こんにちは、武藤です。

ブログにアクセスを集める際、キーワードはとても重要です。ただ、入れ方をどうしたらいいのか、かなり悩みますよね。
これが分からないと、検索結果への上位表示は期待できません。また、使い方を間違えてしまうと、かえってマイナスになることもあります。
そこで今回は、2013年からブログを使ったビジネスで生計を立てている僕が、適切なキーワードの入れ方を解説します。さらに、逆効果にならないよう、注意点も紹介します。
もくじ
ブログでキーワードの入れ方が重要な本当の理由
まずは、キーワードの入れ方が重要である理由を解説します。それは、「キーワードを入れないと、検索エンジンはブログの内容を理解できない」ことです。
人間であれば、単語(キーワード)を出さなくても、その内容を理解できます。例えば、以下の文章を読んでみてください。
地元にあるお店なんですけど、麺の歯ごたえが最高なんです。カツオのだしが効いたスープが、それとよく合います。
店主の人柄も好きなんです。学生の頃「志望校に受かった」って話をしたら、替え玉にトッピングまでサービスしてくれたんですよ。
私たちは、この文章が「ラーメン屋」に関する内容だと理解できます。「ラーメン屋」というキーワードこそ登場しませんが、「麺」「スープ」などの言葉から推測できるのです。
しかし、検索エンジンにはこれができません。「ラーメン屋」という言葉を使わないと、「ラーメン屋」に関する内容だと理解できないのです。
だからこそ、キーワードの入れ方が重要になります。これができて初めて、検索エンジンは「この記事は◯◯に関する内容である」と理解できます。
そして、あなたのブログの記事が、そのキーワードの検索結果に表示されるチャンスが生まれるのです。
以上で説明したように、検索エンジンはキーワードを使わないと、ブログの内容を把握できません。このことが、入れ方が重要である理由です。
ブログのキーワードの入れ方と注意点
ここからは、ブログにおけるキーワードの入れ方を解説します。
また、逆効果になってしまう使い方もあるので、それを回避する方法も伝えます。
上位表示を狙うキーワードを定める
まず、記事の上位表示を狙うキーワードを定めましょう。
例えば、あなたが読んでいるこの記事は、以下の3つのキーワードを狙って書かれています。
・ブログ キーワード 入れ方
・キーワード 入れ方
・キーワードの入れ方
これらをメモしておき、横に置きながら記事を書くようにしましょう。
このように、上位表示を狙うキーワードを定めることを、最初に行ってください。
タイトルへのキーワードの入れ方
次に、記事タイトルへのキーワードの入れ方を解説します。大きく3つのポイントがあるので、ぜひ意識してみてください。
狙うキーワードをすべて含める
タイトルにおける1つ目のポイントは、キーワードをすべて含めることです。
上位表示されるブログには、タイトルにキーワードが含まれている場合がほとんどです。例えば、「ブログ キーワード 入れ方」と検索すると、以下のような記事が表示されます。
上で赤い線を引いた部分のように、「ブログ」「キーワード」「入れ方」というキーワードが、タイトルにしっかり含まれていることが分かりますよね。
このように、タイトルにはキーワードをすべて含めるようにしましょう。
キーワードをなるべく先頭に置く
また、キーワードをなるべくタイトルの先頭に入れることも大切です。
例えば、「ギター 上手くならない」というキーワードを狙う場合の、良い例と悪い例は以下のようになります。
良い例:ギターが上手くならない!上達しない6つの原因と対処法は?
悪い例:【初心者必見】あなたのギターが上手くならない理由を教える
悪い例:ギターが何をやっても上手くならない原因はこれだった!
「良い例」では、キーワードがタイトルの先頭に登場しています。しかし、悪い例では、後ろになってしまっています。
僕はこれまで、さまざまなキーワードの使い方を試してきました。このとき、先頭に入っている方が、上位表示されるまでが速い傾向がありました。
また、実際に上位表示されている記事を観察しても、タイトルの先頭にキーワードが入っているものが多いです。
これらの理由から、ブログタイトルにおけるキーワードは、なるべく先頭に置くようにしてください。
複合キーワードは順番を変えずに使う
複合キーワードを狙う場合は、同じ順番で入れるのが理想的です。複合キーワードとは、2つ以上の単語が連なるものを指します。例えば、次のようなものです。
・YouTube 稼ぎ方(2語)
・ブログ キーワード 入れ方(3語)
・ブログ 記事 検索 出ない(4語)
例えば、「ブログ キーワード 入れ方」というキーワードを狙う場合は、「ブログ」→「キーワード」→「入れ方」という順番でタイトルに入れましょう。
良い例:ブログのキーワードの入れ方はどうしたらいい?徹底解説!
悪い例:キーワードのブログへの入れ方はどうしたらいい?徹底解説!
ただし、これを守ろうとすると、日本語として不自然になる場合もあります。そのときは、順番を変えてもOKです。
以上の通り、複合キーワードを狙う場合は、なるべく同じ順番でタイトルに含めるようにしましょう。
メタディスクリプションへのキーワードの入れ方
次に、「メタディスクリプション」へのキーワードの入れ方を解説します。
メタディスクリプションとは、ブログの内容が抜粋された文章のことです。ちょうど、以下で赤く囲んだ部分のようなものです。
ここには、自分で設定した文章を表示させることが可能です。一方で、何もしない場合でも、ブログの一部が自動的に抜粋されて表示されます。
これについては「やらなくても良い」というのが結論です。僕も試していますが、それによって上位表示されやすくなったことはありません。
以上で説明した通り、キーワードを含めたメタディスクリプションを、自分で設定する必要はありません。
見出しへのキーワードの入れ方
そして、見出しにも積極的にキーワードを入れていきましょう。
例えば、「ブログ キーワード 入れ方」というキーワードを狙う場合、見出しは以下のように作ると良いです。
良い例:ブログのキーワードの入れ方が重要な理由
悪い例:重要な理由
良い例:ブログのキーワードの入れ方と注意点
悪い例:入れ方と注意点
こうすることで、検索エンジンに内容を認識されやすくなります。
また、見出しを眺めた読者が「この記事には自分が求める内容が書いてある」と感じ、読み進めてくれる確率が上がります。滞在時間が伸び、こちらも上位表示に繋がるのです。
ただ、入れすぎるとくどい印象を与えます。読みにくいと思われると、滞在時間が下がり、検索順位にマイナスの影響を与えます。よって、自然な範囲にとどめてください。
このように、見出しにも積極的にキーワードを入れるようにしてください。
本文へのキーワードの入れ方
最後に、ブログ本文へのキーワードの入れ方を解説します。
本文にも、キーワードを含めるようにしましょう。ただ、特に意識をしなくても、タイトルに沿った内容の記事を書けば、自然と含まれるようになります。
例えば、あなたが読んでいるこの記事では、「ブログ」「キーワード」「入れ方」というキーワードが、それぞれ以下の回数だけ使われています。
「ブログ」=45回
「キーワード」=94回
「入れ方」=51回
読みにくくならないよう注意
ただし、キーワードを意識するあまり、読みにくい文章にならないよう注意が必要です。
例えば、「ブログ キーワード 入れ方」というキーワードを狙う場合を考えます。このとき、以下のような読みにくい文章を書いてしまう人は多いです。
ブログを書くとき、ブログのキーワードの入れ方について迷う人は多いと思います。
キーワードの入れ方を間違えてしまうと、ブログにとってマイナスです。
確かに、それぞれのキーワードをたくさん使えています。しかし、くどくて読みにくくなってしまっています。そこで、以下のように直します。
ブログを書くとき、キーワードの入れ方について迷う人は多いと思います。
これを間違えてしまうと、マイナスの影響があります。
いかがでしょうか。キーワードが入る回数は減ったものの、スッキリして読みやすくなりました。
読みやすい文章にするためには、以下の2点を意識すると良いです。
・一文(。から。までの間)で同じキーワードを2回以上使わない
・前の一文で登場したキーワードは、なるべく次の一文では使わない
これにより、読みやすさを犠牲にすることなく、本文にキーワードを入れることができます。
このように、本文にもキーワードを入れるようにしましょう。読みにくくならないよう、自然な範囲にとどめてください。
ページ内検索でキーワードの登場回数を確認する
記事を書き上げたら、「キーワードを入れた回数」を確認しましょう。これは、「ページ内検索」という機能を使うことで可能です。
まず、お使いのブラウザを開きます。ブラウザとは、Chrome・Safari・Firefox・Internet Explorerなど、ネットを見るためのアプリのことです。
Windowsの場合は、キーボードの「Ctrl」を、Macの場合は「Command」を押します。押したままの状態で、「F」を押します。
すると画面上に、以下で赤く囲んだ部分のような入力欄が現れます。
入力欄が現れる場所は、ブラウザによって異なります。上の画面は、僕が使っている「Google Chrome」のものです。
ここに、狙うキーワードを1語ずつ入力します。
例えば、「ブログ キーワード 入れ方」というキーワードを狙う場合、まず「ブログ」と入力します。ちょうど、以下で赤く囲んだ「1」のような感じです。
すると、上で丸く囲んだ「2」のように、「ページ内でキーワードが使われている回数」が表示されます。
多くのキーワードを狙う場合、どれかをあまり使えていない可能性があります。この作業によって、それを防ぐことが可能です。
この回数には、「◯回くらい使うと良い」という決まりはありません。ただ、5回以下だと少なすぎるので、それを上回るようにしてください。
このように、ブラウザのページ内検索機能を使い、キーワードを使えているかを確認しましょう。少ないものがあれば、増やすようにすると良いです。
まとめ:ブログのキーワードの入れ方
今回は、ブログにおけるキーワードの入れ方を解説しました。まとめると、次の通りです。
・タイトル:狙うキーワードをすべて含める。なるべく先頭かつ、順番を同じにすると良い。
・メタディスクリプション:何もする必要はない。
・見出し:読みにくくならない範囲で積極的に使用する。
・本文:読みにくくならない範囲で使用する。
こうした使い方を意識することで、確実にアクセスが集まるようになります。ぜひ、活用してみてくださいね。応援しています!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。