こんにちは、武藤です。
僕は17歳の高校生だった2009年に起業しました。
そして、何とか今までビジネスを続けられています。
この記事では、起業して感じたメリットとデメリットを、全部書いてみたいと思います。
記事の内容を動画でも話しました。中央の再生ボタンを押してご覧ください。
もくじ
人間関係のストレスがゼロになった
僕が起業して1番のメリットを感じていることは、人間関係のストレスがゼロになったことです。
仕事のストレスって、ほとんど人間関係ですよね。
上司・同僚・部下との関係とか、お客さんや取引先との付き合いがストレスとか・・・。
僕にはこの、人間関係のストレスがありません。
夜寝る前に、「明日この人と会うのは嫌だな」と思うことが、ほとんどないんです。
人付き合いが苦手でも人と会うのが楽しい
僕はもともと、人付き合いが得意ではありません。
昔、学校でいじめを受けたトラウマで、5年くらいまともに他人と話せない時期がありました。
そのころは、本当にほとんど友達がいませんでした。
しかし、起業してからは人と会うのが楽しくて仕方がありません。
価値観が合う人とだけ仕事ができる
僕は、イベント制作・音楽プロデュース・セミナー・講演・経営コンサルティングなど、さまざまな仕事をしてきました。
基本的に、お客さんはインターネットを使って集めています。
主に、ブログ・YouTube・メルマガの3つを使っています。これらを使って、自分の知識や考え方を発信しています。
すると、自分と価値観の似た人が集まって来るんですよね。
実際に会ってみると、もし学校や職場にいたら、絶対に仲良くなっていただろうな、という人たちばかりです。
そして、彼らがお客さんになったり、一緒に仕事をしたりします。
自分と気が合う人ばかりが周囲にいるのですから、ストレスはほとんどありません。
逆に、学校や職場の場合、そこにいるのは自分と気が合う人ばかりではありません。
それでも、毎日顔を合わせるのですから、我慢しなければならないこともあります。
そういったストレスが全くないのが、起業をしてからの生活です。
付き合う人を選べるようになった
ほんのごく一部ですが、中にはクレーマーのような人もいます。
しかし、集客をかなりマスターしたので、お客さんに困ることはなくなりました。
このため、「あなたのような人は購入しないでください」とキッパリ断ることができるようになりました。
誰かと一緒に仕事をする際も、嫌だなと思ったら、100%断ります。
付き合う人を自分で選べるから、ストレスがありません。
自分の好きなことを仕事にできた
起業をするメリットは、好きなことを仕事にできることです。
僕はもともと、音楽をやっていました。このため、音楽に関わる仕事をしたいと思っていました。
ただ、「音楽の仕事なんて無理だよ」とたくさんの人に言われました。
しかし、起業をすることで、ライブハウスでのイベント企画や、音楽プロデュースを仕事にすることができました。
その後は、「過去の自分と同じように起業をする人を助けたい」と思うようになりました。
今では、ビジネスを指導する仕事もしています。
後で書きますが、起業は想像以上に大変でした。
それでも、好きなことだからこそ、情熱を持ち続けることができました。
僕の場合は「音楽」というジャンルでしたが、これはどんなジャンルでも可能です。
誰もが自分の好きなことを仕事にして、お金を稼ぐことができるのが起業です。
(このブログでもその方法について解説していきますね!)
頑張ったぶんだけ自分に返ってくる
起業して仕事をするメリットは、「頑張ったぶんだけ自分に返ってくる」ということです。
ほとんどの仕事は、働いた時間に対する給料しかもらえません。
「その時間どれくらい頑張ったか」ということは、評価されません。
焼肉屋でアルバイトをしていた頃の話
僕が学生のころ、焼肉屋でアルバイトをしていた頃の話です。
あるとき、「駅前でこのチラシを配ってこい」と言われました。
知らない人にチラシを差し出すのって、結構勇気が必要です。
ほとんど無視されますし、「要らない」って冷たく言い放たれることもありました。
それでも、頑張ってチラシを配り続けました。
そのチラシを受け取って、お店に来てくれるお客さんもいました。
でもあるとき、「頑張って配っても給料は上がらないんでしょ?」と思うと、気持ちが冷めてしまいました。
また、あるときは「お客様のグラスが空いていたら飲み物を勧めろ」と言われました。
タイミングよくオススメをすると、結構注文してくれました。
でも、それによってお店の売り上げが上がったはずなのに、給料は1円も増えません。笑
このとき、「将来は自分が頑張ったぶんだけ返って来る仕事がしたい」と思ったものです。
起業では頑張るほど自分に返ってくる
アルバイトをしていた頃は「出来るだけお客さんが来ませんように」と思っていました。
どうせ時給は変わらないので、なるべく楽な方が良いからです。
しかし、起業してからはこれが逆になりました。「どうすればお客さんを増やせるか」を、いつも考えるようになりました。
なぜなら、お客さんが多いほど、自分の収入も上がるからです。
起業では、頑張れば頑張るほど自分に返ってきます。だから、もっと頑張ろうという気持ちになれます。
そして、返ってくるものは、お金だけではありません。お客さんからの「感謝」も返って来ます。
自分が提供したものに対して、ありがとうと言ってもらえるのは、最高の喜びですね。
実は借金や失敗のリスクがなかった
僕は中学生くらいから、なんとなく起業したいと思っていました。
当時は、起業に関する知識など全くありませんでした(当然ですが・・・)。
それでも、漠然と「起業して失敗したら大変なことになる」と思っていました。
莫大な借金を抱えたり、社会的な信用を失ったり・・・。
でも、これ、嘘でした。
資金ゼロでも起業できますし、失敗しても何度だってやり直せます。
その証拠に、高校生でしたが何の問題もなく起業できましたからね。
もちろん、親からお金を借してもらったわけでもないです。
資金ゼロで起業した方法は、下の記事で解説してます。
多くの人は、イメージだけで「起業はリスクがめちゃくちゃ大きい」と考えています。
ただ、そういう風に考えている人が多いからこそ、ライバルが少ないのかなとも思っています。
ここだけの話、リスクなんてほとんどありませんよ。
努力よりも結果がすベて
ここからは、起業のデメリットを話しますね。
特に感じたのは、「間違った努力をいくら続けても1つも成果は出ない」ということです。
時給1000円のアルバイトなら、5時間働けば確実に5000円もらえます。
でも、自分で起業したら、お客さんに評価されないことを何時間やっても1円たりとももらえないんですよね。
起業当初、自分の音楽イベントに集客するため、100近い都内の音楽スタジオを回ってビラを貼らせてもらいました。
しかし、1件たりとも反応がありませんでした。このときは、本当にショックでしたね。
お客さんからしたら、こちらの努力は全く関係ない。
こちらがどれだけ頑張っても、そこに魅力を感じてもらえなければ、1円も稼げない。
結果がすべてという、厳しい世界です。
孤独である
僕が起業して感じたデメリットは、「孤独」ということです。
僕は仲間と起業したわけではなく、一人で起業しました。
学校や職場であれば、クラスメイトや同僚など「同じ立場の人」がいます。
しかし、起業をすると、それに該当する人がいません。
だから、悩みや問題点を共有できる相手がいないんですよね。
最後は、必ず一人で解決しなければいけない。
最近では、起業してビジネスをしている仲間もできました。
しかし、僕のやっているビジネスはあくまで僕のビジネスだし、彼らのやっているビジネスは彼らのビジネス。
本当の意味で理解し合うことはできないんですよね。
自己管理を求められる
僕はもともと、だらしない性格です。今もですが・・・。
忘れ物の常連でしたし、10分昼寝をするつもりが3時間くらい寝てしまう人間でした。
よく、「起業すれば自由なライフスタイルが得られる」みたいなことを言う人がいます。
確かに、好きな時間に起きられますし、口うるさい上司もいません。その意味では、自由であると言えるでしょう。
しかし、誰からも命令されないということは、自分で自分を管理しなければいけないということです。
僕は、この点にとても苦労しました。
仕事をするはずなのに、ついスマホをいじってしまう。ついお昼まで寝てしまう。ついYouTubeで動画を見てしまう・・・。
でも、仕事をしないと売り上げも上がらなくて、自分の首を絞めることになる。
分かっているけど、行動できない。
「どうすればモチベーションを維持できるのか」「どうすれば集中力を維持できるのか」みたいなことを、ものすごく勉強しました。
今ではだいぶ自己管理ができるようになってきましたが、とても時間がかかりました。
起業して感じたメリットとデメリット:まとめ
ここまで、起業して感じたメリットとデメリットを書いてきました。まとめると、次の通りとなります。
メリットは、
・人間関係のストレスがゼロになった
・好きなことを仕事にできた
・頑張ったぶんだけ自分に返ってくる
・実は借金や失敗のリスクがない
デメリットは、
・最初の1円を稼ぐまでがとても大変
・孤独を感じることが多い
・自己管理を管理することが求められる
ということですね。
この記事でメリットとデメリットを両方読んで、それでも起業してみたいと思ったなら、
あなたは僕と同じように、起業して幸せになれるタイプの人間かもしれません。
他の記事でも、起業に役立つ情報をお届けしていきますので、ぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。