こんにちは、武藤です。
ジャンルを絞ったブログのことを「特化ブログ(特化型ブログ)」といいます。これにおいて、よく起こるのが「ネタ切れ」です。
特化ブログでは、「記事を書けばなんでもいい」というわけにはいきません。このため、ネタ切れになりやすいものです。
僕も複数の特化ブログを運営していますが、何度もネタ切れに悩まされてきました。しかし、試行錯誤を重ねた結果、それを回避する方法を4つ見つけました。
そこで今回は、特化ブログのネタ切れ対策を、実体験を元にお伝えします。
もくじ
特化ブログのネタ切れ対策:他のブログを読む
特化ブログ(特化型ブログ)のネタ切れ対策として、他のブログを読むことがあります。あなたと同じ分野を扱う、他人の特化ブログを読むわけです。
そうすれば、「そういえばまだこのネタは書いていないぞ」というものに気づけます。よって、ネタ切れの状態を脱することができるわけです。
例えば僕の場合、「音楽」の特化ブログを運営しています。以下のようなものです。
これまで、何度もネタ切れに悩まされてきました。そのたびに、僕以外が運営する音楽系の特化ブログを読み、解決のヒントとしてきました。
他の特化ブログを読む際のコツは、記事のタイトルだけを見ることです。なぜなら、中身の文章まで読まなくても、ネタの発想を得るは可能だからです。
この作業では、そのブログの「サイトマップ」というページを見ると良いです。ここで、記事タイトルの一覧を見ることができます。
例えば、僕のブログの「サイトマップ」でも、記事タイトルの一覧を見ることが可能です。
こうして記事タイトルを眺めながら、「自分がまだネタにしていない内容はないか」と考えるわけです。
ただ、特化ブログによっては「サイトマップ」のページがない場合があります。この場合は、「最新記事一覧」「カテゴリ別記事一覧」のようなページに行くと、記事タイトルを一覧で眺めることが可能です。
このように、他の特化ブログ(特化型ブログ)における記事タイトルを読むことで、ネタ切れを脱することができます。
特化ブログのネタ切れ対策:Q&Aサイトを読む
また、「Q&Aサイト」を読むことも有効です。 Q&Aサイトとは、あるユーザーが質問を投稿し、他のユーザーがそれに回答をするサイトのことです。
こうしたサイトには、主に以下のようなものがあります。名前を検索すれば、誰でも無料で閲覧が可能です。
・Yahoo!知恵袋
・教えてgoo
・OKWave
例えば、Q&Aサイトの「卓球」に関する質問を見てみましょう。あるユーザーが、次のように質問します。
すると、他のユーザーがそれに答えます。
Q&Aサイトに寄せられている質問は、一般の人が「知りたい」と考えていることです。よって、ここにある質問をもとに、それに回答する記事を書けばネタになります。
こうしたサイトでは、ユーザーの質問一覧を検索することが可能です。例えば「Yahoo!知恵袋」なら、以下のような検索窓があります。
ここで、あなたの扱う事柄に関連する言葉を検索して、質問を探してみましょう。
例えば、あなたが「筋トレ」の特化ブログを運営しているとします。この場合、次のような言葉を検索すると良いでしょう。
・ダンベル
・腕立て伏せ
・ベンチプレス
すると、それぞれの語句に関する質問が表示されます。例えば、「ベンチプレス」と入力すると、次のようになります。
なお、ここでは回答を読む必要はありません。あくまで、ネタ切れ対策に重要なのは、質問の方だからです。
このように、Q&Aサイトの質問一覧を読むことも、特化ブログ(特化型ブログ)のネタ切れ対策として有効です。
特化ブログのネタ切れ対策:入門書を読む
あなたが特化ブログ(特化型ブログ)で扱う事柄の、入門書を読むのも効果的です。
入門書とは、特定の分野について、初心者向けに書かれた本のことです。これを読むことで、一般人の知りたいことがわかります。
例えば、次のようなものです。
・作曲入門
・初めての料理
・プログラミング入門
特化ブログを書く人は、その分野に詳しい場合がほとんどです。このため、知識のない人からすると価値のある情報を持っているのに、「もうネタがない」と考えてしまうことがよくあります。
これを防ぐためにも、入門書を読むことが有効です。これにより、知識がない人の目線に立ち返ることができるからです。
例えば僕の場合、音楽の入門書を何冊も読みました。そこで、「こんな初歩的な内容でも読者の役に立つんだ」という意識を持てました。そこから発想を得ることで、ネタ切れを解消できたのです。
このように、特化ブログ(特化型ブログ)に関連する分野の入門書を読むことも、ネタ切れ対策として有効です。
特化ブログのネタ切れ対策:関連キーワード
最後に、「関連キーワード」をチェックする方法を紹介します。
「関連キーワード」とは、ネットの検索機能を使う際における、以下の赤く囲んだ部分のようなものを表します。
もしかしたら、あなたも見たことがあるかもしれないですね。
このように、何かを検索するときに「あなたが検索したい言葉(キーワード)はこれではないですか?」と表示されるキーワードの一覧が、関連キーワードです。
これらは、実際にたくさん検索されているキーワードです。つまり、多くの人が知りたいことと考えている事柄そのものになります。よって、関連キーワードを見ることで、そこからネタを発想することが可能です。
これには、「関連キーワード取得ツール」というサイトを使うと良いです。スマホやパソコンから、誰でも無料で使えます。以下が実際のサイトです。
このサイトを使うと、関連キーワードを一括表示させることができます。
例えば、上の画像で赤く囲った部分に「ベンチプレス」と入力し、すぐ右横にある「取得開始」ボタンをクリックします。
すると、次のように「ベンチプレス」の関連キーワードがすべて表示されます。
上で赤く囲んだ「重複除去」という箇所の中に、すべての関連キーワードが含まれています。
よって、この中身をコピーし、「メモ帳」や「エクセル」などに貼り付けましょう。すると、次のようになります。
これらを眺めながら、ネタになるものを探していきます。
例えば、「ベンチプレス 腕が痛い」というキーワードを見れば、「ベンチプレスをするときに腕が痛い場合の対処法」のような記事が思い浮かびます。このように発想を得て、ネタ切れを脱却できるのです。
このように、関連キーワード取得ツールを使うことでも、特化ブログ(特化型ブログ)のネタ切れ対策が可能です。
まとめ:特化ブログ・特化型ブログのネタ切れ対策
今回は、特化ブログ(特化型ブログ)におけるネタ切れの対策を、実体験を元にお伝えしてきました。まとめると、次の通りです。
・同じような特化ブログにおける記事のタイトル一覧を見る
・Q&Aサイトを読み、特化ブログのネタとなるものを拾う
・特化ブログで扱うジャンルの入門書を読み、一般人が知りたいことを把握する
・「関連キーワード取得ツール」を使い、多くの人が知りたいことからネタを考える
特化ブログでは、「記事になればなんでもいい」というわけにはいきません。このため、ネタ切れになりやすいものです。しかし、この記事で紹介した解決策を活用すれば、それを回避することができます。
僕の発信が、ほんの少しでも役に立てば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。