こんにちは、武藤です。
インターネットを使った学習システムのことを、「eラーニング」といいます。時代に合った教育の形として、近年増えている形態です。
僕自身も、2017年からeラーニングで全国の生徒を指導しています。また、スタッフの教育にもeラーニングを活用しています。
このeラーニングには、メリット(ベネフィット)もあれば、デメリット(問題点・短所)も存在します。これらについて、経験をもとに解説します。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
eラーニングのメリット
eラーニングには、数多くのメリットがあります。講師側だけではなく、生徒側にもです。だからこそ、感謝されながらビジネスができます。
講師側のメリット
まずは、eラーニングにおける講師側のメリットを紹介します。
全国対応ができる
eラーニングの大きなメリットは、全国の生徒を指導できることです。
対面で指導する場合、教室に通える地域の生徒にしか教えられません。このため、集客には限界があります。また、引っ越しと同時に、やめてしまう生徒も多いです。
しかし、eラーニングを使うことで、自宅にいながら全国の生徒を指導できます。僕も、東京に住みながら関西や九州の生徒を指導しています。かつては、イギリス在住の生徒もいました。
生徒からも、「通うのは無理なのでeラーニングにしてくれて本当にありがたい」と、感謝の言葉を頂いたことが何度もあります。あなたの収入が上がるだけではなく、生徒にも喜ばれます。
多くの人に学びを提供できる
多くの人に学びを提供できるのも、eラーニングのメリットです。
対面で指導する場合、一人の講師が指導できる生徒数には限界があります。したがって、指導を希望する生徒がいたとしても、泣く泣く断られなければならないこともあります。
これは、講師にとっては機会損失ですし、生徒からしても悲しいことです。僕も、eラーニングを取り入れる前はこの状態であり、なんとかしなければならないと思っていました。
しかし、eラーニングを取り入れると、指導できる生徒の数に限界がなくなります。よって、必要とするすベての生徒に学びを提供できます。それにより、講師としての収入も上がります。
費用を大幅に削減できる
eラーニングのメリットとして、費用が大幅に安くできることがあります。
教室で教える場合、家賃が発生します。また、講師の人件費や交通費も発生します。また、テキストやホワイトボード、筆記用具など、さまざまな備品も必要となります。つまり、かなりの資金が必要となります。
しかし、eラーニングではこれが大幅に削減できます。教室が不要のため、家賃や備品にお金がかかりません。また、オンライン上でテキストを渡せば、紙代や印刷費もかかりません。また、動画を見てもらえば、講師が直接授業をする必要もありません。
僕は10代からビジネスをしている関係上、よく起業について相談されます。このとき、「◯◯を教えるビジネスをしてみたいんだけど、教室を作る資金がないんです」という悩みをよく聞きます。
そのような人には、eラーニングのビジネスを勧めています。eラーニングに必要な、会員サイトや教材の作成には、ほとんど資金が必要ありません。したがって、資金がない人が教育ビジネスを始める最高の形式であると言えます。
このように、費用を大幅に削減できるのが、eラーニングのメリットです。資金のない個人でも、スタートしやすいのが大きな魅力です。
講師によるレベルの差が生まれない
eラーニングのメリットとして、講師による違いが生まれないことがあります。
対面で教える場合、一度に指導できる生徒数が限られます。このため、生徒が増えてくると、複数の講師が指導にあたることになります。
このとき、講師によって知識や指導のスキルに差があります。また、生徒との相性も異なります。よって、どの講師が指導するかによって、生徒の成果・理解度・満足度に違いが生まれてしまいます。
しかし、eラーニングではこれが起こりません。なぜなら、1人の講師が作成した教材を、全員が学習できるからです。これにより、成果・理解度・満足度を同じに近づけられます。
教材の追加や修正がしやすい
教材の修正や、追加をしやすいのもeラーニングのメリットです。
例えば、紙のテキストを修正・追加する場合を考えます。このとき、古いものはもう使えなくなります。そして、新しいものを印刷しなければなりません。これには、時間とお金がかかります。
しかし、eラーニングではデジタルデータを使うため、追加や修正がしやすいです。僕も、生徒の反応を見て、毎日のように教材を修正・追加しています。文字を打ち込んだり、動画を掲載したりするだけなので、パソコン1台で気軽に出来てしまうのです。
生徒側のメリット
次に、eラーニングにおける生徒側のメリットを解説します。僕が生徒から言われた「ここが良かったです!」という部分を書いていきますね。
スキマ時間に学習できる
eラーニングのメリットとして、ちょっとしたスキマの時間に学習できることがあります。
教室に通う場合、決まった時間を確保しなければなりません。ただ、忙しいとそれは難しくなります。
例えば、僕の生徒には朝から夜中の12時まで仕事がある人もいます。このような場合、教室に通うのは難しいです。
しかし、eラーニングという形だからこそ、このような生徒でも学習をすることができます。
通う必要がない
eラーニングのメリットとして、通う必要がないことがあります。
教室へ通う場合、時間と交通費が発生します。また、「沖縄に住みながら東京の教室へ通う」など、距離的に難しい場合も多々あります。
さらに、引っ越すことになった場合、通えなくなってしまうこともあります。例えば、僕も小さい頃に通っていたピアノ教室を、引っ越しと同時にやめました。
しかし、eラーニングならその心配はありません。世界中どこにいても、インターネットで学習をすることができます。
自分のペースで学習できる
eラーニングのメリットとして、自分のペースで学習できることがあります。
集団で授業をする場合、どうしてもついてこられない人が出てきます。なぜなら、理解力には個人差があるからです。すると、学習が苦痛になってしまいます。
しかし、eラーニングではその心配はありません。なぜなら、分からないところは何度でも学習できるからです。テキストは何度でも読めますし、動画は何度でも再生することができます。
質問がしやすい
eラーニングのメリットとして、質問がしやすいことがあります。
大人数の授業やレッスンでは、質問をしにくいと感じる生徒は多いです。なぜなら、周囲の目が気になるからです。この結果、分からないことをそのままにしてしまうことがあります。
しかし、eラーニングでは、質問フォームなどを設けて個別に質問を受けられるようにできます。すると、周囲を気にせずに疑問を解決できます。
eラーニングのデメリット
世の中には、完璧な仕組みなど存在しません。eラーニングにも、講師側・生徒側それぞれにデメリット(問題点・短所)が存在します。
講師側のデメリット
まずは、eラーニングにおける講師側のデメリットを紹介します。
構築するまでが大変
eラーニングの短所として、教材を作ることの大変さがあります。
例えば、僕のオンラインスクールには300以上の動画があります。また、それに付随するテキストもあります。
これらをすべて作るのは、とても大変でした。
ただ、多くの生徒から感謝の言葉を頂けているので、そのたびに「あれを乗り越えて良かった」と思います。大変ではありますが、頑張って良かったです。
生徒の様子が見えない
eラーニングの問題点は、生徒の様子が見えないことです。これには、いまだに難しさを感じます。
対面指導の場合、生徒の顔色や反応が見えます。よって、「この伝え方では難しすぎるかな」「今日の授業は面白いと思ってくれているな」などが分かります。それに応じて、柔軟に指導法を変えることができます。
また、休憩時間や授業後に、生徒と気軽に雑談もできます。ここからも、生徒の悩みや欲求を聞き出すことができます。
しかし、eラーニングではそうはいきません。生徒がどこまで理解していて、どのようなことに悩んでいるのか、想像以上に見えにくいのです。
そこで、こまめにアンケートを取るなどして、何とかこの短所をカバーしようとしています。
生徒側のデメリット
生徒側から見た、eラーニングのデメリットを解説します。
モチベーションが維持しにくい
eラーニングのデメリットとして、モチベーションを維持しにくいことがあります。この原因として、強制力が働かないことがあります。
対面の授業であれば、決まった時間に学習しなければなりません。そして、席に座っている間は、講師の話をしっかり聞かなければなりません。講師や他の生徒の目もあります。なので、モチベーションの有無に関わらず、勉強をすることとなります。
しかし、eラーニングはそうではありません。サボろうと思えば、いくらでもサボれてしまいます。また、教材を読み飛ばすこともできてしまいます。
したがって、モチベーションを維持しにくいという難点があります。
僕の場合、毎朝のように動画を送ったり、生徒同士を交流させたりすることで、モチベーションを維持してもらえるよう努力しています。このような工夫によって、ある程度はカバーをすることができます。
仲間を作りにくい
eラーニングは、対面の授業と比べると、仲間を作りにくいです。なぜなら、他の生徒と肩を並べて、授業を受けるわけではないからです。
確かに、SNSなどを活用することで、生徒同士の交流はできます。ただ、あくまで文字でのやりとりが中心となります。このため、対面する場合と比べて、仲良くなるのに時間がかかります。
講師や他の生徒と直接会えない
eラーニングのデメリットは、講師や他の生徒と会えないことです。
生徒として、尊敬する講師と「会ってみたい」と思うのは自然なことです。また、他の生徒と会話して、情報交換をしたいと思う人も多いです。
しかし、eラーニングでは、どこまでも文字や動画でのやりとりとなります。この部分が満たされないのは、生徒側のデメリットです。
僕の場合、月に1回は生徒とリアルに会える場所を作っています。eラーニングではあるものの、ネットだけで完結させないようにしているのです。これにより、会えないというデメリットをカバーし、満足度を上げるようにしています。
まとめ:eラーニングのメリットとデメリット
今回は、eラーニングのメリットとデメリットを、実際の経験をもとに紹介してきました。デメリットもありますが、それを上回るメリットも多くあります。
僕自身も、eラーニングを取り入れることで、今まで絶対に教えられなかった生徒に学びを提供できるようになりました。感謝の言葉を頂くのと比例して、収入も上がっていきました。
あなたも、ぜひeラーニングを取り入れてみてください。
僕の発信が、ほんの少しでも役に立てば嬉しいです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。