こんにちは、武藤です。
脱サラ・独立をして、会社を辞めることを考える人がいます。
そのための選択肢の1つが、ブログです。ブログを使って収入を確保し、脱サラ・独立するというものです。
これは、極めて現実的です。正しい方向に沿って努力をすれば、ブログで脱サラすることは十分にできます。
今回は、ブログで脱サラ・独立するメリットやデメリットを解説します。また、実際に会社を辞めるために重要なポイントもお伝えします。
もくじ
ブログで脱サラ・独立し会社を辞めるメリット
まずは、ブログで脱サラ・独立をし、会社を辞めるメリットを3つ紹介します。
脱サラしても十分なブログ収入が得られる
1つ目のメリットは、独立後も十分すぎる収入を得られることです。月に20万円や30万円はもちろん、100万円以上を狙うこともできます。
僕も、2011年からブログを運営しています。会社に勤めることなく、独立して生活をし続けています。最初に立ち上げたのは、以下のような音楽ブログです。
なぜテーマが「音楽」なのかというと、学生時代にやっていたからです。自分の好きなことで発信してお金になればと思い、始めたことがキッカケになりました。
現在このブログは、毎月130万円以上を稼ぐまでに成長しています。一人で暮らす場合はもちろん、家族を養うにも十分な金額です。他にもいくつかのブログを運営しており、そこからの収入もあります。
このように、十分な収入を得られることも、ブログで脱サラ・独立するメリットの1つです。
ブログで脱サラすると時間の自由が手に入る
ブログで脱サラすると、時間を自由に使えるようになります。なぜなら、一度大量の記事を書いた後は、更新しなくてもお金が入ってくる状態を作れるからです。
これは、過去に投稿した記事が「検索結果」に表示され続けるからです。検索結果とは、以下のような画面のことです。
あなたも、ここに表示された知らない人のブログを読んだことがあると思います。ということは、もしあなたの記事がここに表示されれば、読者が勝手に訪れてくれるようになるのです。
以下のグラフは、先ほど紹介した「音楽ブログ」における、過去12ヶ月間の読者数推移です。「グーグルアナリティクス」と呼ばれる、アクセス解析ツールで見たものになります。
この期間、ほとんど更新はしていません。それにもかかわらず、毎月4万人以上から読まれ続けていることが分かります。
こうして訪れた読者が、勝手に広告をクリックしたり、商品を購入したりしてくれます。よって、更新しなくてもお金が入ってくる状態を作れるのです。
よって、会社からお金をもらうよりも、圧倒的に時間は自由になります。好きな時間に起きられますし、平日でも旅行に行くことが可能です。
このように、時間の自由が手に入ることも、ブログで脱サラをするメリットの1つです。
ブログで脱サラすると好きな事が仕事になる
ブログで脱サラすると、自分の好きなことが仕事になります。なぜなら、好きなことをテーマに記事を書き、お金を稼げるようになるからです。
「好きなことを仕事にする」ことは、一握りの天才にしかできないことだと思われがちです。例えば、プロ野球選手や、人気ミュージシャンのような人たちです。
しかし、ブログでは普通の人がそれは可能です。例えば、僕は音楽のブログで生活していますが、プロのミュージシャンだったわけではありません。ただ音楽が好きで、演奏していただけです。
以下は当時の写真になります。
現在の僕は、ブログで脱サラしたい人たちへの指導も行っています。彼らも、英語・卓球・ギター・恋愛など、各自の好きなことで発信して成果を出しています。
このように、好きなことが仕事になることも、ブログで脱サラをするメリットの1つです。
ブログで脱サラ・独立し会社を辞めるデメリット
ただし、ブログでの脱サラにはデメリットもあります。それは、稼げるまでに時間がかかることです。具体的には、1年後に月20万円を達成できれば良い方です。
この原因は、始めたばかりのブログがほとんど読まれないことにあります。読者が集まるまでに時間がかかるぶん、収入が生まれるのにも時間がかかるわけです。
例えば、当ブログ「起業のコンパス」の訪問者数推移は、以下のようになります。
赤い線を引いた部分が、開始当初に該当します。このように、ほとんど読まれていないことが分かります。現在は成功しているブロガーも、全員がこのような時期を乗り越えているのです。
ただ、稼げるまでに時間がかかるのは、ブログに限った話ではありません。どんな方法を選んでも、お金を稼ぐのには時間がかかるものです。
ブログの場合は、一度それを乗り越えてしまえば、何もしなくてもお金が入ってくる状態を作れます。1年や2年という期間を頑張る価値は、十分にあるのです。
このように、稼げるまでに時間がかかることは、ブログで脱サラするデメリットと言えます。
ブログで脱サラ・独立し会社を辞めるポイント
ここからは、ブログで脱サラ・独立し、会社を辞めるためのポイントを解説します。
いきなり会社を辞める前にブログを始める
ブログは、会社を辞める前に始めるようにしましょう。そして、稼げるようになってから独立してください。なぜなら、「◯ヶ月後にいくら稼げる」という保証が存在しないからです。
ブログで成果が出るまでの期間は、人によって異なります。例えば、月30万円を稼ぐのに10ヶ月かかる人もいれば、2年以上かかる人もいます。
これは、以下のような要因によるものです。
・選んだジャンル
・作業のスピード
・ブログに使える時間
こうした個人差がある以上、差が生まれるのは当然のことです。
このことを考えると、いきなり会社を辞めるのは危険です。予想した時期に成果が出なかった場合、生活に困ることになります。家族を養っている場合は、さらにリスクが大きいと言えます。
したがって、ブログを始める際はいきなり脱サラせず、会社に行きながら始めてください。実名や顔出しをしなければ、バレることはありません。
このように、稼げるようになってから独立することが、ブログで脱サラを目指す際のポイントです。
脱サラ・独立するブログ収入の目標を決める
次に、「毎月いくらブログで稼げるようになったら会社を辞めるか」を決めましょう。その数字を目標に、会社に行きつつ取り組むのです。その金額を半年以上継続して稼げた時点で、脱サラすることをおすすめします。
なぜ半年以上なのかというと、収入の安定性を見極めるためです。ブログは会社員と違い、毎月決まった金額を受け取れるわけではありません。たまたま1ヶ月は稼げても、翌月からゼロになるリスクもあります。
よって、「目標とする金額をコンスタントに稼ぐことができるのか」を確認する必要があるのです。そのことが分かってから、脱サラすると安全になります。
時間を意識的に確保してブログに使う
脱サラを目指す過程では、ブログに使う時間を意識的に確保しましょう。「気が向いたときにやればいいや」という感覚では、会社を辞めることは永遠に無理です。
先ほども書いた通り、ブログで稼ぐまでには時間がかかります。記事数は、最低でも100は必要です。同時に、以下のようなことにも気を配る必要があります。
・内容に需要はあるか
・タイトルは魅力的か
・文章は読みやすいか
さらに、ボリュームも求められます。「長ければ良い」というものではないものの、1記事あたり3000文字は必要だと考えてください。
よって、時間を意図的に確保するようにしてください。例えば、次のようなことは当たり前です。
・テレビやスマホを見る時間を削る
・飲みや遊びの誘いをなるべく断る
・平日の夜や休日は基本的にブログに取り組む
確かに、これらは厳しいことかもしれません。しかし、「そんなのは無理だ」と思うなら、ブログのみならず脱サラは諦めたほうが賢明です。こうした犠牲を払わず、お金を稼ぐ方法など存在しないからです。
ちなみに、脱サラに関する情報をネットで調べていると、次のような文言を目にすることがあります。
・わずか3ヶ月で独立できる
・すぐに給料の3倍稼げるようになる
・空き時間にスマホをいじって脱サラ
ただ、こうした甘い言葉は100%詐欺です。これに釣られてしまうと、成果の出ない教材やセミナーを高額で購入させられます。あなたも被害に遭わないよう、注意してください。
このように、ブログで脱サラを目指す過程では、時間を意識的に確保することが大切です。
脱サラの前に転職を考えるべき人もいる
なお、意識的に時間を確保しようとしても、難しい場合もあります。終電までの残業や、休日出勤が当たり前の会社員です。こうした人には、脱サラの前に転職をおすすめします。
もちろん、睡眠3時間ほどでブログに取り組み、脱サラに成功する人もいます。しかし、ほとんどの人はその前に身体を壊してしまいます。
そこで、拘束時間の短い会社へ転職し、そこでブログを進めていくと良いです。定時に帰れるようにすれば、かなり作業が捗るようになります。
このように、会社員の仕事が激務の場合は、最初に転職をすることをおすすめします。そこでブログに使う時間を確保し、脱サラに向けて進んでいきましょう。
まとめ:ブログで脱サラ・独立し会社を辞める
今回は、ブログで脱サラ・独立するメリットとデメリットを解説しました。そして、実際に会社を辞めるためのポイントもお知らせしました。
まとめると、次の通りです。
ブログで脱サラするメリット
・脱サラしても十分すぎる収入を得られる
・努力した後は何もせずお金が入ってくる状態を作れる
・自分の好きなことを仕事にして独立できる
ブログで会社を辞めるまでのポイント
・まずは会社に勤めながら始める
・目標額を半年以上継続して稼げてから辞める
・時間を意識的に確保して取り組む
・激務の場合は脱サラの前に転職も考えるべき
この記事の内容をもとに、ぜひ脱サラ・独立に向けて進んでいってください。応援しています!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。