20代女性は起業できる?何から始めるべきか分かりやすく解説!

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こんにちは、武藤です。

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起業・開業を考える20代の女性は多いです。ただ、「20代の自分に起業できるだろうか」と不安になったり、「何から始めれば良いかわからない」と迷ったりする人が大半です。そして、実際に起業をする前から、諦めてしまうことになります。

実際のところ、20代の女性が起業をすることは十分に可能です。正しい手順で進んでいけば、大きな成功を手にすることもできます。

今回は、20代の女性が起業できる理由と、何から始めれば良いのかについて解説します。

20代女性が起業できる理由

起業をするとき、「20代の自分には難しいのではないか」と思ってしまう女性は多いです。その気持ちは、とてもよくわかります。

しかし実際には、20代での起業は不利ではありません。これには、4つの理由があります。

起業の成功と社会経験は無関係だから

20代の女性は、就職してからあまり年数が経過していません。あるいは、専業主婦やパートである場合もあります。このため、「起業するには社会経験が少なすぎるのでは」と心配する人は多いです。

しかし、実際には起業の成功と、社会経験の多さは関係ありません。

例えば僕の場合は、社会経験が一切ありません。学生時代に起業し、卒業後も就職せず続けています。それでも、問題なく大きな結果を出せていますし、他にも同様の人がたくさんいます。

逆に、何十年も社会人経験を積んでから起業したものの、全く結果を出せない女性もいます。これまで10代から60代まで、幅広い女性起業家の相談に乗ってきました。その経験からも、起業の成功と社会経験は無関係だと断言できます。

この理由としては、「従業員と起業家に求められるものは全く別だから」ということがあります。起業家には、起業家に求められる特有の知識や思考があり、それを新たに身につけていく必要があります。

このように、起業の成功と社会経験は関係ありません。それよりも、起業の成功に必要な知識を学び、適切な努力をしていくことの方が大切です。

資金がなくても起業できるから

20代の女性が起業へ不安を感じる原因に、資金の問題があります。

20代は、会社員でも給料が安く、お金が貯まりにくいです。学生や主婦も、資金に余裕がある人は皆無です。このことから、20代での起業は難しそうだと感じる人は多いです。

しかし、今の時代は資金をかけずに起業できる時代です。なぜなら、インターネットが普及しているからです。パソコンやスマホさえあれば、ほとんどお金をかけずに宣伝を行い、サービスまで提供することが可能です。

例えば、ブログやSNS、YouTubeを使うことで、どこに住んでいても全国に向けた宣伝ができます。そして、無料で使えるテレビ電話やチャットなどのアプリを使うことで、遠く離れた人へもサービスを提供できます。

よって、資金の問題は全く心配ありません。僕も、最初にビジネスを始めた頃は高校生でした。パソコンやネットが得意だったわけではありませんが、1つずつ勉強していき、前進していくことができました。

このように、資金をかけない方法を勉強すれば、20代女性が起業することは難しくありません。

失敗という概念が存在しないから

20代女性が起業を諦める原因に、失敗への恐れがあります。「もしこうなったらどうしよう」と不安になり、踏み切れないのです。

例えば、次のような不安があります。

・収入が途絶えてしまったらどうしよう

・事業が失敗して、借金を抱えたらどうしよう

ただ、こうした失敗の確率は、ゼロにすることができます。

例えば、お金のかからない方法で起業すれば、借金を抱える必要すらありません。僕は起業して10年以上になりますが、誰からもお金を借りたことがありません。

収入が途絶えるのが怖いのならば、副業から始めればOKです。会社が副業禁止でも、一定額を稼ぐまではバレようがありません。そして、ビジネスで収入を得られることを確認してから、会社をやめれば良いのです。あるいは、他にアルバイトをするという選択肢もあります。

起業における失敗は、工夫次第でいくらでも回避できます。もし1円も稼げなくても、作業にかけた時間を失うくらいで済みます。よって、そもそも起業に失敗は存在しないのです。

このように、考えられる失敗を回避できることも、20代女性が起業できる理由の1つです。

起業経験のない人の反対意見は参考にならないから

20代女性が起業を諦める原因に、周囲の反対があります。「無謀なのでは」「今のまま会社で働いた方が良いのでは」と言う人が必ずいます。このような意見を聞くと、「やっぱり難しいのかな」と思ってしまう女性が大半です。

しかし、反対意見を言われたときに、考えるべきことがあります。それは、「この人は起業したことがあるのだろうか」ということです。おそらく、起業経験がないのに、反対してくる人が大半だと思います。

人間は、自分が知らないことや、体験したことがことないものを恐れます。そして、その危険性を、実際よりも大きく見積もります。よって、心の底からあなたのことを心配し、反対してくるのです。

しかし、やったことがない人の意見ほど参考にならないものはありません。なぜなら、知識や経験などなく、イメージで語るだけだからです。

起業経験のない人が語る起業は、旅行したことがない人が旅行を語ったり、恋愛をしたことがない人が恋愛を語ったりするようなものです。よって、1つもあてになりません。

このように、起業経験のない人に反対されたからといって、20代女性が起業を諦めるべきではありません。

20代女性が起業する際にやるべきではないこと

20代の女性が起業するとき、何から始めれば良いでしょうか。このとき、最初の行動を間違えてしまう人は多いです。この結果、必要のない遠回りをしてしまう人が大半です。

これを避けるためにも、「起業する際にやるべきではないこと」を押さえておいてください。

起業のための勉強をする

20代の女性が起業するとき、避けるべきことに「起業のための勉強」があります。

「起業のために勉強しているんです」と言う人は多いです。起業をする前に、税金やマーケティングなどの本を読んだり、セミナーに出席したりします。

ただ、勉強は起業をしてからするべきです。なぜなら、本当に必要な知識は、実際にビジネスを動かしてみないと分からないからです。

僕の場合、最初は「音楽イベントの企画」で起業しました。ただ、実際にやってみると、お客さんの集め方が分かりません。そこで、本やネットで情報を集め、集客のやり方を調べていきました。

調べてみると、どうやらブログが良さそうです。しかし、どのようにタイトルをつけたり、文章を書いたりすれば良いか分かりません。そこで、初めてブログに関する勉強を開始しました。

このように、実際に起業をしてみて、必要に迫られてから勉強をすることが大切です。起業をする前に勉強をしても、それが本当に必要になるかは不明です。

起業する前の勉強に時間やお金をかけても、「この知識は必要なかった」と後で気づくことも多いです。よって、勉強してから起業するのではなく、起業してから勉強をするという姿勢を持ってください。

資格の取得を目指す

20代の女性が起業するとき、避けるべきことに「資格の取得」があります。

起業をするとき、その分野に関する資格を取ろうとする女性は多いです。例えば、「英語を教えるために、英検やTOEICの勉強をする」「美容関連のビジネスをするためにメイクアップの資格を目指す」などです。

確かに、その分野に関する資格を持つことで、起業が成功しそうに思えます。しかし、そんなことは全くありません。

資格を取るのに膨大な時間とお金を費やし、ようやく起業して初めて気づくことになります。「全くお客さんが集まらない…」と。

資格があっても、あなたの存在が知られていなければ仕事をもらえません。また、売り方に説得力がなければ、信頼してもらうことはできません。

資格取得の時間とお金があるなら、集客や販売の仕組み作りに使った方が、何倍もの売り上げに繋がると断言できます。

そもそも、資格は誰でも発行することができます。起業を目指す人をターゲットに、使えない資格を発行し、会費や検定料で稼ぐ業者は非常に多いです。彼らは、「この資格さえがあれば起業で成功できますよ」という見せ方をします。しかし、そのような資格など存在しません。

このような「資格ビジネス」に騙されると、膨大な時間とお金を失うだけで終わります。よって、こうしたものを真に受けないようにしてください。

20代女性が起業する際にやるべきこと

それでは、起業する20代の女性が本当にやるべきことは何でしょうか。ここからは、2つの重要なポイントをお伝えします。

「ビジネス」に勉強と行動を集中する

起業においては、「ビジネス」に勉強と行動を集中することが大切です。つまり、お金を稼ぐ仕組みを作ることだけに、意識を向けるのです。

新たなビジネスを立ち上げるには、大きく次の3ステップが必要となります。

STEP1:ターゲットとなるお客さんを決める

STEP2:集客を行う

STEP3:商品を販売する

よって、持てる時間とお金のすべてを、ここだけに振り向けてください。なぜなら、お金を稼ぐ以外のことは、いくらでも専門家に任せることができるからです。

例えば、起業が軌道に乗った後は、税金の知識が必要になります。ただ、これを自分で勉強する必要はありません。税理士と契約すれば、すべてを任せられるからです。

あるいは、契約書が必要になったとします。これも、ゼロから法律を勉強し、完成させる必要はありません。弁護士に依頼すれば、完璧に仕上げてくれます。

確かに、仕事を依頼すればお金がかかります。しかし、料金は想像よりもずっと安いです。それでいて、ゼロから税制や法律を学ぶよりも、遥かに時間を短縮できます。空いた時間をビジネスに使えば、支払った何倍もの金額を売り上げられます。

よって、女性起業家は「ビジネス」に関する部分に集中すべきです。他の部分は専門家に任せられますが、ビジネスを動かすのは起業家のあなたしかいません

このブログでも、ビジネスに必要な知識を大量に公開しています。ぜひ、こちらも活用してみてください。

すでに成功している人から教えてもらう

20代の女性が起業する際は、すでに成功している人から教えてもらうことが大切です。個人を対象としたビジネスのスクールや、コンサルティング(相談)サービスを利用すると良いです。

書店やインターネットを利用すれば、起業に関する情報を得ることができます。よって、「独学でも成功できるのでは」と考える人は多いです。

しかし、これらの情報はあくまで「たくさんの人」に向けられたものです。よって、次のようなデメリットが残ります。

・上手くいかないことや、分からないことを質問をすることができない

・自分の行動が正しいのか、客観的にチェックしてもらうことができない

・自分のやりたいビジネスや、個性、環境にあったアドバイスがもらえない

このため、不要な遠回りをしたり、途中で挫折したりする原因となります。しかし、成功している人に教えてもらえば、すべて一瞬で解決できます。

確かに、教えてもらうのにはお金がかかります。しかし、指導を受けることで起業が成功すれば、その何倍もの収入を獲得できます。よって、損をするどころか、得をすることになります。

僕も、起業当初はすべて独学で取り組んでいました。その結果、次のようなことを経験しています。

・起業から2年間で100万円近い赤字を作ってしまった

・1年半かけて200以上のブログ記事を書いたが、成果を出せずゼロから書き直した

その後、成功している人から習うことで、ようやくビジネスを軌道に乗せることができました。

あなたも、「この人だ!」という人がいたら、迷わず指導を受けるようにしてください。正しい指導者と出会い、努力を重ねることが成功への近道です。

まとめ:20代女性の起業

今回は、20代の女性が起業できる理由と、何から始めれば良いのかについて解説してきました。

20代女性が起業できる理由は、次の4つです。

・社会経験が少なくても、起業で成功することは可能なため

・インターネットを正しく活用することで、お金をかけなくても起業が可能なため

・起業の失敗リスクは、工夫によっていくらでも回避できるため

・起業経験がない人たちの反対意見は、全く参考にならないため

また、起業する前から勉強をしたり、資格を取得したりするのは成功に繋がりません。それよりも、いち早く動き出すことが大切です。

すでに成功している人の指導を受けながら、「ターゲットを決める」「集客する」「商品を販売する」の3つに集中して取り組んでください。

このブログでも、起業を成功させるために必要な知識を公開しています。ぜひとも、参考になれば嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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