ブログの文体に迷うあなたへ。6つのパターンと注意点

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こんにちは、武藤です。

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ブログの指導をしていると、文体をどうすべきかという質問をもらいます。

文体とは、文章のスタイルのことです。

例えば、ブログの語尾を「〜です。」にする人もいます。あるいは、「〜だ。」にする人もいます。

これが、ブログにおける文体です。

この記事では、文体の6つのパターンや、注意すべき点を紹介します。

記事の内容を動画でも話しました。中央の再生ボタンを押してご覧ください。

ブログを書く文体の6つのパターン

ここからは、ブログの文体における5つのパターンを紹介します。

文体には、決まった正解はありません。それぞれ、一長一短があります。

また、ブログ読者の好みも人それぞれです。

です・ます調

です・ます調とは、語尾が「〜です。」「〜ます。」という形で終わる文体です。この文体は、敬体(=けいたい)とも呼ばれます。

僕のブログも、このですます調で書かれています。

最も一般的な文体で、丁寧な印象を与えます。

その一方で、同じ文体を使われているブログが多く、印象に残りにくいという欠点もあります。

だ・である調

だ・である調とは、語尾が「〜だ。」「〜である。」という形で終わる文体です。この文体は、常体(=じょうたい)とも呼ばれます。

です・ます調と比べると、丁寧な印象は薄れます。しかし、あまり使う人が少ないので、印象には残りやすくなります。

タメ口

タメ口(=ためぐち)とは、親しい友人に話すような文体のことです。

例えば、次のような文体です。

ブログの文体って、どうすればいいか迷うよね。

僕も、ブログを書き始めた頃は、だいぶ迷ったなあ。

ブログの読者は、書き手の顔を見ることができません。このため、親しみを感じてもらうことは難しいです。

しかし、タメ口を使うことで、親しみやすい印象になります。

逆に、失礼だと感じる読者もいます。

上から目線

ブログの文体には、まれに上から目線のものも存在します。特に、何かの知識や情報を提供するブログで使われるパターンです。

例:恋愛指南のブログ

お前なんか、女を選べる立場じゃないんだよ!

例:ダイエット指南のブログ

だからお前は、いつまで経ってもデブのままなんだよ!

思いっきり失礼ですよね。反感を買うこともありますが、「面白い」と感じてくれる人もいます。

厳しいけど愛に溢れる、熱血教師のようなイメージですね。

方言

ブログの文体として、あえて方言を採用する人がいます。

多くのブログでは、方言が使われません。

このため、「あの関西弁のブログの人か!」などと、読者の印象に強く残ることができます。

僕は東京で育ったので、この武器がありません。笑

その他

その他にも、「〜◯◯だわ」などの女性言葉を使う人がいます。

あるいは、「◯◯なわけねーだろ!」などの乱暴な文体でブログを書く人もいます。

このような珍しい文体を使うことでも、ブログを読者の印象に強く残すことができます。

ブログの文体に関する注意点

ここからは、ブログの文体に関する注意点をお話しします。

ブログ全体の文体を統一すること

1つのブログにおける文体は、統一すべきです。

例えば、1つのブログ記事を考えます。

その記事は、「です・ます調」で書かれていたとします。それが、途中から「だ・である調」に変わったとします。

すると、読者は混乱してしまいます。

このようなことがないよう、最後まで同じ文体を使うようにしてください。

自分に合った文体は書きながら探すべき

ブログを立ち上げる前から、文体を決めようとしてもうまくいきません。

なぜなら、実際に書く作業をしないと、自分にしっくりくる文体は見つからないからです。

迷うようなら、最初は「です・ます調」で書き始めることをオススメします。僕もそうしました。

実際に書き進めていくと、自分に合った文体が見つかります。

僕がブログを指導した人は、最初はですます調から書き始めました。しかし、現在は「だ・である調」で書いています。

彼も、それが1番しっくりくると言っています。

ブログの記事は、投稿したら完成ではありません。何度でも、後から修正を加えることができます。

「書きながらしっくりくる文体を探す」という考え方が重要です。

文章力やライティングも勉強すること

ブログの文体をさらに磨き上げるには、以下の記事も参考になります。

ぜひ、読んでみてくださいね。

ブログの文章力の重要性と、意識すべき3つのポイント

ブログの文章を劇的に読みやすくするライティングのルール

ブログの文体:まとめ

ここまで、ブログの文体について解説してきました。まとめると、次の通りとなります。

・ブログの文体には、「ですます調」「だである調」「上から目線」「方言」などのパターンがある

・ブログ全体において、同じ文体を使うようにすること

・自分にしっくりくる文体は、ブログを書き続けるうちに見つかる

文体には、ブログの個性が現れます。ぜひ、あなたにしっくりくるものを探してみてください。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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