関する記事数を増やすとします。そうすれば、野球が上手くなりたい読者が集まります。しかし、彼らに対して「バスケットボールの教材」は売れませんよね。
記事数を増やす過程で、この失敗をしてしまう人は多いです。これだと、せっかく読者が増えても、全く商品の売れ行きに結びつかないのです。
そうではなく、商品と記事の内容を合わせる必要があります。販売する商品をあらかじめイメージしておき、それに合った記事だけを書くのです。
例えば、僕が運営する音楽ブログでは、演奏者向けの教材やオンラインスクールを販売しています。以下のようなものです。
よって、ブログには「歌や楽器を演奏する人」に向けた記事だけを書いています。それ以外を書いても、商品を購入しない読者が集まってしまうからです。
ここで解説したように、商品のターゲットとずれた内容の記事数を増やしても、無意味に終わります。販売するものをイメージし、それに合わせた内容を書いていきましょう。
まとめ:ブログの記事数は何記事あればいい?
今回は、ブログに必要な記事数の考え方について解説しました。
基本的には、多ければ多いほど良いです。これには、以下のような理由があります。
・読者が集まりやすくなり、収入が上がる
・記事数を書くにつれて、質が上がっていく
・情報量が豊富になり、読者から信頼されやすくなる
ただし、以下のようなパターンにハマってしまうと、記事数が多くても無意味です。
・需要のない記事を量産してしまう
・質を無視して記事数を増やそうとする
・商品のターゲットと合わない記事を増やす
これらの点に注意した上で、地道に記事数を増やしていってください。応援しています!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。