セミナーセールスとクロージングを成功させる4つの極意

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こんにちは、武藤です。

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セミナーを開催しているが、商品のセールスやクロージングが思うように行かない…。

あなたは、このように悩んではいないでしょうか。

僕も、今まで何度もセミナーを開いてきた。そして、そのたびに試行錯誤してきた。この結果、セールスやクロージングを成功させるコツが見えてきた。

この記事では、僕が実体験で学んできた、セミナーセールスとクロージングの極意をすべてお話ししたい。

記事の内容を動画でも話しました。中央の再生ボタンを押してご覧ください。

セミナーで情報を出し惜しみしない

セールスやクロージングがうまく行かない人には、セミナーで話す内容を出し惜しみする人が多い。

なぜ、出し惜しみをしてしまうのか。

それは、「セミナーでここまで話してしまったら、この後に売るものがなくなる」と考えるからである。

そして、セミナーでは薄い情報しか与えず、「もっと学びたい方は商品を購入してください」と誘導しようとする。

僕も、勉強のために色々なセミナーへ参加する。

ただ、抽象的な内容を繰り返すばかりで、具体的に何をすれば良いのか分からないものは多い。

そのくせ、商品はしっかりセールスしようとする。

だが、これは発想が逆だ。

セミナーで話す内容を出し惜しみするほど、セールスやクロージングはうまくいかない。

逆に、セミナーの内容を充実させるほど、商品も売れていくようになる。

お金を払って内容が薄いセミナーを聞いた参加者は、どう感じるだろうか。あなたがセールスする商品すべての内容を、薄いのではないかと疑うようになる。

つまり、高いお金を出して商品を買っても、その内容も薄いのではないかと疑うようになる。

そして、そんなセミナー講師から商品を購入する参加者はいない。

逆に、価格以上の充実した内容のセミナーを聞いた参加者は、

「これだけのセミナーを開催してくれたのだから、商品もきっと充実しているはずだ」

という期待を寄せるようになる。

この結果、セールスやクロージングがどんどん決まるようになっていく。

セミナーの参加人数を減らす

セミナーでのセールスやクロージングは、参加する人数を減らした方が成功しやすい。逆に、参加者が多いほど、商品は売れにくくなる。

僕が過去に開催したセミナーの成約率

僕は今まで、参加者10名前後のセミナーから、50名以上のものまで開催してきた。

このとき、参加者が多いセミナーほど、商品の成約率は下がっていった。

成約率とは、セミナー参加者に占める商品購入者の割合のことだ。

ここで、僕が過去に開催したセミナーの参加人数と、商品の成約率を公開しよう。

僕が過去に開催したセミナーの参加人数と、商品の成約率

参加者14名 購入者4名(28.4%

参加者26名 購入者5名(19.2%

参加者44名 購入者6名(13.6%

僕には、セミナーを開催している知り合いが何人かいる。彼らもまた、参加者数が多いほど成約率が下がると言っていた。

少人数の方がセールスが成功しやすい理由

なぜ、少人数のセミナーの方が成約率が高いのか。これには、主に2つの要因がある。

まずは、参加者との距離が近く、信頼関係を作りやすいこと。

数百人単位のセミナーであれば、講師と参加者の間には距離が生まれる。

しかし、少人数のセミナーならどうだろうか。一人一人の参加者に使える時間が増えるので、質問などにも答えやすくなる。

次に、参加者が講師の話を集中して聞くようになること。

数百人単位のセミナーであれば、簡単に居眠りをすることもできる。しかし、少人数のセミナーでは、目の前に講師がいる。このため、集中して話を聞かざるを得ない。

セミナー日程を増やし、少人数で開催する

あなたは、1日のセミナーに大量の集客ができる講師かもしれない。

だが、セールスやクロージングがうまくいかないのなら、少人数でのセミナー開催を考えてみてほしい。

定員50人のセミナーを1日だけ開催するのではなく、定員10人のセミナーを5日間行うのだ。

確かに、あなたの手間は増える。だが、それ以上に売り上げも増える。ぜひ、試してみてほしい。

少人数のセミナーは参加者の満足度も高い

少人数で開催するセミナーは、参加者にも喜んでもらえる。

1人1人の質問に答えたり、会話をしたりする時間を確保できるからだ。

あなたはセールスの成約率が上がって嬉しい、参加者は質問ができて嬉しい。つまり、双方が得をすることになる。

懇親会を開いて信頼関係を作る

セミナーでは、講師と受講生が1対1で話せる時間は限られている。

そこで、セミナーの終了後に懇親会を開く。食事やお酒を飲みながら、信頼関係を深めていく。

ただ、「懇親会を開いてセールスに繋げる」と言うと、「懇親会の中でセールスを行う」と勘違いをする人がいる。

だが、これはやってはいけない。参加者に対して、「商品は買わないのですか?」などと言ってはいけない。

僕も、こちらから一切セールスはしない。

なるべく全ての参加者に、お礼を伝えるようにする。そして、相手からの質問や相談に答える。これだけだ。

参加者からの質問には、商品に含まれる内容もある。だが、次のように出し惜しみをしてはいけない。

「その答えは、今日販売したDVDボックスを購入していただかないと・・・」

「その答えは、先ほどご案内したコンサルティングのメンバーにしかお教えしていないんですよ」

そうではなく、どんな質問や相談にも全力で答える。

これが、「信頼関係を作る」ということだ。すると、参加者の側から自主的に商品購入について相談してくるようになる。

ビジネスでは、相手に対して与えて与えて与えまくることだ。そうすれば返ってくる。これは、紛れもない真実である。

ある場所に行き、セミナーセールスを勉強する

セミナーセールスを勉強するために、最高の方法が存在する。

それは、セールスのための本や教材を買うことではない。

あなたが、参加費「無料」のセミナーに参加することである。

なぜ、無料のセミナーなのか?

無料のセミナーでは、必ず商品のセールスが行われる。そもそも、無料で開催すれば会場費や人件費がかかるため、完全に赤字である。

また、そこまで熱心ではない参加者が多い。「無料だからとりあえず行ってみよう」という人たちである。

無料セミナーの講師は、このような人たちにやる気を起こさせ、商品を購入させる。その自信があるからこそ、無料でセミナーを開催しているのだ。

こうしたセミナーを開催する講師の、セールスやクロージング技術はとても優れている。

その構成や話し方、商品販売に向けた布石の打ち方は、あなたにとって最高の見本となる。

無料セミナーの内容自体を勉強するのではない。だから、足を運ぶ無料セミナーのジャンルは何でも良い。

とても勉強になるので、ぜひ試してみてほしい。

セミナーセールスとクロージングを成功させるコツ:まとめ

ここまで、セミナーでのセールスやクロージングを成功させる方法を解説してきた。まとめると、次の通り。

・セミナーで話す内容を出し惜しみしない

・セミナーの参加人数を減らす

・セミナーの終了後に、懇親会を開く

・無料のセミナーに足を運び、セールスとクロージングの技術を勉強する

この記事を読んでくださった、あなたのセミナーが成功しますように。

応援しています。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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