こんにちは、武藤です。
セミナー講師について、その収入が気になる人は多いと思います。僕も、自分がセミナーを始める前は、講師の年収がとても気になっていました。
そこで今回は、セミナー講師の収入について解説します。年収・月収・給料はもちろん、その収入源についても詳しく解説していきます。
記事の内容を動画でも話しました。中央の再生ボタンを押してご覧ください。
もくじ
セミナー講師の収入をパターン別に解説
セミナー講師の年収や月収は、会社に雇われているのか、個人で活動しているのかによって大きく異なります。
会社から給料をもらうセミナー講師の場合
セミナー講師には、会社から雇われている人もいます。セミナーを開催する会社に就職し、講師として働くのです。この場合、会社からもらう給料が、そのまま月収になります。
セミナー講師の求人をチェックすると、そこに報酬額が書かれています。僕が見た限りでは、年収360万円〜600万円ほどの給料が多いです。これを月収に直すと、30万円〜50万円となります。
会社員として働く場合、毎月決まった給料が支払われます。このため、月収は安定しやすいです。しかし、一般的な企業と同様、給料の上がり方には限界があります。よって、個人で成功しているセミナー講師と違い、年収1000万円以上は期待しにくいです。
つまり、「安定はするが、高い年収は望めない」ということです。これはセミナー講師に限らず、多くの会社員と共通する部分ですね。
個人で活動するセミナー講師の場合
次に、会社に所属するのではなく、個人でセミナーを開催している講師の収入を考えます。この場合、セミナーの企画や立案はもちろん、集客に到るまで、すべて自分で行うことになります。
成功しているセミナー講師は、数千万円や億という年収を得ている人もいます。一方で、集客がままならず、会場費などから赤字になっている講師もいます。
しっかりとした戦略を持たなければ、安定的に集客を行うことは難しいです。よって、収入が安定しないセミナー講師も多いです。
このように、個人のセミナー講師の収入には、大きな格差が存在します。これは、自分でビジネスをする以上は避けられない現実です。
セミナー講師の収入源とは
それでは、セミナー講師の収入源には、どのようなものがあるのでしょうか。
セミナー参加費による収入
まずは、セミナーの参加費によって得られる収入です。これは単純に、セミナーの「参加費×受講者の人数」が講師の収入となります。
例えば、僕が2016年に開催したセミナーの参加費は15,000円でした。ここに、14名の方が参加してくださいました。これが、そのときの様子です。
このとき、参加費からの収入は15,000円 × 14 = 21万円となります。
このように、受講者が支払う参加費が、セミナー講師の収入源となります。
ウェブセミナーによる収入
講師によっては、ウェブセミナーを開催している人もいます。ウェブセミナーとは、インターネット上で中継されるセミナーのことです。
通常のセミナーの場合、会場まで足を運んでもらう必要があります。このため、地方や海外に住んでいる人は、どうしても参加しにくいです。
しかし、ウェブセミナーを行うことで、インターネットさえ繋がれば、世界中から受講してもらうことができるようになります。このため、より参加者を集めやすいのです。
僕も、スクールの生徒向けにウェブセミナーを開催したことがあります。これが、そのときの様子です。
ウェブセミナーも、受講者から参加費を頂くことができます。通常のセミナーと同様、こちらも講師の収入となります。
動画販売による収入
セミナーの様子を撮影し、動画として販売することで収入を得る講師もいます。
通常のセミナーは、場所と時間が決められています。このため、どうしても都合がつかず、足を運べない人がいます。
しかし、動画を販売することで、感謝されながら収入を頂くことができます。動画は、DVD形式や、インターネット上で再生できる形で販売されることが多いです。
このように、セミナーの動画を販売することでも、講師は収入を得ることができます。
追加販売による収入
会場に来た受講者へ、追加で商品を販売することで収入を得る講師もいます。セミナーでは解決できない受講者の問題を解決する商品を販売するのです。
例えば、僕は以前にブログビジネスのセミナーに出席したことがあります。セミナーの最後に、「1年間あなたのブログを添削する」というサービスが、150万円で販売されていました。
僕が見た限りでも、10人以上の参加者が申し込んでいました。これだけでも、講師は1500万円以上の収入を得たことになります。
このように、受講者へ商品を追加販売をすることでも、講師は収入を得ることができます。
講演料による収入
セミナーの依頼を受け、講演料をもらうことでも、講師は収入を得られます。セミナーが評判になったり、多くの成功者を輩出したりすると、依頼が来ることもあります。
例えば、経営者から「うちの社員の前でセミナーをしてくれないか」と言われたり、大学生から「学園祭で公演してくれないか」と頼まれたりします。
講演料は、高い人で1回につき数百万円に達することもあります。集客も、セミナーを依頼した側が行います。このため、講師は講演料を確実に受け取ることができます。
このように、講演料をもらうことで、収入を得ている講師もいます。
まとめ
今回は、セミナー講師の収入について解説してきました。
セミナー講師の収入は、会社で働く場合と、個人で活動する場合で大きく異なります。
会社で働く場合は、安定した月収を給料として得られます。しかし、高い年収は期待にしにくいです。
個人で活動する場合、成功すれば高い年収を実現できます。一方で、失敗すれば赤字になることすらあります。
セミナー講師の収入源は、受講者からもらう参加費や、映像販売、講演料、会場で追加販売する商品の売り上げなどです。これらを収入として、セミナー講師は生計を立てています。
僕の発信が、ほんの少しでも役に立てば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。