アフィリエイトのデメリット５つ紹介！副業で始められるが…

こんにちは、武藤です。

主にブログで商品を紹介し、報酬を得るビジネスを「アフィリエイト」といいます。

このアフィリエイトに興味があるものの、そのデメリットは気になりますよね。副業やビジネスを始める以上、しっかりと知っておくべきことです。

実際のところ、アフィリエイトにはデメリットがたくさんあります。「誰でも簡単に稼げる」などと、甘い言葉に惑わされてはいけません。

今回は、アフィリエイトのデメリットを５つお伝えします。また、その大部分を解消するビジネスについても紹介します。

副業で始められるアフィリエイトのデメリット

最初に、アフィリエイトのデメリットを５つ紹介します。

デメリット：アフィリエイトは競合が強い

アフィリエイトのデメリットは、競合（ライバル）が強いことにあります。競争に勝つのが難しく、なかなか思うように稼げないのです。

この原因は、アフィリエイトでは「稼ぎやすいジャンル」が限られており、そこに多くの人が集中することにあります。

「稼ぎやすいジャンル」とは、紹介したときに受け取れる報酬が高い商品が存在する分野のことです。例えば、次のようなものが存在します。

「稼ぎやすいジャンル」以外でも、お金を稼ぐこと自体は可能です。しかし、紹介しても数百円程度しか受け取れない商品が多く、労力をかけてもほとんど稼げません。

よって、大勢のアフィリエイターが「稼ぎやすいジャンル」に参入します。このため、非常に競争が激しいのが現実です。

また、アフィリエイトというビジネスは、最近生まれたものではありません。長い人だと、すでに10年以上稼ぎ続けています。

彼らは長年にわたり、「アクセスの集め方」「文章の書き方」「商品の紹介の仕方」などを研究し続けています。今からこの人たちに勝つのは、非常にハードルが高いです。

このように、アフィリエイトでは「稼ぎやすいジャンル」が限定されます。そこに多くの人が集中するため、とても競争が激しいです。これも、アフィリエイトが持つデメリットの１つです。

デメリット：収入が不安定になりがち

また、収入が不安定になりがちなこともデメリットです。この原因は、紹介する商品の販売が終了したり、報酬が変わったりする可能性にあります。

商品の販売が終了することがある

アフィリエイトでは、紹介していた商品の販売を、販売元の企業が急に中止することがあります。

例えば、あなたがとある商品を紹介し、月30万円の報酬を得ていたとします。しかし、企業が来月からこの商品の販売をやめたらどうなるでしょうか。当然、翌月からあなたの収入はゼロになります。

世の中を見渡したとき、ずっと売られ続ける商品の方が珍しいです。このため、どんなものもいつかは販売終了となります。これを決めるのは企業であるため、アフィリエイターは文句を言えません。

このように、紹介していた商品の取り扱いが突然終了し、報酬が得られなくなることがあります。これも、アフィリエイトのデメリットです。

商品の報酬が変わることがある

また、商品を紹介することで得られる報酬が、急に変わることもあります。

例えば、あなたがブログで、１件紹介するごとに5000円の報酬を得られる商品を紹介するとします。そして、これを月に100件紹介し、50万円を稼いでいたとします。

しかし、企業が「翌月から紹介報酬を半分にする」と決定すればどうでしょうか。同じように100件紹介しても、収入は50万円から25万円まで激減するのです。

販売期間と同様に、紹介報酬も企業側に決定権があります。よって、アフィリエイターが口を出せる問題ではありません。

このように、紹介していた商品の報酬が、突然変わることがあります。これも、アフィリエイトのデメリットです。

デメリット：おすすめできないものを紹介する必要性

そして、大きく稼ぐためには、自分のおすすめではないものを紹介しなければならないこともデメリットです。

商品を紹介するなら、心からおすすめできるものだけを紹介したいですよね。そうすれば、あなたがお金を稼げるだけではなく、購入した人も幸せになれます。

しかし、本当におすすめできる商品をアフィリエイトしようとすると、次のような問題に直面することが多いです。

このため、ほとんどのアフィリエイターが「おすすめはできないが紹介報酬が高い商品」を紹介するようになります。

全くおすすめできない商品や、使ったことすらないサービスを「これがおすすめです！」と紹介するわけです。これは、良心が痛む行為であり、明確なデメリットです。

僕は以前に、婚活アプリのアフィリエイトで月100万円以上を稼ぐ人と話したことがあります。

婚活アプリのアフィリエイトをしているということは、その人もアプリを使ったことがあるのだと思い、次のような質問をしました。

この人はアプリを使ったことがないのに、「これを使えば出会える」「これを使えば結婚できる」などと書いているわけです。そして、大勢の読者がこれを信じて登録したからこそ、彼は儲かっています。

僕は、他人のビジネスを否定するつもりはありません。しかし、使ったことがないものをアフィリエイトするのは無責任だと感じます。いくら儲かるとしても、僕は絶対にやりたいとは思いません。

このように、大きく稼ぐためには、おすすめできないものを紹介する必要があります。このことも、アフィリエイトのデメリットです。

デメリット：稼げるまでに時間がかかる

また、収入が発生するまでに時間がかかることも、アフィリエイトのデメリットです。

初めての収入が発生するまで、３ヶ月〜半年はかかります。月収が２０万円ほどに到達するになるには、1年以上を要する場合がほとんどです。

ここまで時間がかかる原因は、ブログにアクセスが集まるまでに時間がかかることにあります。

アクセスを集めるためには、検索結果に記事を表示させることが必要です。検索結果とは、以下のような画面を指します。

ここに表示されなければ、あなたのブログは誰からも知られません。このため、読者も集まりません。

ネットの仕組み上、作成したばかりのブログは検索結果に表示されません。よって、最初の３ヶ月〜半年は読者が集まらず、報酬が発生しないのです。

つまり、約半年ほどの期間、報酬なしで投稿を続けることが必要です。しかも、「◯記事書けば報酬が発生する」というような保証もありません。よって、ほとんどの人はこの期間を耐えられず、挫折をします。

このように、収入の発生までが長いことも、アフィリエイトのデメリットです。

デメリット：興味のない作業を強いられる

さらに、ほとんどのアフィリエイターが、自分の興味がない内容を投稿しなければなりません。

先ほど説明したように、アフィリエイトでは「稼ぎやすいジャンル」が限定されます。しかし、この中に自分が興味のあるものを見つけられる人はほとんどいません。

例えば、婚活に興味がないのに、婚活に関するブログを書くことになります。あるいは、サプリメントを飲んだことすらないのに、サプリメントに関するブログを書くことになります。

もちろん、10記事や20記事であれば、乗り越えられるかもしれません。しかし実際には、アフィリエイトで稼ぐには最低でも100記事が必要です。

これを仕事だと割り切って、簡単に乗り越えられる人もいます。しかし、ほとんどの人にとっては苦痛でしかありません。

このように、ほとんどの人が興味のない記事を書き続ける必要があることも、アフィリエイトのデメリットです。

アフィリエイトのデメリットを解消するには

ここまで、アフィリエイトのデメリットを紹介してきました。

ところで、このアフィリエイトと似ているものの、これらのデメリットを解消できるビジネスが存在します。それは、自分の商品（サービス）を販売するビジネスです。

このビジネスも、ブログなどで商品を販売するので、アフィリエイトと似ています。しかし、アフィリエイトが他人のものを販売するのに対し、自分のものを販売するのが違いです。

ここからは、なぜ自分の商品を売るとデメリットを解消できるのか、その理由を解説します。

アフィリエイトよりも競合が弱い

自分の商品を売る場合、アフィリエイトに比べて競合が弱いです。なぜなら、実践者が少ないうえ、商品のジャンルが限定されないからです。

アフィリエイトをする人に比べ、自分の商品を売る人は少ないです。このため、競争は必然的に緩くなります。

アフィリエイトは有名なビジネスモデルであり、すでに多くの人が実践しています。しかし、自分の商品を売る手法は、まだそこまで知られていません。

そして、アフィリエイトと違い、世にあるほとんどのジャンルで稼ぐことができます。このため、稼ぎたい人が分散するので、競争も緩くなります。

例えば僕の場合、「音楽」というジャンルで自分の商品を販売しています。以下が実際に運営しているブログです。

ブログに集まった読者を、自分が主催する音楽イベントに集客したり、レッスンに申し込んで頂いたりして収入を稼いでいます。

「音楽」という分野は、アフィリエイトではほぼ稼げないジャンルです。「CD」や「楽器」などを紹介しても、微々たる報酬しか得られません。しかし、自分の商品を販売することで、大きく収益を伸ばせています。

もちろん、「音楽」というジャンルは一例に過ぎません。僕が知る範囲だけで、英語・弓道・作曲・ヨガ・筋トレなど、多岐にわたるジャンルで成功している人がいます。

アフィリエイトでは、稼ぎやすいジャンルが極めて限定され、大勢の人がそこに集中します。しかし、自分の商品を売るビジネスでは、ジャンルの選択肢が広いです。だからこそ、競争が緩くなります。

このように、自分の商品を売ることで、「ライバルが強い」というアフィリエイトのデメリットを回避できます。

販売終了や報酬の変動が起こらない

また、自分の商品を売る場合、販売が勝手に終了したり、一方的に報酬を変更されたりするデメリットもありません。

アフィリエイトでは、販売期間や報酬を決めるのは「企業」でした。しかし、自分の商品を販売するときは、あなた自身が「企業」の立場になります。

よって、商品の販売期間や価格を、すべて自分で決めることが可能です。第三者が介入してきて、勝手に変更することはありません。したがって、収入が安定しやすくなるのです。

このように、自分の商品を販売することで、販売の終了や報酬の変動といったデメリットを回避できます。

心からおすすめできる商品を販売できる

そして、アフィリエイトと違い、心からおすすめできる商品だけを販売できます。なぜなら、あなた自身がサービスを作り込むからです。

アフィリエイトでは、他人の商品を紹介することになります。ただ、誰かが作った商品に対しては、１つや２つは不満が浮かぶものです。例えば、次のような感じです。

アフィリエイトでは、紹介する商品そのものに手を加えることはできません。しかし、自分が販売するものであれば、納得行くまで改善が可能です。だからこそ、心からおすすめできる商品を販売できるのです。

このように、自分の商品を販売することで、アフィリエイトの「おすすめできない商品を紹介しなければならない」というデメリットを回避できます。

自分の興味がある分野でビジネスが可能

自分の商品を売る場合も、稼げるようになるまでは時間がかかります。このデメリットは、残念ながらアフィリエイトと同じです。

しかし、儲からない期間を乗り越えやすいのは事実です。なぜなら、アフィリエイトと違い、自分の興味がある分野に取り組めるからです。

先ほど説明した通り、アフィリエイトでは稼ぎやすいジャンルが限られます。よって、ほとんどの人がそれに合わせて、興味のない分野のブログを書く必要がありました。

しかし、自分の商品を売る場合は、あらゆるジャンルでお金を稼げます。よって、各自が興味のある分野を選べるのです。

僕が音楽関係の商品を販売しているのも、その分野に興味があったからです。学生の頃にバンドをやっており、音楽が好きだったからこそやっています。以下の画像は、当時の写真です（ちょっと恥ずかしい）。

今までに書いたブログの記事は、200を軽く超えます。また、稼げるようになるまでは時間もかかりました。しかし、それを乗り越えられたのは、自分が興味を持てるジャンルに取り組んだからです。

あなたも、自分が興味を持てる分野に取り組んで、それをビジネスにすることができます。これは、稼ぎやすいジャンルが限定されるアフィリエイトではできないことです。

このように、自分の商品を販売することで、アフィリエイトの「興味のない作業を要求される」というデメリットを回避できます。

まとめ：副業から始められるアフィリエイトのデメリット

今回は、アフィリエイトのデメリットについて詳しく解説しました。まとめると、次の通りです。

アフィリエイトのデメリット

ただ、アフィリエイトと似ているものの、これらのデメリットを回避できるビジネスが存在します。それは、自分の商品を販売するものです。

自分の商品を販売するメリット

これらの点から、アフィリエイトよりも自分の商品を売るビジネスをおすすめします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。