こんにちは、武藤です。
メルマガを始めるとき、多くの人が配信頻度で迷います。
毎日送るのが良いのか、週に3日程度が良いのか。あるいは、週1日程度が良いのか・・・。
僕も、最初はとても迷いました。そこから、さまざまな人のメルマガを参考に、試行錯誤を繰り返しました。
この結果、メルマガの理想的な配信頻度を見つけることができました。これにより、商品の売り上げも右肩上がりに伸びています。
今回の記事では、僕が何年も試行錯誤して辿り着いた、メルマガの理想的な配信頻度について全公開します。
記事の内容を動画でも話しました。中央の再生ボタンを押してご覧ください。
理想のメルマガ配信頻度
結論から言うと、メルマガの配信頻度は高いほど良い。
月に1回送るよりも、週に1回送る方がいい。週に1回送るよりも、週に3回送る方が良い。週に3回送るよりも、毎日送る方が良い。
心理学の世界に、「ザイオンス効果」というものがある。これは、接触回数が多い相手にほど、興味や好感を抱きやすくなるという心の作用のこと。
例えば、週1回の習い事で会う人より、週5日を一緒に過ごすクラスメイトの方が仲良くなりやすい。
一度見たときには興味が湧かなかった広告でも、何度も見ると興味が湧いてくる。
初めて見たときは何も思わなかった芸能人でも、テレビで繰り返し見るほど好きになってくる。
メルマガも、高い頻度で送るほど、興味や好感を持ってもらいやすくなる。そして、商品も売れやすくなっていく。
メルマガで好感や信頼を得るための前提
先ほど書いたように、配信頻度が高いほど好感や信頼を得られる。しかし、これには「ある前提」が存在する。
この前提が欠落していると、逆に読者から嫌われてしまうことになる。
その前提とは、メルマガで基本的に商品の宣伝を行わないこと。
商品の宣伝は、配信全体の1割程度にとどめる。そして、残りの9割では、読者にとって役に立つ情報だけを無料で配信する。
僕はこれを、「1:9の法則」と勝手に呼んでいる。メルマガの内容における、「宣伝:その他」の比率を、1:9のバランスで保つのだ。
実際、僕もほぼ毎日という頻度でメルマガを配信している。だが、それによって大量に配信を解除されてしまうということはない。
むしろ「毎日メルマガが届くのが楽しみで仕方ありません」というメッセージまで頂くほどだ。
なぜこのように感謝をされるかというと、役に立つ情報を無料で配信するからだ。
例えば、僕が運営しているメルマガの1つに、ミュージシャンを対象としたものがある。
この中で、僕はほとんどセールスをしない。
普段は「ライブで緊張しない方法」「初心者のための作詞講座」など、役に立つ情報を日々配信し続けている。
このため、毎日メルマガを送っても感謝をされる。頻度が高いほど、好感や信頼を寄せてもらうことができる。
あなたも、読者にとって役に立つ情報とは何かを考えて、配信を行ってほしい。
そうすれば、頻度が高いほど読者から感謝され、それに比例して商品も売れるようになる。
現実的なメルマガ配信頻度
ただ、初心者が毎日という頻度でメルマガを送るのは大変だ。最初はなかなか筆も進まないし、ネタを考えるのにも苦労するだろう。
そこで、最初は週1回の配信から始めてほしい。そして、それに慣れてきたら、週2回や3回と頻度を高めていく。
良くないのは、極端に間が空いてしまうことだ。間があくほど、読者はあなたに対する興味や好感を失っていく。
最悪、「この人は誰だっけ?」「こんなメルマガを読んでいたかな?」と、存在まで忘れられてしまう。
これを防ぐためにも、最初は頻度が低くても良いので、定期的に配信をすることだけは心がけて欲しい。
読者全員を納得させる配信頻度
ここまで、メルマガの理想的な配信頻度について書いてきた。
ただ、1つだけ覚えておいてほしいことがある。それは、「読者によって配信頻度に対する感じ方は違う」ということ。
例えば、メルマガを週3日という頻度で配信する場合を考える。
このとき、「週3日なんて多すぎる」と感じる読者もいる。逆に、「週3日では少ないので毎日読みたい」と感じる人もいる。
また、同じ内容を送っても「面白い」と感じる人もいれば「つまらない」と感じる人もいる。
こればかりは個人の価値観であるため、仕方がないことだ。
あなたはこれから、読者から「もっと配信頻度を高めてほしい」と言われるかもしれない。あるいは、配信頻度を減らすことを求められるかもしれない。
このようなとき、多くの配信者は混乱してしまう。しかし、「読者全員を納得させられる配信頻度など存在しない」ということを思い出してほしい。
メルマガの配信頻度:まとめ
ここまで、メルマガの配信頻度について話してきました。まとめると、次の通りになります。
・配信頻度が高い方が好感や信頼を得やすく、商品の売り上げにも繋がりやすい
・初心者は週1程度の配信からスタートし、徐々に頻度を上げていくと良い
・読者全員を納得させる配信頻度など存在しないので、そこは諦めるべき
今回紹介した点を意識するだけでも、メルマガからの売り上げはかなり飛躍します。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。