セミナー講師が緊張しない8つのコツを実体験で語る

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こんにちは、武藤です。

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僕は、2015年に初めて自分のセミナーをした。

前日は、ほとんど眠れなかった。当日も緊張のあまり、話すことを忘れてしまうほどだった。

それからというもの、どうすれば緊張を克服できるのか、試行錯誤をしてきた。

そして今では、緊張というものとうまく付き合えるようになった。

この記事では、僕が何年もかけて掴んできた、セミナーでの緊張を克服するためのコツを全部紹介したい。

記事の内容を動画でも話しました。中央の再生ボタンを押してご覧ください。

緊張に対する捉え方を変える

セミナーをする際の緊張に悩んでいる人には、共通点がある。それは、緊張することを悪いことだと考えていること。これは、僕もそうだった。

でも、緊張することは、全然悪いことではない。

「緊張」という言葉を辞書で調べてみると、「心が引き締まってくる様子」と書いてある。

「心が引き締まってくる」と聞くと、なんか良いことのように思えて来ないだろうか?

全く緊張しない場合、良いセミナーはできない。例えば、気の緩みから話すことを忘れたり、お客さんに失礼な態度を取ったりしてしまう。

適度な緊張は、集中力を高めてくれる。そして、目の前の物事を上手く行きやすくしてくれる。

人気のセミナー講師も、本番の前は必ず緊張する。セミナーに限らず、ライブを控えたミュージシャンや、試合前のスポーツ選手も、全員が緊張している。

そして、緊張の高まりを「嫌がる」のではなく、「楽しむ」意識を持って欲しい。

僕はいつも、自宅からタクシーで会場に向かう。会場に近づいてくると、かなり緊張が高まってくる。

以前の僕は、緊張してはいけない、と考えていた。だからその緊張を押さえようとして、余計に緊張を高めてしまっていた。

だが、最近では

「緊張してきたぞ・・・これは良いセミナーになりそうだな」

と自分に言い聞かせるようにしている。これを繰り返していると、本当にそう思えるようになってきた。

適度な緊張は良いこと。そして、緊張の高まりを楽しむこと。

ただ、良くないのは「緊張しすぎる」ことだ。これは、セミナーで失敗する原因となる。

ここからは、これを軽減するためのコツを解説していきたい。

セミナーの前にやるべきこと

まずは、セミナーの前にやるべきことから紹介したい。

早めの準備と練習を徹底する

セミナーや講演における過度の緊張は「上手く話せるだろうか」という不安から来ることが多い。

これを解消するには、ひたすら練習を繰り返すしかない。シンプルなことだが、とても大事なこと。

そして、この練習は早めにやっておくことが大事だ。具体的には、本番の1週間前には、すぐにセミナーができる状態まで仕上げること。

こうすれば、直前に何かトラブルが起きたとしても、余裕を持って当日を迎えられる。

また、必要な持ち物の準備も、3日前までには済ませておきたい。そして、前日にももう一度チェックを行うべきだ。

「準備と練習は完璧だ」と思うことで、緊張はかなり軽減される。ぜひ、試してみてほしい。

セミナーや講演の会場を事前に見学する

セミナーや講演の会場は、電話やインターネットでも申し込むことができる。このため、当日まで足を運ばないという人も多い。

だが、会場には絶対に足を運んでおくことが大事。

会場がどんなところか分からなければ、当日のイメージが湧かない。また、当日道に迷ってしまい、余計に焦ってしまう可能性もある。

さらには、当日いきなり「こんなに広いのか・・・」と、会場の雰囲気に飲み込まれてしまう可能性もある。

だからこそ、事前に会場を見ておくことで、緊張を軽減するのだ。

そして、もう1つ重要なことがある。それは、会場側のスタッフさんと顔見知りになっておくこと。

当日、初対面のスタッフさんばかりだと緊張してしまう。しかし、「会場に行けば知っている人がいる」と思うだけで、とても安心できる。

当日のセミナー開始前に緊張を和らげるには

セミナー当日に、緊張を和らげるために必ずやることがある。それは、誰かと積極的に話をすることだ。

夕方からのセミナーなら、ランチは友達や恋人と食べる。あるいは、お茶をする。

もしくは、気心の知れた知り合いに、スタッフとして準備を手伝ってもらう。

僕は一人暮らしなので、誰とも話さず会場に向かうことも多かった。一人でいると、どんどん緊張が高まってしまっていた。

でも、本番前に誰かと話をすることで、かなりリラックスできるようになった。

当日のセミナー前には、積極的に誰かと話す機会を設けてみてほしい。

メモを置いておき、心理的な負担を軽減する

緊張をしすぎると、頭が真っ白になって、話す内容を忘れてしまう可能性がある。そこでオススメなのが、話す内容のメモを手元に用意することだ。

もちろん、実際のセミナーはメモを見ないで話すべきだ。だが、「いざとなったらメモを見れば良い」という余裕が、緊張の軽減に繋がる。

ちなみに、頭が真っ白になったら、これを逆手に取って笑いを取るのも有効だ。

僕は前に一度、

「頭が真っ白になっちゃったので、メモを見ても良いですか?」

と言ったことがあるが、会場から笑いが起きた。その後も、とても良い雰囲気になった。

セミナー本番中にやるべきこと

いよいよ、セミナーの本番だ。ここからは、セミナーの本番中に緊張を軽減するコツを紹介していく。

話し始めてから真っ先にやるべきこと

僕がセミナーで話し始めたら、真っ先にやることがある。

それは、参加者の中から「熱心に聞いてくれている人」を探すこと。

セミナーの参加者には、寝ている人や携帯をいじっている人、つまらなそうにしている人もいる。こういう人を見ると、内容に対して自信がなくなり、余計に緊張してしまう。

逆に、うんうんと頷きながら、前のめりに話を聞いてくれる人もいる。こういう人を見ることで、「自分のセミナーを楽しんでくれている人がいるんだ」という自信を持てる。

まずは早い段階で、熱心に聞いてくれる参加者を見つけよう。そして、緊張が高まってきたら、目線をその人の方を向けるようにしよう。

ちなみに、僕もセミナーを受講するときは、なるべく笑顔でうなずきながら聞くようにしている。自分がしてもらって嬉しいことは、相手にもしてあげたいからね。

緊張を利用してセミナーを盛り上げる

緊張を利用して、会場の雰囲気を温める方法がある。それは、緊張していることを参加者に伝えてしまうというものだ。

勇気を出して、

「すっごく緊張しているんですよ」

「昨日は一睡もできなかったんですよ」

などと言ってしまおう。

人前で話すときは、誰しも緊張するもの。お客さんにだって、そういう人は多いだろう。

だから、あなたが正直な心情を打ち明けることで、共感してもらえる。それに、あなたの人柄が伝わることで、会場の雰囲気も温かいものになる。

成功体験を積めば緊張は消え去る

僕が2015年に初めてセミナーをしたときは、緊張のあまり頭が真っ白になっていた。正直、うまく話せなかったし、悔しかった。

でも、自分が出かけていくセミナーの講師たちは、自信に満ちた表情で話をしていた。これを見て、「すげえなあ」と思ったことを覚えている。

今思えば、彼らの自信は「成功体験を積んでいる」というところから来ていたのだと思う。

2015年以降も、僕は何度もセミナーを繰り返してきた。

セミナーをやるたびに、たくさんの人から感謝の言葉を頂けた。例えば、「感動した」「飛行機に乗ってまで来て良かった」などと言ってもらえたことがある。

あるいは、遠くから毎回足を運んでくれる人がいる。

お客さんから喜ばれ、お客さんから感謝をされる。こうした体験を積み重ねるうちに、いつしか過度に緊張することはなくなっていった。

そして、いつしか堂々と自信を持ってセミナーができるようになった。「今までもうまくいったから、今回もうまくいくだろう」と思えるようになった。

このように、成功体験を積むことによって、自分に自信を持てるようになる。そして、過度に緊張することなくセミナーができるようになる。

セミナーを始めたばかりのときは、この成功体験がない。でも、これは仕方のないことだ。

だから、自信が持てず緊張してしまう自分のことを責めてはいけない。

最初は、過度に緊張してしまうこともあると思う。そんなときは、「これから成功体験を積めば緊張もしなくなるだろう」と発想を切り替えるようにして欲しい。

セミナーや講演での緊張を克服する方法:まとめ

ここまで、セミナーや講演での緊張を克服する方法を紹介してきた。

準備の段階では、次の4つのことを意識して欲しい。

・「緊張=悪いこと」という捉え方をやめる

・早めの準備や練習を徹底する

・会場を事前に見学して、スタッフさんと顔見知りになっておく

・内容のメモを用意して、心理的な負担を軽減する

セミナーや講演の当日は、次の3つをやって欲しい。

・当日、ステージに上がる前に積極的に他人と会話する

・熱心に聞いている人を探して、そちらに視線を向ける

・緊張していることを隠そうとせず、正直に打ち明ける

そして、成功体験を積んでいくことで、回を追うことに過度な緊張は軽減されていく。

ぜひ今日から、1つでも多く取り入れて欲しい。

あなたが「適度な緊張」と共に、最高のセミナーができますように。

応援しています。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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