こんにちは、武藤です。
ビジネスを成功させるために、起業塾に入る人は多いです。
しかし、そこでは成果を出す人と、全くうまくいかない人に分かれます。
全く同じ起業塾にいるのに、とても不思議ですよね。
僕自身も、起業した際は先生から学びました。そして、今ではビジネスを教える活動もしています。
この記事では、それらの経験から学んだ「起業塾で成果を出す人の共通点」をお話ししたいと思います。
記事の内容を動画でも話しました。中央の再生ボタンを押してご覧ください。
もくじ
起業塾を見極めるたった1つのポイント
まずは、起業塾の選び方から話していきたい。
あなたが、絶対に入塾してはいけない起業塾がある。それは、募集の際に甘い言葉をささやくところだ。
例えば、次のようなキーワードには要注意だ。
・誰でも簡単に稼げる
・努力をする必要はない
・入塾さえすれば成功は約束される
断言するが、楽に稼げるビジネスなど1つも存在しない。
もちろん、僕がやっているようなブログやYouTubeなど、インターネットを主力としたビジネスは、それ以外のビジネスと比較すれば「楽」であることは間違いない。
それでも、最低でも1年は多大な努力と時間を使っていく必要がある。途中で挫折しそうになることも、新しく勉強しなければいけないことも数多い。
しかし、このような現実をひた隠し、あたかも簡単に稼げるかのようなことを言う、ふざけた起業塾は多い。
こういった起業塾は、1つも生徒の成功を考えていない。甘い言葉で生徒を集め、自分がお金を稼ぐことしか考えていない。
そして、いざ入塾してみると、膨大な作業を要求される。あるいは、起業塾で教えているノウハウ自体が偽物であることも多い。
また、「楽して大金を稼ぎたい」という人ばかりが集まっているので、メンバーの質も悪い。
逆に、ビジネスの厳しさを伝えてくれる起業塾は、その質が高いことが多い。
起業塾を選ぶときは、ビジネスの厳しさをしっかりと伝えてくれるところを選ぼう。
起業塾に入ること・勉強することで満足しない
起業塾で成果を出せない人には共通点がある。それは、「起業塾に入ること」や「起業塾で勉強すること」で満足をしてしまう人だ。
確かに、起業塾に入ることは、簡単な決断ではない。
僕も、自分の先生に指導料である150万円を振り込んだときは、崖から飛び降りるような気持ちだったことを覚えている。
だからこそ、起業塾に入っただけで、何かを成し遂げた気分になってしまう人は多い。あるいは、「これで自分の起業はうまくいく」と安心してしまう人は多い。
しかし、それはスタートラインに立っただけだ。あなたの人生は、まだ何も変わっていない。
また、起業塾で勉強をすることで満足してしまう人も多い。「自分は勉強熱心だ」「他の人には無い知識を得た」と悦に入ってしまう。
しかし、何かを知っていること自体にはほとんど意味が無い。
「ブログのアクセスを上げる方法」を勉強しても、ブログのアクセスは上がらない。
「月の売り上げを10万円上げる方法」を勉強しても、売り上げは10万円上がらない。
実践してはじめて、知識は成果に変わるのだ。
あなたの人生は、起業塾に入ることによってではなく、起業塾で学んだことを行動に移していくことで変わっていく。
このように言うと、「そんなことは当たり前じゃないか」と思うかもしれない。
しかし、つい忘れてしまいがちなことなので、要注意だ。
積極的に行動する
起業塾で重要なのは、積極的な行動をすることだ。
例えば、3000円のバイキングに行ったとしよう。このとき、ボーッと座っていても、料理が運ばれてくることはない。
「せっかく3000円も払ったのだからたくさん食べよう」と思うはずだ。そのために、どんどん料理を取りにいくはずだ。
しかし、これが起業塾になると、なぜかボーッと座っているだけの人は多い。そして、塾代を取られるだけで終わってしまう。
起業塾では、たくさんの「権利」が与えられていることが多い。それらは、積極的に使うようにしてほしい。
例えば、次のようなことを行ってほしい。
・積極的に質問する
・チャットで発言する
・内部の交流会やセミナーに参加する
そして、こういう積極的なメンバーと、成果を出すメンバーはほとんど同じである。
しかし、「目立つのが怖い」「積極的に行動するのが苦手」という人もいる。僕もそうだったので、その気持ちはよく分かる。
ただ、それだと質問はできないし、仲間もできないし、情報も集まらない。したがって、せっかく高いお金を払って起業塾に入ったのに、損をすることになる。
だからこそ、少しずつそんな自分を変えて行く必要がある。
あなたには、学校や職場で積極的に行動したとき、足を引っ張られた経験があるかもしれない。
その結果、どちらかというと消極的な性格なのかもしれない。
しかし、起業塾には目立つ人の足を引っ張る人はいない。
積極的に行動する人ほど、周囲から尊敬される。講師からも名前を覚えられて、可愛がられるようになる。
積極的に行動して、嫌なことは1つも起こらないのだ。ぜひ、少しずつ勇気を出していってほしい。
教えられたことを素直に100%実行する
起業塾では、教えられたことを素直に、そして100%実行する人が結果を出す。
「教えられたことを素直に100%実行する」と言うと、当たり前のように思う人は多い。しかし、ほとんどの人がそれをできない。
勝手に必要性を判断しない
起業塾で教えられたことに対して、自分が必要性を理解できる部分だけを実践しようとする人は多い。
そして、「自分には必要ない」と判断した部分については、やらない人は多い。
例えば、「ブログとメルマガをやってください」と教わったとする。
このとき、次のような行動に出る人は多い。
「ブログの必要性は分かるので、それに取り組む」
「メルマガの必要性は分からないので、やらない」
しかし、これもうまく行かない典型的なパターンである。
これは、料理に例えれば良くわかる。
例えば、レシピに「塩」と「砂糖」を入れてください、と書かれているとする。
ここで、「塩は入れるけれど砂糖は入れない」という判断を下したとする。すると、「砂糖」というたった1つの要素が欠けただけで、味は狂ってしまう。
ビジネスも、これと全く同じだ。教わった90%を素直に実行しても、残りの10%をやらなければ、成果は限りなくゼロに近づいてしまう。
勝手にアレンジを入れない
起業塾では、教えられたことをアレンジしようとする人は多い。
例えば、「自分はこうした方がいいと思います」と、勝手に自己流を入れようとする。
あるいは、本やブログから情報を仕入れて、それと起業塾のノウハウを混ぜ合わせようとする。
これも、うまくいかない典型的なパターンである。
こちらも、料理に例えるとよく分かる。例えば、レシピに「塩を入れてください」と書いてあるとする。
このとき、「塩の代わりに醤油を使えばいいんじゃないか」と判断を下したとする。
それでも、味は狂ってしまう。
もちろん、あなたが一流のシェフなのであれば、レシピにアレンジを加えて美味しい料理が作れるかもしれない。
しかし、それは一定以上の経験を持つ人だけができることだ。
少なくとも、これから起業塾で勉強しようという人に、アレンジを加える能力はない。
教えられたことを、素直に100%実行すること。勝手にアレンジを加えないこと。
これが、起業塾で結果を出す人の共通点だ。
起業塾・ビジネス塾で成果を出す人の共通点:まとめ
ここまで、起業塾で成果を出す人の共通点を話してきた。まとめると、次の通り。
・募集の段階で、ビジネスの厳しさを伝えてくれる起業塾を選ぶ
・起業塾に入ることや、勉強をすることだけで満足しない
・元を取ることを目標に、積極的に行動する
・起業塾で教わったことを、素直に100%実行する
これらをルールとして守れば、必ず起業塾で結果を出せるようになります。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。