こんにちは、武藤です。
メルマガを配信するとき、タイトル(件名)は、とても重要です。
なぜなら、多くの読者はタイトルを見てメルマガを読むかを判断するからです。
タイトルを工夫して、読んでもらえる確率を上げることができれば、それに比例して商品の売り上げも上がっていきます。
そこで、この記事では、メルマガのタイトルを魅力的なものにする11のテクニックを紹介します。
もくじ
メルマガのタイトルを魅力的にする上での注意点
メルマガのタイトルを工夫することは、非常に良いことだ。しかし、これには注意点がある。それは、内容に対して大げさすぎるタイトルをつけないこと。
例えば、メルマガの内容が「商品が20%OFFになるクーポン」だとする。
しかし、このタイトルに「商品が50%OFFになる?」などとしてしまったらどうだろうか。
これは、明確な嘘になってしまう。そして、タイトルを見てメルマガを開封した読者をガッカリさせてしまう。
この例は極端なものだが、タイトルで興味を引こうとするあまり、本文の内容を誇張したタイトルをつける人が多い。
例えば、「こんなことで少し悩んでいる」という内容なのに、「自殺しようと思います」などというタイトルをつけてしまう人は多い。
確かに、「自殺しようと思います」などというタイトルはインパクトがある。だが、それを読んだ人はどう思うだろうか。
「この人のメルマガタイトルは大げさなんだよなあ」と思われてしまうと、どんなタイトルをつけても信じてもらえなくなる。
いつも嘘ばかりついている人は、本当のことを言っても信じてもらえなくなる。
こうならないよう、メルマガのタイトルは内容とズレがないようにしよう。
メルマガのタイトルを魅力的にするテンプレート
ここから、メルマガのタイトルを魅力的にするためのテンプレートを紹介していく。
ぜひとも、あなたのメルマガに役立ててほしい。
メリットを提示する
例えば、「高い声で歌えるようになる方法」を書いたメルマガを配信するとする。このとき、次の2つのタイトルのうち、どちらを読みたいと思うだろうか。
間違いなく、「B」だろう。
なぜなら、「高い声が出るようになる練習法がわかる」と、メルマガを読むことによるメリットが提示されているから。
人が時間を割いてメルマガを読むのは、自分が得をするためだ。
だったら「このメルマガを読めばあなたはこんな得をしますよ」ということを、タイトルで教えてあげれば良い。
デメリットを提示する
人は、得をするためだけではなく、損をしないためにも行動しようとする。
タイトルで「このメルマガを読まないと損をしますよ」ということを教えてあげれば、読者はそれを回避するためにメルマガを読んでくれる。
例えば、次のようなタイトルが有効だ。
このタイトルでは、「痩せられない人には共通する習慣が存在する」ことを示している。
すなわち、「その習慣を知らないままでいたら痩せられない」と思わせている。このため、読者はメルマガを読んで、痩せられない人に共通する習慣を知ろうとする。
このタイトルでは、「売れないミュージシャンはある勘違いをしている」ことを示している。
もし、読者に売れないミュージシャンがいたら「これを読まなければ自分は勘違いをしたままだ」という危機感を覚える。
そして、それを解消するために、メルマガを読もうとする。
矛盾を作り出す
世の中の常識や、メルマガの読者が思い込んでることを考える。そして、あえてそれと矛盾したタイトルをつけ、相手の興味を引く。
例えば、「メルマガは商品を宣伝するものだ」と考える人は多い。そこで、次のようなタイトルをつける。
これを見た読者は、「商品を宣伝するのがメルマガなのに、宣伝してはいけないとはどういうことだろう?」と矛盾を感じる。
そして、その矛盾を解消するために、メルマガを読んでくれる。
他にも、次のようなタイトルが事例となる。
なお、ここでもタイトルが嘘にならないように注意しよう。
例えば、「勉強時間を減らすと偏差値が上がる」というタイトルをつける場合は、その根拠をメルマガ内で示す必要がある。
対象を限定する
メルマガのタイトルで「これって自分のことじゃないか?」と読者に思わせることができれば、読んでもらいやすくなる。
例えば、次のようなタイトルが有効。
禁止をする
あなたは子どもの頃、親や先生から禁止されている行動を取りたくなるということはなかっただろうか?
また、
「今から赤色を想像しないでください」
と言われると、あなたの頭の中は赤色でいっぱいになるはずだ。
このように、人間はある行動を禁止をされると、それをしたくて仕方がなくなる。
これを、メルマガのタイトルにも応用することが可能。
「見ないでください」と言えば、読者は見たいと感じる。「読んではいけない」と言えば、読者は読みたいと感じる。
権威性を持たせる
私たち人間は、専門家の意見に従いやすい傾向を持っている。これを、「権威性」という。
メルマガのタイトルに権威性を利用する場合、次のようになる。
単に「筋トレを紹介」というタイトルでは、インパクトが弱い。
しかし、スポーツで長きにわたって結果を出し続けている「イチロー」も実践しているということを伝えれば、内容に対する期待を高めることができる。
単に「感動ストーリーの作り方」というタイトルでも、悪くはない。
だが、何十年も感動的な映画を生み出し続けている「ディズニー」の手法であるということを伝えることで、内容への期待を高めている。
インパクトのある言葉を使う
よりも、
の方が、興味を持たれやすいタイトルとなる。
よりも、
の方が、興味を持たれやすいタイトルとなる。
具体的な数字を盛り込む
メルマガのタイトルには、具体的な数字を盛り込んだ方が信憑性が増す。そして、開いてもらえる確率が上がる。
例えば、次のようなタイトルがあるとする。
これも、読むことによるメリットが提示されているので悪くはない。だが、これに数字を盛り込むと、次のようになる。
こちらの方が、信憑性が増すので、より読んでもらいやすくなる。
6文字以下の短いタイトルにする
例
メールボックスに届くメルマガのタイトルを観察していると、最低でも8文字以上のものが多い。
そこで、4文字以下の短いタイトルにすることで、他のものと差をつけることができる。そして、目を引くことができる。
メルマガのタイトルをテンプレート:まとめ
ここまで、メルマガのタイトルを魅力的にするためのテンプレートを紹介してきました。
ぜひ、活用してみてください。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。