ブログはオワコンと言われる理由!2019年には時代遅れ?

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こんにちは、武藤です。

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2019年頃から、「ブログはオワコン」と言われるようになりました。オワコンとは、「終わったコンテンツ」の略称であり、「時代遅れ」という意味です。

この言葉を聞いて、不安になる人は多いです。特に、ブログへの挑戦を考えていたり、すでに書いていたりする人は焦りを感じるものです。

しかし結論から言うと、ブログは決してオワコンではありません。2019年現在も、資金のない個人が感謝されながら、大きな収入を獲得することが可能です。

今回は、ブログがオワコンではない理由を解説します。また、「ブログは時代遅れ」と言われる本当の理由もお伝えします。

記事の内容を動画でも話しました。中央の再生ボタンを押してご覧ください。

2019年現在もブログは時代遅れではない

2019年現在も、ブログはオワコンではありません。僕は2012年頃からブログを書いていますが、アクセス・収入ともに伸び続けています。

以下のグラフは、僕が最も古くから運営している音楽ブログにおける、過去3年間の訪問者数推移です。

オワコンどころか、右肩上がりに成長していることが分かると思います。他に運営しているブログも、同様に育ち続けています。

また、僕がアドバイスをしてブログを新たに始めた人たちも、しっかりと成果を出し始めています。

このように、2019年現在でも、ブログは決して時代遅れではありません。個人が大きな収入を得られる手段として、魅力的な選択肢として存在し続けています。

ブログがオワコンと言われる本当の理由

それにもかかわらず、2019年頃から「ブログはオワコン・時代遅れ」と言う人が増えてきました。これには、主に3つの理由があります。

危機感を煽り、他の稼ぎ方を売るため

「ブログはオワコン」と発言する人の多くは、ブログ以外の稼ぎ方を販売することが狙いです。具体的には、YouTubeやSNSなどの教材購入や、有料セミナーに誘導しようとします。

ブログに興味があったり、現在書いていたりする人はたくさんいます。「ブログは時代遅れだ!」と言えば、彼らの注目を集め、危機感を煽ることが可能です。

不安な心理状態を作り出した上で、「ブログに代わる新しい稼ぎ方があるんですよ」と紹介するわけです。そして、有料の教材やセミナーに誘導します。

例えば、2019年に「ブログはオワコン」と主張したある有名な人は、高額な「YouTube動画で稼ぐ教材」を販売しています。

重要ポイント

「◯◯は時代遅れだ」というメッセージは、「◯◯以外のやり方」を売るための常套手段である。

例えば、「メルマガはオワコン」と発言し、LINEで稼ぐ教材を販売する人がいます。あるいは、「Facebookは時代遅れ」と発言し、Instagramのセミナーを開催する人もいます。

このように、「ブログはオワコン」というメッセージを発する人は、他の稼ぎ方を売ることが目的です。「この人は別の何かを売りたいだけではないか?」という視点で、発信者を冷静に観察してみてください。

稼げないのをブログのせいにするため

単に自分が稼げなくなったという理由で、「ブログはオワコン」と言う人も多いです。

日本にブログという文化が定着したのは、2000年代の前半のことです。当時はブログの数自体が少なく、読者の目も肥えていませんでした。このため、次のようなことが可能でした。

・全くの素人が独学で人気ブログを構築する

・明らかな嘘をついて、詐欺に近いような商品を紹介する

・スパム行為や小手先のテクニックを使い、大量のアクセスを集める

しかし、2019年現在ではブログの数が増え、読者の目も肥えてきました。よって、上記のような手法を取ってきたブロガーは、ほとんど稼げなくなってきています。

ただ、これはブログが時代遅れなのではなく、本人の手法が時代遅れなだけです。それにもかかわらず、「自分は悪くなく、ブログ自体が時代遅れなのだ」と、責任転嫁をしようとする人は多いです。

2019年現代でも、読者のことを考えた記事をコツコツ投稿すれば、大きな収入を実現できます。オワコンなのはブログではなく、「小手先のテクニックや、詐欺的な手法で稼ぐブロガー」の方です。

このように、稼げなくなった原因が自分であることから目を背け、「ブログはオワコン」と叫ぶ人もいます。

動画を中心とするサービスが増えたため

ブログがオワコンと言われる理由に、動画や画像を扱うサービスが台頭したことがあります。このため、「文字が中心のブログは時代遅れなのでは?」と心配する人が増えてきたのです。

2019年には、短い動画を共有できる「Tiktok(ティックトック)」や、画像を中心とする「Instagram(インスタグラム)」が大きく普及しました。

このうち、最も代表的なのが動画共有サービス「YouTube(ユーチューブ)」です。YouTubeは、世界第2位の人気サイトに成長しており、誰もが知る存在となっています。

ブログと比較すると、動画は非常に情報量が多いです。文字だけではなく、動き・表情・音声などを伝えられます。文章を読むよりも疲れず、楽に見ることもできます。

僕も、YouTubeに動画をアップロードしています。投稿や視聴を通じて、その魅力は十分に理解しているつもりです。

ただし、動画には弱点もあります。それは、視聴にまとまった時間が必要なことです。例えば、15分の動画を視聴するには、15分の連続した時間が必要となります。

ブログであれば、必要な部分だけをさっと読むことができます。しかし、動画ではいつ何が語られるのか分からず、それができません。よって、かえって煩わしさを感じる人もいます。

また、音声を聴ける環境も必要です。2019年現代では、携帯電話でネットを閲覧する人が大半です。よって、外出先や移動中であり、それが叶わない視聴者も多いです。

このように、必ずしも動画の方が優れているわけではありません。むしろ、ブログにも独自の良さが存在するのです。

ここで説明したように、動画を中心とするサービスが台頭してきたことも、「ブログはオワコン」と言われる理由の1つです。

ブログはオワコンだから他の方法もやるべき?

「ブログはオワコン」という言葉を聞いて、他の方法に手を出す人は多いです。ブログだけでは不安なため、動画や他のSNSにも注力するのです。

僕も2019年頃から、次のような相談をされることが増えてきました。

・ブログだけではなく、動画も投稿した方が良いでしょうか?

・ブログだけではなく、Twitterもやった方が良いでしょうか?

・ブログだけではなく、Facebookも使った方が良いでしょうか?

ただ、すでにブログで大きく稼いでいる人を除くと、これはおすすめできません。なぜなら、1つ1つに使える時間が減少し、どれも成果が得られない可能性が高いからです。

時間が分散してどれも成果が出ない

ブログに限らず、インターネットですぐに稼げる方法は存在しません。動画を投稿しようが、SNSを使おうが、全く収入を得られない時期が続きます。

ただ、努力を積み重ねていくと、ある日突然成果が生まれます。努力と成果の関係性をグラフにすると、次のようになります。

しかし、多くの方法に手を出すほど、1つ1つにかけられる時間が減少します。結局、どれも成果を出すのに必要な努力量を確保できず、1円も稼げずに終わる可能性が高いです。

下のグラフで言えば、赤く印をつけた部分で終わってしまうのです。

特に、まだブログで大きな収入を得られていない段階で、他のものに手を出すのはオススメできません。最初は1つの手法に集中し、そこに最大の時間を投入することが、最短で成果を出す近道です。

このように、多くの手法に手を出すほど、1つ1つに使える時間が減少します。この結果、どれでも稼げないまま終わってしまう可能性が高いです。

ブログの内容を話す動画はオススメ

ブログと他の方法を並行する場合、おすすめできる方法が1つだけあります。それは、「記事に書いた内容を話してYouTubeに投稿すること」です。

僕が投稿している動画も、ブログに書いた内容をそのまま話しているだけです。それにもかかわらず、新たな層を集客することに成功しています。

これなら、新たに動画のネタを考える必要もありません。数時間かけて書いた記事でも、話せば15分ほどに収まる場合も多いです。ほとんど時間を使わずに、ブログ以外の収入経路を確保できます。

また、高価な撮影機材や知識も不要です。僕の場合、動画の撮影や編集は、1台のスマートフォンだけで行なっています。

例えば、次のようにノートパソコンの上にスマホを置いて撮影を行います。

胸から上を映し、画面に向かって話すだけで収録ができます。編集も、スマートフォンの無料アプリで、前後をカットするだけです。

すると、次のような「話す動画」が完成します。

また、必ずしも自分の顔を出す必要もありません。無料の「Google スライド」や「パワーポイント」でスライドを作成し、そこに声を吹き込むことで、情報を伝えることも可能です。

このように、ブログに書いた内容を話す動画を投稿することがオススメです。これにより、あまり時間をかけることなく、新たな収入の経路を作れます。

まとめ:ブログはオワコン・時代遅れ?

今回は、ブログがオワコン(時代遅れ)なのかどうかや、そう言われる理由を解説してきました。

2019年現在も、ブログは決してオワコンではありません。それにもかかわらず、「ブログはオワコン」と言われる理由は、次の通りです。

・ブログに興味がある人や、書いている人の危機感を煽り、「ブログ以外の稼ぎ方」を売ろうとする人がいるため

・自分が原因で稼げなくなってきたブロガーが、「ブログそのもの」に責任を押し付けているため

・2019年頃から、動画や画像を中心とするサービスが大きく普及したため

ブログは依然として、資金のない個人が、感謝されながら大きな収入を得られる手段です。僕もこれからも続けていくし、あなたにも自信を持ってオススメができます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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