セミナーで懇親会を絶対行うべき理由と、懇親会成功の秘訣

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こんにちは、武藤です。

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セミナーを開催するときは、絶対に懇親会を行うべきだ。

懇親会は、講師であるあなたと参加者、両方に大きなメリットをもたらす。

ただ、「どのように懇親会を行えば良いかわからない」という人は多いと思う。

そこで、2015年から何度もセミナーを開催してきた僕が、懇親会を行うメリットや、意識すべき点を解説したい。

記事の内容を動画でも話しました。中央の再生ボタンを押してご覧ください。

懇親会を行うことによる参加者側のメリット

まずは、懇親会を行うことによる参加者側のメリットを理解する必要がある。

これにより、参加者に喜んでもらうことが可能になる。

仲間ができる

懇親会の存在によって、参加者は仲間を作ることができる。

セミナーに参加する人には、同じ目標を持つ仲間が欲しいという人は多い。

もちろん、休憩時間に近くの参加者と話すことはできる。ただ、その時間は限られている。

懇親会を行うことで、食事やお酒を楽しみながら親睦を深めてもらうことができる。

直接質問ができる

参加者の多くは、講師と直接会話をしたいと考えている。そして、質問や相談がしたいと考えている。

もちろん、セミナー中の質疑応答の時間にも、それをすることは可能だ。

しかし、一人ひとりができる質問の数は限られている。また、大勢の前で手を上げて質問するのは、とても勇気が必要だ。

懇親会を開くことで、参加者は講師と1対1で会話をすることができる。

ここですべての疑問を解決できるため、とても満足してもらうことができる。

懇親会を行うことによる講師側のメリット

懇親会を行うと、講師側にもメリットが生まれる。これらを意識することで、懇親会に大きな意味を持たせることができる。

商品開発のヒントが得られる

セミナーの懇親会は、参加者の生の声を聞く格好の場所だ。この声は、今後の商品開発に大きく活きてくる。

参加者はどんなことに悩んでいるのか。また、どんなことに困っているのか。あるいは、どんな目標を持っているのか。

懇親会は、セミナーよりもリラックスした雰囲気となる。このため、心からの本音を聞くことができる。

ここで1つ、僕の体験談を紹介したい。以前、ブログ運営に関するセミナーをしたことがある。

このセミナーでは、ブログ運営に必要な実践的なテクニックを解説した。

だが、懇親会では時間の有効な使い方や、モチベーションの維持に関する相談をたくさん受けた。

そこで、「今度は時間管理やモチベーション維持をテーマにセミナーを開いたらどうだろうか」というアイデアが浮かんだ。

このように、懇親会は商品アイデアの宝庫となる。

「懇親会は商品開発のヒントを得る場である」という意識で、懇親会に臨んでほしい。

バックエンドの販売に繋がる

講師は、セミナーの最後に商品を販売する場合がある。この商品は、「バックエンド」と呼ばれる。

懇親会を行うことで、バックエンドを購入してもらえる確率が上がる。なぜなら、1対1で質問や相談に答えることで、信頼関係を構築しやすくなるから。

懇親会では、「商品を買いませんか?」などと売り込みをしてはいけない。そうではなく、参加者からの質問や相談に答えることだけに全力を注ぐ。

すると、参加者の満足度はとても高まる。そして、より信頼を深めてもらうことができる。

これができれば、参加者が自主的にバックエンドの購入について相談してくるようになる。

多くの参加者には、バックエンドを購入するにあたって悩んでいるポイントがある。

例えば、「こんな自分でもできるだろうか」ということかもしれない。あるいは、サポート体制に関して不安があるのかもしれない。

あなたは、それらの不安を順番に解決してあげる。すると、参加者の不安はなくなる。

この結果、懇親会の中で商品の購入を決断してくれる。

懇親会を企画する際のポイント

ここからは、懇親会を企画する際の注意点を話していきたい。

懇親会の場所はどこが良いか

懇親会の場所としては、次の3パターンがある。

1:セミナー会場と同じ建物で、そのまま懇親会を行う

2:セミナー会場近くの飲食店に移動して、懇親会を行う

3:セミナー会場から遠い飲食店に移動して、懇親会を行う

これらの選択肢のうち、「1」がベストだ。それができない場合は、「2」を選ぶべき。そして、「3」は最悪なのでやめておいたほうがいい。

参加者は、さまざまな場所から会場に訪れている。

したがって、同じ建物で懇親会をする方が、参加してもらいやすい。逆に、懇親会の会場が遠いほど、参加者は減る

また、セミナー終了直後は、参加者のテンションが高まっている。長時間のセミナーを終えて、「やるぞ!!」という気持ちになっている。

同じ会場を使うことで、このテンションを維持したまま懇親会に入ることができる。この結果、参加者同士の会話も弾みやすくなる。

他の会場に移動する場合、移動中にテンションが下がってしまう。そして、懇親会は盛り上がりにくくなる。

このため、可能な限りセミナーと同じ会場で懇親会をするべきだ。どうしてもできないなら、近くのカフェや居酒屋を使うと良い。

セミナー会場の「懇親会プラン」を利用する

セミナー会場には、懇親会を行えるプランを用意している業者がある。

これを利用することで、セミナーと懇親会を同じ会場の中で完結することができる。

例えば、僕がいつも使っている「TKP」のセミナールームには、この仕組みがある。

貸会議室ネット(TKP)のサイト

事前に伝えておけば、食事やお酒まで用意してくれる。これらが不要の場合も、お茶やお菓子を用意してくれるプランも存在する。

TKPの会場は日本全国に存在する。僕は東京だけではなく、新大阪でもTKPの会場を使わせてもらったことがある。

他にも、懇親会プランを用意している会場はたくさんある。ぜひ、「地域名 セミナー会場 懇親会」などと検索をしてみてほしい。

懇親会に適した座席のレイアウト

懇親会の盛り上がりは、座席のレイアウトに大きく左右される。

あなたが、10人以下の比較的少人数のセミナーを開催するとする。この場合は、椅子に座って懇親会をしても良い。

だが、大人数の懇親会になると問題が生じる。それは、近くに座っている人としか会話ができないことだ。

このような場合は、立食形式で懇親会を行うと良い。立食形式とは、参加者が立ったまま自由に移動しながら、食事やお酒を楽しめるもの。

これにより、たくさんの人と自由に会話を楽しむことができる。

10人を超える人数で懇親会をする場合は、立食形式のレイアウトが可能な会場を選ぶべきだ。

懇親会の会場を予約すべき時期

懇親会の会場は、早めに予約をすることを心がけてほしい。どんなに遅くても、セミナー当日から2週間前には決めておきたい。

大人数であるほど、直前に会場を押さえるのは難しくなる。懇親会が中止になってしまったら、参加者をがっかりさせることになる。

懇親会の当日に心がけること

セミナーの講師は、懇親会の途中でどのようなことに注意すべきか。ここからは、僕が意識している3つのことを紹介したい。

懇親会の模様を動画や写真で撮影する

懇親会の模様は、ぜひ動画や写真で撮影することを忘れないでほしい。

これにより、次回のセミナーを告知する際に使用することが可能になる。楽しい雰囲気が伝われば、集客もどんどん増えていく。

ただ、撮影はあなたが自分で行ってはいけない。必ずスタッフに頼むようにしよう。スタッフといっても、友人や知人で十分だ。

講師であるあなたは、参加者とコミュニケーションを取ることだけに専念すべきだ。この方が、圧倒的に満足度が高くなる。

また、撮影した動画や写真をネット上に掲載する際は、必ず参加者に許可を取ること。

可能な限りすべての参加者と話す

セミナーの懇親会では、可能な限りすべての参加者と話すことを心がけている。

僕は今でも、さまざまなセミナーに参加する。このとき、出来るだけ講師の先生と直接話したいと思う。感謝を伝えたいし、質問や相談をしたいからだ。

だが、大人数のセミナーであるほど、講師に近寄りにくいと感じてしまう。それに、話しかけても迷惑ではないだろうかという不安がよぎる。

これこそ、あなたのセミナーに参加する人の気持ちだ。あなたと話したいと思っても、勇気が出ずに話しかけられずにいる参加者は多い

だからこそ、講師であるあなたの側から話しかけるようにしてほしい。

もしかしたら、あなたは自分から話しかけることが苦手かもしれない。僕もそうだ。だが、心配はいらない。

講師であるあなたは、1日の主役である。参加者は、あなたの話を聞くためにわざわざ時間とお金を払って来ている。

だからこそ、ぜひともあなたと話したいと思っている。僕も、参加者に話しかけて嫌な顔をされたことは一度もない。

最初の一言は、「今日はありがとうございました」と話しかければ良い。すると、「こちらこそありがとうございました」と返ってくる。

その後は、相手の名前や、今日はどこから来てくれたのかを聞いたりしている。そして、僕は必ず次のように聞くようにしている。

「セミナーで、何か分からない点はありませんでしたか?」

こう聞くことで、質問や相談を受け付けることができる。参加者の疑問を解決できるため、満足度は圧倒的に高くなる。

セミナーの懇親会のメリットと成功の秘訣:まとめ

この記事では、セミナーの懇親会を行うメリットを解説した。そして、懇親会を行う際に注意すべきポイントも紹介してきた。

懇親会を行うことで、参加者の満足度は跳ね上がることになる。そして、それはあなたのビジネスが成功することにも繋がる。

ぜひ、取り入れてみてほしい。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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