ネットビジネスは怪しい詐欺で胡散臭い?有名な手口一覧と信用できる見分け方

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こんにちは、武藤です。

tccfmswt

ネットビジネス(=インターネットビジネス)に関する情報はたくさんあります。しかし、その中には怪しいものや、胡散臭いものも非常に多いです。

このため、「ネットビジネスはすべて詐欺なのでは?」と感じるのも当たり前です。これは、僕も全く同じでした。

ただし実際には、関わる人たちから感謝されながら、大きな収入を実現できる真っ当なネットビジネスも存在します。しかし、その数はとても少なく、見分け方は非常に難しいと言えます。

そこで今回は、ネットビジネス詐欺の有名な手口一覧を解説します。また、怪しい中から、信用できるものを見分ける方法についてもお伝えします。

記事の内容を動画でも話しました。中央の再生ボタンを押してご覧ください。

怪しいネットビジネスの分類

怪しいネットビジネスは、大きく4つに分類されます。具体的には、「詐欺的なもの」「表現が誇大なもの」「反社会的なもの」「真っ当なもの」の4つがあります。

詐欺的なネットビジネス

ネットビジネスには、詐欺的なものが多くあります。あなたを騙し、損害を与えるものです。具体的には、次のようなものが該当します。

・実際には全く稼げない情報を販売する

・約束された商品やサービスが提供されない

・返金保証がついているのに返金には応じない

例えば、過去には「簡単なアンケートに回答するだけで現金1万円が受け取れる」というネットビジネスの手法が販売されたことがあります。販売金額は、約30万円でした。

販売業者は、「30個のアンケートに答えればすぐに取り返せる」などと、言葉巧みに購入へと誘導しました。このため、2000人弱の人が参加しました。

しかし、実際に入会してみると、アンケートは到底1分では答えられない難しいものばかりでした。回答しても、「内容に不備がある」などと言いがかりをつけられ、受け付けてもらえません。結果、参加者には最後まで1円も支払われることはありませんでした。

このように、全く稼げない詐欺に等しいネットビジネスも存在します。

表現が誇大なネットビジネス

怪しいネットビジネスには、表現が誇大なものがあります。つまり、内容が実際より優れているかのように誤解させるものです。

このタイプのネットビジネスでは、商品やサポートは提供されます。また、提供されるノウハウに取り組めば、一応は稼ぐこともできます。よって、「詐欺」とまでは言えません。

しかし、次のような事態が起こります。

・「スマホだけでできる」と書かれていたにも関わらず、実際にはパソコンを使わないとできない

・「1日10分の作業で良い」と書かれていたにも関わらず、実際には30分以上の作業を要求される

・「質問に対しては3日以内に回答する」と書かれていたにも関わらず、実際には1週間以上経たないと返信が来ない

参加者の期待を大きく裏切るものであり、悪質であると言えます。このように、怪しいネットビジネスには、誇大表現を用いたものが多くあります。

反社会的なネットビジネス

怪しいネットビジネスには、反社会的な内容を教えるものがあります。つまり、人を騙したり、迷惑行為をしたりすることで稼ぐ方法を指導するのです。

例えば、次のようなものがあります。

・友達や知り合いを騙し、高額商品を売りつける

・ネットで拾ったアドレスに迷惑メールを一斉配信する

・著作権を侵害する動画を違法にアップロードし、広告収入を稼ぐ

確かに、実践すれば稼ぐことはできます。ただ、あなたは周囲の信用を失い、間違いなく長続きしません。最悪、逮捕されてしまう可能性もあるでしょう。

あなたの人生は、少なくともあと数十年は続きます。よって、短い期間だけ成功しても、全く意味がありません。

このように、怪しいネットビジネスには、反社会的な内容のものもあります。

真っ当なネットビジネス

数は少ないものの、ネットビジネスには真っ当なものも存在します。関わる人から感謝されながら、その対価として収入を得られるものです。

僕の知り合いで、建築関係の優秀な職人に対して、ネットで集客代行をする仕事をしている人がいます。

優秀な職人は、仕事の質は極めて高いものの、インターネットには疎いです。よって、なかなか仕事を受注することができません。

そこで、インターネットを使うことで、お客さんを代わりに集めてあげるのです。その対価として紹介料をもらうことで、ネットビジネスを成立させています。

こうしたビジネスでは、関わる全員が幸せになれます。

運営者=ネットビジネスで収入を稼げて嬉しい

職人=新たな仕事を受注できて嬉しい

お客さん=優秀な職人と出会えて嬉しい

他にも、「ブログで役に立つ情報を発信をするビジネス」「面白い動画を投稿して楽しんでもらいながら広告収入を受け取るビジネス」などが存在します。

こうしたネットビジネスは、家族や友人にも堂々と言うことができます。胡散臭いどころか、「そんなことをしているなんてすごいね!」と尊敬されるのです。

このように、怪しいと思われるネットビジネスの中にも、真っ当なものは存在します。こうしたものを見分けて取り組めば、感謝されながら稼ぐことができます。

詐欺的なネットビジネスの手口一覧と見分け方

詐欺的なネットビジネスの有名な手口には、どのようなものがあるのでしょうか。ここからは、それらを一覧で紹介します。

該当するものを見たら、「怪しい」「胡散臭い」と疑うようにしてください。そして、手を出さないことが大切です。

「楽に」「すぐに」「簡単に」が売り文句

詐欺的なネットビジネスの代表的な手口は、「簡単さ」を売り文句にすることです。

例えば、「楽に」「すぐに」「簡単に」という言葉は、その典型例です。また、「◯◯するだけで稼げる」という文言にも要注意です。これらの表現を見たら、詐欺や誇大表現と考えて間違いありません。

例えば、以下の広告には「facebookに1回投稿するだけで」と書かれています。

また、次の広告には「アプリをダウンロードするだけで」と書かれています。

人間は、出来るだけ楽をしたい生き物です。このため、胡散臭いとは思いつつも、「本当なのかもしれない」と信用してしまう人は多いです。

しかし、結論から言うと、簡単に稼げるネットビジネスなど存在しません

僕はこれまでに、サイト運営、ネットショップ、アフィリエイトなど、さまざまなネットビジネスで成功している人とお会いしてきました。彼らの話を聞き、断言できることがあります。それは、「成功している人は全員がとてつもない努力をしている」ということです。

このため、「簡単に稼げる」と謳うものは、存在しないものを販売していることになります。あるいは、すべて誇大表現です。

もちろん、一般的なビジネスと比べれば、ネットビジネスの難易度は低いです。資金がほとんど不要ですし、世界中どこにいてもできます。

ただし、それはあくまで「比較的簡単」という意味に過ぎません。間違っても、「楽に稼げる」ということではないのです。

また、同じネットビジネスでも、「簡単」と感じるか「難しい」と感じるかには個人差があります。実践者が「簡単だと言ったじゃないか!」と言っても、「あなたにとっては難しいかもしれないが、私にとっては簡単でしたよ」という言い逃れができてしまうのが実情です。

このように、「楽に」「すぐに」「簡単に」というアピールをするネットビジネスは、詐欺的である可能性が高いです。

「誰でも」「100%」とアピールする

詐欺的なネットビジネスの手口に、確実性をアピールすることがあります。特に、「全員稼げる」「100%稼げる」と宣伝するものは、詐欺や誇大表現であると考えて間違いありません

例えば、次の広告には「再現率100%」と書かれています。

また、以下の広告には「300人が実践して全員が30万円稼げている手法である」と書かれています。

ネットビジネスに取り組むとき、誰でも失敗はしたくないものです。このため、本当に全員が100%の確率で成功できるなら、それはすばらしいことです。

しかし、どんなに優れた手法でも、100%の成功は絶対にあり得ません。なぜなら、置かれた環境や能力は、参加者によって異なるからです。また、与えられたノウハウを実践しなかったり、途中で挫折したりする人も必ずいます。

よって、「全員」「100%」などと言っている時点で、詐欺や誇大表現であると言えます。このような宣伝文句を見た時点で、参加は避けた方が無難です。

1対1で強引に契約を迫る

詐欺的なネットビジネスの手口の1つに、強引に契約を迫るものがあります。あなたと1対1で会う機会を作り、しつこく勧誘してくるのです。

こうした業者は、SNSなどを通じて「良かったら一度お会いしてみませんか?」というメッセージを送ってきます。あるいは、次のように、ブログ読者を「無料個別相談」へと誘導する手口もあります。

会うことを約束すると、カフェを指定されます。最初は雑談からスタートしますが、やがて勧誘へと話が移ります。

1対1であるため、「断りにくい」という心理になりやすいです。よって、胡散臭いと思いつつも、契約書にサインをしてしまう人は多いです。

このため、1対1で会うことへ誘導されたら、警戒した方が良いです。もし興味を持っても、「勧誘を断れないかもしれない」思う場合は、避けたほうが無難です。

ちなみに、真っ当なネットビジネスの講師は、強引な勧誘は絶対に行いません。むしろ、自分から「ぜひ教えて欲しい」と言うような、意欲の高い少数の人だけを相手にします。こうすることで、教え子を高い割合で成功させようとします。

このように、詐欺的なネットビジネスの手口として、強引に契約を迫るものがあります。

年収や月収の金額を執拗にアピールする

詐欺的なネットビジネスの手口として、講師の「稼いでいる金額」を執拗にアピールするものがあります。「年収1億円」「月収300万円」など、派手な数字が宣伝されます。

ただ、こうした収入の金額は、「言ったもん勝ち」の世界です。例えば、1円も稼げていない人が、「私は月収500万円です」と言っても罰則はありません

また、数字自体は本当でも、たまたま記録した最高月収を、あたかも毎月稼いでいるかのように見せる手法も多いです。

例えば、1年のうち1ヶ月だけ100万円を稼ぎ、残りの11ヶ月は収入がゼロの人が「月収100万円」と自称するケースがあります。嘘ではありませんが、限りなく嘘に近い表現だと言えます。

こうした収入の証拠としては、預金通帳の画像がよく使われます。例えば、次のような画像を提示して、「7万円がひっきりなしに入金されている」などと主張します。

しかし、これは証拠でもなんでもありません。最初からあった貯金を引き出し、自分で7万円ずつ入金すれば、このような画像は簡単に作れるからです。

このように、詐欺的なネットビジネスの手口として、稼いでいる金額を執拗にアピールする傾向があります。講師が自称する収入額や、預金通常の画像なども、信用できると考えない方が良いです。

贅沢な暮らしをアピールする

詐欺的なネットビジネスの手口として、贅沢な暮らしをアピールするものがあります。

札束や高級車、海外旅行や豪華な食事の画像を使い、「あなたもネットビジネスでこのような人生を手に入れませんか?」と欲望を刺激します。

ただ、こうしたものはいくらでも偽造が可能です。詐欺的なネットビジネスグループの間で、演出用の札束が共有されているという噂もあります。また、インターネット上で拾った旅行や食事の写真と、講師を合成したようなものまであります。

また、高級車はレンタルである確率が高いです。フェラーリなどの高級車は、1日数万円からレンタルすることが可能です。

こうしたサービスを使い、あたかも所有しているかのような写真を掲載する講師は多いです。しかし、このような事情を知らないと、「こんな高級車に乗っているなんてすごい!」と信用してしまいます。

ちなみに、本当にネットビジネスで成功している人は、贅沢をしない傾向が強いです。努力して稼いで来たからこそ、お金の大切を知っています。このため、高級車・旅行・食事などに散財する人は少ないのです。

このように、贅沢な暮らしをアピールするのは、詐欺的なネットビジネスの手口と言えます。

借金させてでも入会させようとする

詐欺的なネットビジネスの手口に、借金を迫ることがあります。例えば、次のように「借金しても参加すべき」と謳うものは多いです。

また、カフェやセミナー会場から、強引に消費者金融へ連れて行く手口もあります。これにより、何としても高額な料金を払わせようとするのです。

ただ、そもそもネットビジネスに借金など必要ありません。最初は数万円の資金から、少しずつ稼ぎ始めることができます。

それに、良識ある業者であれば、支払い能力のないお客さんを参加させようとはしません。「借金してでも参加したい」と伝えても、「それはやめた方が良い」と止められるくらいです。

しかし、詐欺的なネットビジネスの業者は、そうではありません。このように、借金を推奨するような業者は、詐欺的であると考えて間違いありません。

ビジネスモデルが不明である

詐欺的なネットビジネスの手口として、参加するまでビジネスモデルを明かさないものが多いです。

ビジネスモデルとは、「どうやってお金を稼ぐのか」という仕組みのことです。ネットビジネスで言えば、次のようなものです。

・YouTubeに動画を投稿して、広告収入を受け取る

・ネットショップでアクセサリーを販売してお金を稼ぐ

・美容ブログに読者を集めて、化粧品を販売してお金を稼ぐ

真っ当なネットビジネスであれば、入金前にこれを教えてくれます。よって、本当に自分がやりたいものなのかどうかを、判断してから参加することができます。

しかし、悪質な業者ほどこれを隠そうとします。なぜなら、隠さないと参加者を集められないような内容だからです。到底稼げないようなものや、反社会的な内容を教えられる可能性が高いです。

このため、入金してから「こんなはずじゃなかった」と後悔することになります。したがって、ビジネスモデルが隠されているものは、避けた方が良いです。

返金保証があるのに返金されない

詐欺的なネットビジネスの手口として、「返金保証」があります。「稼げなかったら全額を返金する」と約束し、参加を促します。

しかし、実際には返金がされないケースが後を絶ちません。契約書や申し込みのページに、小さな文字で「返金の条件」が記載されています。次のように、絶対に達成できないようなものが条件になっているケースが多いです。

・SNSへ1日100回投稿を行い、それを30日続けてください

・3000文字以上のブログを500記事書き、提出してください

こうした条件の前に心が折れ、返金を諦めて泣き寝入りをさせられることになります。

胡散臭いと思っても、返金保証に安心してお金を支払ってしまう人は多いです。しかし、この約束が守られることは少ないため、真に受けないようにしてください。

信用できるネットビジネスの見分け方

それでは、数少ない真っ当なネットビジネスを見極めるには、どうすれば良いのでしょうか。

この答えは簡単であり、ここまで紹介したのと逆の特徴を持っているものを選ぶことです。一覧にすると、次のようなものです。

・「すぐに」「楽に」「簡単に」「誰でも」「100%」などの表現は使わない

・1対1で会おうとしてこない

・稼いでいる金額を執拗にアピールしない

・贅沢な暮らしをアピールしない

・ビジネスモデルが明らかである

悪質なネットビジネスの業者たちは、詐欺的な手法をお互いに共有しています。よって、彼らの宣伝手法は、どうしても似通ったものになります。このため、そこさえ避けることができれば、信用できるネットビジネスと出会える可能性じゃ高いです。

また、さらなる見分け方として「入金前にデメリットを教えてくれるかどうか」があります。

完璧なネットビジネスは存在しません。どんなネットビジネスにも、デメリットが存在します。例えば、「時間がかかる」「資金がかかる」などです。これを先に教えてくれるネットビジネスは、信用できる可能性が高いです。

僕にも、ネットビジネスの先生に当たる人がいます。彼からは、ブログを使った集客の手法について教えてもらいました。

ただ、入金をする前の段階で、きちんとデメリットを話してくれました。

・あなたが努力をしなければ、1円たりとも稼げません

・全員が成功できるわけではなく、途中で挫折する人もいます

・アクセスが集まるまでには時間がかかるため、半年から1年は無収入になります

この正直さを信用できると考え、教えを請うことにしました。この結果、ブログを駆使して大幅に稼ぎを上げることができるようになりました。

このように、これまで紹介した詐欺の手口と逆の特徴を持ち、事前にデメリットまで教えてくれるネットビジネスは、信用できる可能性が高いです。

まとめ:怪しいネットビジネス詐欺の手口一覧

今回は、ネットビジネス詐欺の有名な手口一覧や、信用できるものの見分け方を解説してきました。

ネットビジネスには、「詐欺的なもの」「誇大表現が用いられたもの」「反社会的なもの」「真っ当なもの」の4つがあります。このうち、真っ当なものの見分け方を理解すれば、感謝されながら稼ぐことができます。

ぜひ、信用できるネットビジネスの見分け方を理解し、真っ当な方法でお金を稼いでいってください。応援しています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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