ブログ1年でアクセスなし!プロが教える5つの原因と改善策

Pocket

こんにちは、武藤です。

tccfmswt

あなたは、「ブログを始めて1年になるがアクセスなしが続いている」と悩んでいないでしょうか。

通常は1年ほどすると、まとまったアクセスが集まるものです。そして、生活できるレベルの収入を稼げるようになる人もいます。

1年間もアクセスなしの場合、致命的なミスを犯している可能性が高いです。放置しておくと、今と同じ状態がずっと続きます。

ただ、これには解決策があります。アクセスの集め方や記事内容を見直せば、今からでも人気ブログに変えていくことが可能です。

今回は、1年間アクセスなしになる原因と対処法を、10年以上ブログビジネスをしてきたプロの立場から解説します。

1年アクセスなしの原因:読者がブログを知るきっかけを作れていない

考えられる1つ目の原因は、読者があなたのブログを知るきっかけを作れていないことです。

あなたが、知らない人のブログを読む場面を想像してみてください。これには、必ずきっかけがあるはずです。例えば、次のようなものです。

・SNSでシェアされていた

・検索したら記事が出てきた

・雑誌で「人気ブロガー」として紹介されていた

こうしたきっかけは、ブログを書くあなたが意図的に作り出す必要があります。

ただ記事を書くだけでは、誰からも知られることはありません。人のいない山奥で、ひっそりお店を開いたのと同じ状態になってしまいます。

あなたが「きっかけ」を意識できていなかった場合、今からでもそれを作りましょう。

おすすめは、「検索」を通じてブログを知ってもらうことです。数ある方法の中で、最も安定的に大量のアクセスを集めることができるからです。

この記事でもその方法をお伝えしていくので、ぜひご活用ください。

以上のように、読者がブログを知るきっかけを作れていないことも、アクセスなしの理由として考えられます。

1年アクセスなしの原因:検索エンジンに認識されていない

考えられる2つ目の原因は、検索エンジンにブログを認識されていないことです。検索エンジンとは、「Google」や「Yahoo」などが提供する検索サービスを表します。

以下のように、あなたの記事を検索結果に表示させることで、大量のアクセスを集めることができます。

これを実現するには、検索エンジンにブログの存在を認識させる必要があります。認識されていない限りは、永遠に表示されないからです。

そこで、あなたのブログが認識されているかをチェックしましょう。まず、Googleのトップページを表示させます。

ここで、次のように入力してください。

site:https://(あなたのブログのURL)

そして、「検索」を押しましょう。すると、画面が切り替わります。

ここで、上の画像で赤く囲んだような、「◯件」という表示がされるかをチェックしてください。されているなら、あなたのブログは問題なく認識されています。

逆に、下の画像のように「site:https://(あなたのブログURL)に一致する情報は見つかりませんでした」と表示される場合は、認識されていない状態です。

もしこの状態である場合、検索エンジンにブログを認識させる必要があります。

これには、「グーグルサーチコンソール」という無料のサービスが必要です。以下のリンクに飛び、指示通りに設定を済ませてください。

グーグルサーチコンソール

設定を済ませたら、グーグルサーチコンソールの画面に行きます。

上で赤く囲んだ部分に、ブログのURL(https://から始まるもの)を入力し、キーボードの「Enter」を押してください。このあと、次のような画面になります。

上で赤く囲んだ「インデックス登録をリクエスト」という部分を押してください。インデックス登録とは、検索エンジンにブログの存在をお知らせすることです。

このあと、1〜2分ほど待たされます。

手続きが終わると、上のように表示されます。これで、あなたのブログが検索エンジンに認識されました。

ここで解説した通り、検索エンジンに認識されていないことも、アクセスなしになる原因の1つです。上で紹介した手順で、インデックス登録を行いましょう。

1年アクセスなしの原因:ブログの内容に需要がない

考えられる3つ目の原因は、記事の内容に需要がないことです。需要がない内容を書き続ける限り、アクセスなしの状態も続きます。

記事を書くとき、多くの人は「こんなことを書けば読まれるだろう」と自分の頭で想像します。しかし、それは高確率で外れます。

僕も、初めてブログを作った際に、この失敗を経験しています。自分の頭でネタを考え、1年かけて200以上の記事を書きました。以下が当時書いていたブログです。

しかし、僕が書いていた内容には、全く需要がありませんでした。予想は当たらず、1年間アクセスなしのブログになってしまったわけです。

あなたも、自分の頭だけでネタを考えていないでしょうか。もしそうなら、それこそがアクセスなしの原因である可能性が高いです。

これを防ぐには、需要のある内容をあらかじめ調べることが大切です。それに合わせて記事を書くことで、アクセスが集まるようになります。

需要のある内容を調べるには、「関連キーワード」が参考になります。これは、以下のようなものです。

上で示した例では、僕は「ピアノ」とだけ入力しています。それなのに、「ピアノ楽譜」「ピアノ コード」など、「ピアノ」に関連するキーワード(言葉)が表示されます。

関連キーワードは、実際にたくさんの人が検索しているものです。このため、関連キーワードを調査し、それに合わせた記事を書くことで、アクセスなしを脱却できます。

関連キーワード取得ツール」というサイトを使うと、大量の関連キーワードを確認することが可能です。以下がそのサイトです。

上の画像で赤く囲んだ部分に、関連キーワードを調べたい単語を入力します。例えば、「ピアノ」「ダイビング」などです。そして、「取得開始」ボタンをクリックします。

すると、以下の赤く囲んだ部分に、その単語の関連キーワードがすべて表示されます。

この中身をコピーして、「メモ帳」などにペースト(貼り付け)をしましょう。以下のように、関連キーワードの一覧が手に入ります。

以上の作業で、あなたは「多くの人が検索しているキーワード」を入手できました。これに合わせてブログを書くことで、アクセスが集まるようになるのです。

このように、記事の内容に需要がないことも、アクセスなしの原因として考えられます。関連キーワードを調べた上で、それを参考に書いていきましょう。

1年アクセスなしの原因:ブログ記事数が少ない

考えられる4つ目の原因は、記事数が少ないことです。

記事数の少ないブログは、検索結果に表示されにくいです。よって、誰からも知られることがなく、アクセスなしの状態になります。

例えば、以下のような3つの記事があるとします。

A:全部で100記事あるブログのうちの1記事

B:全部で50記事あるブログのうちの1記事

C:全部で10記事あるブログのうちの1記事

このとき、「A>B>C」の順番で、検索結果に表示されやすくなります。

あなたは、これまでいくつの記事を投稿したでしょうか。これが20にも満たない場合、検索結果に表示させるのは厳しいです。

そこで、記事数を増やしていきましょう。キーワードを意識した上で50記事も書けば、アクセスなしの状況から脱却できます

このように、ブログ全体の記事数が少ないことも、アクセスなしの原因と考えられます。

1年アクセスなしの原因:記事を書き始めたのが6ヶ月以内

考えられる5つ目の原因は、記事を書き始めたのが6ヶ月以内であることです。「ブログは1年前に開設したけど、最近までほとんど記事を書いていなかった」というパターンです。

仕組み上、投稿したばかりの記事は検索結果に表示されません。目立つ位置に表示されるまでには、最低でも6ヶ月ほどが必要です。

ブログのアクセスアップでは、成果は努力に対して遅れて出てきます。ちょうど、以下の図のような感じです。

よって、投稿に力を入れ始めたのが直近6ヶ月ほどである場合、アクセスなしになることも珍しくありません。

この場合は、新しい記事を追加しながら、時間が経過するのを待つしかないです。いつしか、初期に書いた記事がアクセスを集め始めるようになります。

このように、記事を書き始めたのが6ヶ月以内である場合、アクセスなしの原因として考えられます。

1年アクセスなしの原因:解析ツールの設定ミス

考えられる6つ目の原因は、解析ツールの設定ミスです。解析ツールとは、ブログのアクセスを知るために使われるサービスのことです。

例えば僕の場合、「グーグルアナリティクス」というものを使っています。これを使うと、以下のようにアクセス推移を確認することが可能です。

こうしたツールを使うときは、正しい設定が不可欠です。ここにミスがあると、例え50万のアクセスがあっても、「アクセスなし」と表示されてしまいます

あなたも、お使いの解析ツールの設定が間違っていないか、今一度確認をしてみてください。

以上のように、解析ツールの設定が間違っていると、「アクセスなし」と表示されてしまいます。

まとめ:ブログ1年アクセスなしの原因と改善策

今回は、ブログ開設1年でアクセスなしとなる原因と、その改善策をお伝えしました。まとめると、次の通りです。

原因1:ブログを知られるきっかけがない

解決策→検索やSNSなど、知ってもらう手段を意図的に作るべき

原因2:検索エンジンに認識されていない

解決策→グーグルサーチコンソールを使い、インデックス登録を行うべき

原因3:記事の内容に需要がない

解決策→関連キーワードから需要を調査し、それに合わせて記事を書くべき

原因4:記事数が少ない

解決策→最低でも50記事を書いて様子を見るべき

原因5:記事を書き始めたのが直近3ヶ月以内

解決策→新たな記事を書きながら時間が経つのを待つべき

原因6:アクセス解析ツールの設定ミス

解決策→アクセスが正しく表示されているか確認すべき

思い当たるものを探し、1つずつ改善していけば、必ずアクセスは増えていきます。ぜひ、負けずに進んでいってくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

関連ページ