実体験!起業やネットビジネスのメンターの必要性・選び方

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こんにちは、武藤です。

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起業やインターネットビジネスにおいて、メンター(=指導者)は必要なのでしょうか。

僕は、2009年に起業をしました。しばらくは一人でビジネスを行い、その後にメンターから指導をお願いしました。

この記事では、メンターの必要性や選び方、注意すべき点などを、実体験を踏まえてお話ししていきたいと思います。

記事の内容を動画でも話しました。中央の再生ボタンを押してご覧ください。

僕の経歴

僕は、2009年に起業した。当時はメンターはおらず、一人でビジネスをしていた。そして、最初の2年間は赤字だった。

翌年は、やっと月に5万円ほどの利益を出すことができるようになった。

しかし、そこから成果は伸び悩んだ。時給換算しても、多くても600円ほどしか稼げなかった

そして、2013年にメンターと出会った。そこからビジネスの指導をしてもらうことで、2014年にはやっと生活ができるレベルになった。

今では、その何倍もの利益を出すことができている。

このように、僕は一人でビジネスをした経験も、メンターに指導してもらった経験もある

その経験を踏まえ、メンターの必要性や選び方についてお話をしたい。

起業やインターネットビジネスにメンターは必要か

起業やインターネットビジネスにおいて、メンターは必要なのか。

僕の結論は、「メンターは必須ではないがいた方が良い」というものだ。

僕が起業した頃よりも、インターネットビジネスに関する情報は大量に公開されるようになった。

本やネットから知識を得ることで、メンターがいなくてもビジネスを進めることができる。

実際、上手くいった人に会っても、特にメンターがいたわけではないと言う人もいる。

このため、起業やインターネットビジネスを成功させるために、メンターは必須ではない。

しかし、メンターに指導を受けることには、数え切れないほどのメリットがあると考えている。

僕も、メンターに出会うことで今があると思っている。本当に感謝している。

メンターをつけるメリットとその理由

メンターに指導を受けるメリットは、大きく分けて2つあると考えている。

ひとつは、成果を出すまでのスピードが上がること。もうひとつは、途中で挫折をする確率が下がること。

メンターから指導してもらうことで、成果を出すスピードは上昇する。

例えば、僕は起業してから2年間赤字だった。3年目にやっと黒字に転換できたものの、そこからの伸びも非常に弱かった。

しかし、メンターと出会った翌年に収入は倍近くなり、その後も大きく伸び続けている

これがなければ、ビジネスを諦めてしまうところだった。しかし、そうならずに済んだ。

なぜ、メンターによって成果を出すスピードが上昇するのか。そして、挫折をする確率が下がるのか。

知識を体系的に教えてもらえる

メンターに指導を受けることで、必要な知識を体系的に教えてもらうことができる。

このように言うと、本やインターネット上でも知識を得ることはできるじゃないか、と反論する人もいるだろう。

しかし、初心者が正しい情報を見極めるのは難しい。また、知識同士を組み合わせたり、自分に合ったものを選んだりするのも困難だ。

僕も、これができなかったからこそ、独学では成果が伸び悩んだ。

指導を受けることで、これらの問題をまとめて解決することができる。

また、本やインターネットには落ちていない情報も数多く得ることができる。

途中経過を確認できる

インターネットビジネスは、すぐに成果を出せるものではない。

例えば、僕が行なっているブログやYouTubeを使ったビジネスの場合、努力しても最低1年は無収入が続く。

一人で行う場合、「これで良いのだろうか」と不安になることも多い。

そして、その努力が正しいのかが分かるのは、少なくとも1年後ということになる。

ビジネスで怖いのは、ボタンの掛け違えだ。

シャツのボタンを留めていくとき、一番上まで留めて初めて、ずれていることに気づく。

そして、もう一度ボタンを全部外して、また留め直さなければいけないのだ。

しかし、メンターから指導を受ける場合、途中経過をチェックしてもらうことができる。

つまり、このボタンの掛け違えにいち早く気づくことができる。間違った方向に進んでいたら、すぐに軌道修正をすることができる。

このため、成果が出るまでのスピードが速くなるのだ。

孤独ではなくなる

インターネットビジネスは、孤独な作業の連続となる。基本的には、1人でパソコンに向かうことになる。

また、起業をするということで、家族や友人の理解も得にくい。

もちろん、「一人でも全く問題ない」と言う人もいる。しかし、多くの人にとって、孤独はとても辛いことだ。

しかし、メンターから指導を受けることによって、少なくとも一人ではなくなる。

また、メンターによっては、生徒同士を交流させる人もいる。

例えば、生徒専用のチャットルームを作ったり、交流会を開いたりする人もいる。

これらの図らいにより、同じ志を持つ人と出会うことができる。

勉強やスポーツでも、仲間と切磋琢磨することで頑張れた経験を持つ人は多いだろう。

ビジネスでも、仲間を作ることで刺激を受けやすくなる。そして、前へ進むモチベーションを得ることができる。

これにより、成果を出すスピードが上がる。また、途中で挫折をする確率も低くなる。

メンターの選び方

ここからは、起業やインターネットビジネスにおけるメンターの選び方を解説していく。

当然ながら、メンターなら誰でも良いというわけではない。

悪質なメンターに金銭を払ってしまったり、相性が合わなかったりしてしまう場合もある。

このようなことを防ぐためにも、しっかりとメンターを選ぶ必要がある。

ビジネスの厳しさを教えてくれる

「起業やインターネットビジネスを教えますよ」と言う人は数多い。

しかし、その中には「楽に稼げます」「努力は不要です」などと、甘い言葉をささやく人もいる。

結論から言うと、絶対にこのような人をメンターに選んではいけない。

なぜなら、このような講師は生徒を増やして、お金を取ることだけが目的だからだ。

僕も、甘いことを言う講師たちを信用できなかった。しかし、僕のメンターとなった人は、次のようなことをしっかりと言ってくれた。

「楽に稼げるビジネスなんて存在しない」

「起業やインターネットビジネスは甘い世界ではなく、時間をかけて努力することが必要」

甘い言葉で生徒を集めて指導料だけを取り、あとは成果を出せず挫折をするのを待つメンター。

あるいは、ビジネスの厳しさをしっかり伝えた上で、それでも挑戦したい人だけを指導するメンター。

どちらの質が高いかは、言うまでもないだろう。

インターネットビジネスの世界には、詐欺的なメンターがたくさんいる。

「質問をしても返ってこない」「入金したら音信不通になった」などという、良からぬ噂も飛び交う。

しかし、このような厳しいことを伝えてくれるメンターの場合、トラブルはほとんど聞かない。

あなたも、甘い言葉をささやく講師をメンターにしてはいけない。

そして、ビジネスの厳しさを伝えてくれる人を選ぶようにしてほしい。

メンター自身に実績がある

インターネットビジネスの世界では、自分自身がビジネスで成果を出していないにも関わらず、メンターになろうとする人が多い。

しかし、自分がやったことがないことを、他人に指導することは難しい。

このような人をメンターにしてしまうと、あなたが成果を出せる確率は低い。

メンターを選ぶ際は、「講師自身が成果を出しているのか」に着目するようにしてほしい。

メンターが指導した生徒に実績がある

何事も、自分がやる能力と他人に教える能力は違う。

メンター自身が成果を出しているからといって、指導をするのも上手だとは限らない。

これは、活躍したスポーツ選手が、必ずしも名監督にならないのと同じだ。

それでは、どのようにすればメンターの指導力を見極めることができるのか。

それは、メンターが指導した生徒の実績に着目することだ。

生徒が成果を出していれば、教えるのが上手なメンターである可能性が高い。よって、あなたも指導を受けることで成果を出せる確率は高い。

初心者がメンターに指導を受ける際の注意点

起業やインターネットビジネスの初心者が、メンターについて誤解していることがある。

ここに書いてあることを意識しないと、良いメンターと巡り会えても、それを活用できずに終わることになる。

自分が行動しなければ成果は出ない

「メンターさえいれば成功は約束される」と勘違いしてしまう人がいる。そうではなく、あなたが行動しなければ成果は出ない。

例えば、ブログビジネスをするなら、あなたがブログを書かなければいけない。

YouTubeで収入を得たいなら、あなたが動画を投稿しなければいけない。

これは、何も特殊なことではない。

塾や予備校に通っても、自分で勉強しなければ成績は上がらない。ダイエットの指導を受けても、自分が運動や食事制限をしなければ成功しない。

起業やインターネットビジネスも、これと全く同じだ。

メンターによる的確な指導と、あなたの行動が組み合わさって、はじめて具体的な成果を得ることができる

メンターに支払う指導料に関する考え方

僕が、自分の経験を踏まえて「メンターはいた方が良いですよ」と言うと、必ず初心者から言われることがある。

それは、「メンターに指導を受けるとお金がかかるから嫌だ」というものである。

厳しい言い方だが、これはビジネスにおける素人の発想である。

ビジネスを行うのであれば、「投資」という考え方を持たなければいけない。

これは、お金を使うことで、お金を増やすというものだ。

例えば、僕はメンターに200万円近い指導料を支払った。しかし、それによって生み出した利益は、その10倍を遥かに超える。

ビジネス経験がない人ほど、お金を使うことに抵抗がある。これは、メンターと出会う前の僕もそうだった。

なぜなら、毎月決まった給料をもらう経験しかないからだ。これだと、使うお金を減らすことでしか、手持ちのお金を増やす手段が存在しない。

しかし、お金の使い道を選ぶことで、お金を増やしていくのが起業家だ。

「メンターに支払う金額」よりも、「メンターに指導を受けることによって得られる金額」を考えよう。

そして、そちらの方が大きいと信じられるなら、迷わず指導を依頼すべきだ。

メンターの必要性と選び方:まとめ

ここまで、メンターの必要性と選び方について解説してきました。まとめると、次の通りとなります。

メンターの必要性としては、

・メンターは必須ではないが、いた方が良い

・メンターによって、成果を出すスピードは上がり、挫折をする確率は下がる

メンターは、次の3点に気をつけて選べば間違いありません。

・ビジネスの厳しさを教えてくれる人

・自分自身が実績を出している人

・生徒に実績を出させている人

また、初心者がメンターに指導を受ける際の注意点は、次の通りです。

・自分自身が行動しなければ、メンターに指導を受けても成果は出ない

・メンターに指導してもらう費用は、投資として考えるべき

ぜひとも、良いメンターと巡り合ってください。そして、必死に努力をすることで、起業やビジネスを成功させてください。

応援しています。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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